【2022/11/13追記】
※本日記のオリジナルは2020年8月30日に投稿したものだが、ハウジングの仕様変更に合わせて内容を随時更新する形にしたFF14におけるハウジングの歴史を
「FF14ハウジング史」としてまとめてたが、ハウジングに興味をもった新規プレイヤーが土地がなかなか買えないとか設置数制限で思うようなハウスが作れないとなるとハウジングの仕様について「もっとこうしたらいいのに!」という考えを持つ事もあるだろう。
もちろんそうした疑問は当然多くのプレイヤーがずっと前から訴えてきた。それでも実現できないのはそれなりの理由があるからで古参プレイヤーの個人的見解も含めて考えられる範囲でまとめてみた。
FF14ハウジングのよくある疑問ハウス内からコンテンツに行った帰りに外に追い出されるのどうにかならない?これはパッチ2.2まではハウス内に帰ってくる仕様だったのだ。
なぜ仕様変更になったかというと、だれも居ないハウスをサーバー上で維持するにはサーバーのメモリが必要で、その部分をケズってでも省メモリ設計にしていかないと拡張区の追加はできないからというような内容のことを
吉田Pが言っていた。
宿屋でログアウトからログインするように対応するのは難しいと
河本Dも言っていた。
【修正】パッチ2.4での変更だと思っていましたが2.2でした。調度品の設置数もっと増やせない?ハウジングで内装を楽しんでいる人には特に切実な要望である設置数の上限解放だがおそらく今が限界だろう。フォーラムには、L宅で上限に近い設置するだと家具がちらつくという不具合報告が「仕様」に分類されている。つまり今L上限の400個をすべて同じ画面で表示することはできず近くにない家具は非表示にするしかない、ということだろう。
狭いエリアに家具が集中するのが問題であり家具を浮かせて重ねたりなどをやらなければ現状の設置数でも大きく問題はないと思う。家具の浮かせ重ねはサーバーの処理に影響がない範囲ではプレイヤーのプレイ自由度を尊重して黙認されているが、それに対応して設置数を上げることを求めるのは運営に酷というものではないだろうか。
庭具の設置数はなんで全然増えないの?調度品についてはこれまでも何度か設置数の上限を増やしていたが、庭具に関してはハウジングリリース当初から1回も増えてない。
重ねや浮かせなどは庭具ではできないがそんなことしなくても全然足りない。
ハウジングエリアはハウス内と違って1つエリアのリソースをすべてのハウスの庭具で共有している形になるので、ハウス内ほど自由にはできないのだろう。
個人宅の撤去タイマーはハウスメイトの出入りで止まるようにならないの?個人宅はハウジングシェア機能でハウスメイトを3名まで追加できる。
ハウスメイトは権限設定によって家具の設置など家主と同じように遊べるが、家主がインしなくなった場合にハウスの維持や引き取るようなことは出来ない。
(FCハウスはFCメンバーの誰かが入れば維持できるし、FCマスターの移譲も出来る)
家主が何かしらの事情でFF14を離れてしまっても2人の思い出のハウスを維持したいと思う人もいるだろう。
だがこれを認めてしまうと仕組み上転売が出来てしまう。ハウスの維持だけでも最終的に持ち主しか使えない機能がある以上どこかで限界はくるだろう。
個人ハウスは共同利用していようがシステム上はあくまでオーナーの物で、オーナーが維持できなくなったらそこで終わってその土地はまた次のオーナーに活用されていくのが定めなのだろう
土地の購入は早いもの勝ちじゃなくて抽選とかに出来ないの?抽選にすると、複数アカウントを用意できる業者が有利になったりそこまで購入意向の強くなかったプレイヤーもダメ元で入札したりするので競争が激化する。
早い者勝ちはまだプレイヤーに努力の余地があるが、完全に抽選にすると本当に手に入らなくなるだろう。
補償金を取ったりする案もあるが、プレイヤーに返さなければいけない資産を預かるのはけっこうデリケートな問題なので簡単にはいかないだろう。
個人的には土地の開始価格を即買いするのが難しい価格まで上げて時間と共に急激に下がる中で他のプレイヤーとどのタイミングで買うか競うという当初の方針がちゃんと機能する方がシンプルで、ゲーム内の努力が反映されるまっとうな仕組みになると思う。
【2022/11/13追記】パッチ6.1でハウジングの
抽選販売が追加された。
販売時にシステムが土地代金を預かり当選しなければ返却する方式で初回の抽選では
大きな不具合もでた。
従来の先着方式と抽選方式は区画単位で切り替え可能だが最初のエンピレアムの土地販売ではすべての区画で抽選方式が採用された。
運営としては今後抽選方式を中心にする方向性らしい。
過密ワールドの土地が足りなくて過疎ワールドの土地が余っている時に過密ワールドの土地だけ増やせないの?現在は人口平準化施策の効果でそれほどワールド間での格差はないが、一時期は
同データセンター内でも5倍くらい開いた時期もあった。
当然過密ワールドの土地は完売し、過疎ワールドの土地は余りまくっている状態になる。
その空いている土地のリソースを過密ワールドに回せ、という声が上がるのは当然だろう。
ただ過密で需要が高いからとリソースを回していくとパーティ募集などで不利になりがちな過疎ワールドの利点を無くしていくことにもなるので人口格差に拍車をかけることになる。
また管理上も人口の偏りに応じてワールドの設定を変えて管理するより、人口の偏り自体を抑制する方向の方が理に適っている。
ということでクロスワールドパーティ募集やワールド間テレポといった機能追加や優遇ワールドでの新規キャラクターの経験値ブーストなどのワールド人口平準化施策を実施したことによって現在は人口格差の問題は概ね解消され「過疎ワールドのリソースを回せ」みたいな声が上がることはほとんどなくなった。
整備中の土地はなんで引っ越しだとすぐ買えるようになっているの?引っ越しをすることで元の土地が空くので土地不足という点では問題がないと考えているのだろう。
また、MやLの土地を狙う人にもステップアップとして不人気なSハウスの需要がでてくる。
個人的には整備明けを待つプレイヤーを横目に引っ越しする人に奪われる悔しさはよくわかるので引っ越しも整備明けまで買えないようにして良いと思うが・・・
【2023/1/3追記】パッチ6.1の抽選販売導入により抽選販売区画の整備中の土地の引っ越し購入が不可能になった。土地の転売は取り締まらないの?ハウジングの土地の転売目的の所持はNGと吉田Pから過去に回答は出ている。
ただ転売目的かを確認するのは非常に困難だ。
放置していれば転売目的ということはないしパーティ募集やチャットで通報されるくらいなら外部サイトやサービスで取引してしまうだろう。
また転売目的ではなかったが使わなくなったのでフレンドに譲渡したいというのも第3者から見れば転売とそう変わらないように映るだろう(転売ヤーがそう装うことも含めて)。
結局パーティ募集やシャウトを使うようなあからさまなものでなければ取り締まることは難しい。
なのでパッチ4.2から導入された売却後の土地の整備など確実に相手に譲渡できる手段を潰すしかなくなる。もちろん転売目的でなくフレンドにハウスを譲りたいという要望もかなえられなくなる。
ただ現在は引っ越しなら整備中の土地でも買えるのでL土地,M土地やSでも利便性の高い人気区画などは相手がSハウスなどを持っていれば譲渡は可能だ。
可能であるというだけで、購入者は最低限Sハウスを持っている必要があり、人気のLハウスやMハウスを転売ヤーが確保するというのも一苦労なので実態としてそれが問題になるようなことになっていないのだろう。
実際に問題にあがればその内整備中の土地の引っ越しも制限されるかもしれない。
【2023/1/3追記】パッチ6.1の抽選販売導入により抽選販売区画の整備中の土地の引っ越し購入が不可能になった。仕組み上は先着順区画では可能だが現在先着順区画はなく、実質的に個人宅の土地取引は不可能になった。FCの譲渡は可能なのでFCの土地転売は現在でも可能だ。1アカウントで複数持てないはずの土地を複数もっているプレイヤーがいるのはなんで?制限が追加されるまでは正規の方法で入手できたものなのでそれを運営都合でプレイヤーから取り上げるのは消費者に対する不利益変更なのでいろいろ問題になるのだと思う。
個人的には栽培やエアシップボイジャーなど金策に繋がる要素をハウジングに絡めてしまったのが問題の根っこだと思う。内装が趣味で作品として沢山展示したいという人もいるだろうが、そういう趣味的な要素よりも、持てば持つだけ有利になるという方が複数持ちのモチベーションになってしまうと思う
ハウジングの撤去タイマーはいつ再開されるの?広域災害など、FF14を長期間プレイできなくなったプレイヤーの救済措置としてハウジングの撤去タイマーを止めることがしばしばある。
現在は世界的な新型コロナウィウスの影響で
3月27日から停止中だ。
被害の状況は国、地域、人で様々なので運営もなかなか「もういいだろう」とは言いにくいと思うが、土地が空くのを待っているプレイヤーにとっては、チャンスがずっとなくなるのでなんとかしてほしいところ。
現在はデータセンター単位でハウジング撤去タイマーを停止するしか手段は無いが、理想的にはスクェアエニックスアカウントのアカウント情報に登録している住所を見て、そのアカウントのキャラクターのタイマーだけ止めることができれば被害救済とハウジングの土地空きを待つプレイヤーの救済を両立できるのにな、と思っている。
難しいだろうけど。
【2022/11/13追記】新型コロナウィルスによる停止はパッチ5.4で再開されたが現在は東欧の戦争問題のため停止中【追記】Sハウスやアパルトメントの家具設置数は増やせないの?1エリア内のオブジェクト数に依存する限界のある各ハウスの庭具設置数や、Lハウス内の家具設置数は物理的な制約だとしても、Sハウスやアパルトメント内の家具設置数は何か物理的な制約があって増やせないのだろうか。
ハウス内が常時展開されている状態であれば1ハウスのオブジェクト数を抑えないといけないが、人の居ないハウスはサーバー上のメモリから消えているのでそういうことでもないだろう。
FCハウスの個人部屋の部屋数の上限512もほぼ無制限(FCの人数上限と同じ)だし、アパルトメント1棟あたりの部屋数も、スカスカになるのが嫌だから抑えているけど足りなければすぐに増やせると言っていた。土地持ちのハウスと違って撤去タイマーもないのは、使わない状態でデータだけある状態でもリソースの再利用が必要な状態ではないと考えられる。
ではなぜ増やせないかというと、LハウスやMハウスのレアリティの確保の問題以外の理由はちょっと考えられない。
Lハウスの設置数の上限は物理的に制約されるのが前提として、Mハウスの価値はそれより抑えないとゲームの目標、つまり「やりがい」にならない。
S→M→Lのグレードに応じた広さ、その広さに対してハウス内の家具の密度をある程度揃えた上での設置数を考えた上での上限、つまりLハウスやMハウスのレアリティのため。
なのでLやMのハウス数を増やせないから満たせない需要をSハウスやアパルトメントの価値を挙げることである程度カバーしようという方向はアリだと思う。
ただSやアパルトメントでは満足できない理由が本当にそれなのか。ゲーム内で周りから「すごい」って思われる自慢要素を無くす方向での格差是正が本当に良い結果を生むのかは単純ではないだろう。
【2022/11/13追記】個人宅の抽選にまったく当たる気がしないのだがパッチ6.1から導入されたハウジング土地の抽選販売だが、土地が欲しい人に対して土地の数が足りてない状態なので人気の土地では応募が集中する。
抽選の応募は買えるギルさえあればハウス持ちの人でも応募できるので、人気物件にはダメ元で抽選応募する人もいてさらに競争率が上がる。
抽選は区画ごとにFCハウス用、個人ハウス用と分かれていて運営的には1つの土地で複数のプレイヤーが楽しめるFCハウスを優先に割り当てているので個人用の区画の土地は少ない。
つまり、MやLで個人ハウスを持とうとするともはや100倍や200倍あたりまえ状態になる。
抽選の性質上仕方がないことではあるのだが・・・
土地の取得が先着だった頃は、新区画追加のパッチ明けと共にログイン競争よーいドンの勝負だった。
もちろんライバルはいるがダメ元応募するような人が居ない分は競争相手は少なかった。
ハウジング土地問題の論調としては抽選=平等、先着=外部ツール利用者が有利で不平等という流れになっている。
ただ、外部ツールが有利なのは長期不在などで撤去された土地の整備明けのサインボードぽちぽち競争の部分で、新区画追加時のログイン競争では外部ツール有利というようなことはない。
同じ先着ルールだが新規追加の時と整備明け待ちの時では競争環境が異なるという点はなかなか論点として出てこない。
外部ツールを使ってないプレイヤーにとっては新規追加時のログイン戦争の方が努力する余地、工夫する余地がありダメ元で参加するライバルも少ない分有利だ。
個人ハウスがどうしても欲しいという人は新規追加時には先着で、撤去後は抽選になるような区画が導入されるように推していっても良いと思う。
ただ、ログイン競争までしたくない人にとっては可能性がゼロの先着より抽選が良いので全区画抽選派の声は多いだろう。
先着、抽選のどちらにしても買えなかった人から文句は出るし、ややこしい切り替えをするくらいなら抽選の方が平等性という点では文句は付けにくいので運営もそちらに流れがちだ。
結局、本当にLやMの個人ハウスを持ちたくて競争を避けるなら現状は新設のオセアニアDCやデュナミスDCなど人口の少ないところで応募するくらいしかない。
FCのハウスの隣に自分の個人ハウス建てられない?土地が余っていてFC用でも個人用でも買えた時期だと、FCハウスの隣にメンバーの個人ハウスを持つというようなこともできたが、区画の販売がFC用、個人用と分かれてしまった6.1以降はそれが難しくなった。
FC用、個人用の区分は長期不在などで撤去された土地にも適用されるのでFC用となった区画で個人ハウスを持つのは不可能だ。
既存のFCハウスが個人用の区画にあるとか,FC/個人用の混合区画、既存のFC用の区画が個人用に切り替わったりその逆だったりと、そういうケースでチャンスは無くはない。
FC/個人混合区で良い立地を抽選で獲得しようとすると複数メンバーで申し込みできるFCハウスの方が有利だが、FCハウス横のS区画など他の人にとってはそれほど魅力的でないが自分は欲しいというケースならチャンスはあるかもしれない。
以上。ハウジングの土地は、取得できる時に取得しないとなかなか次のチャンスはないので、土地をゲットしたいプレイヤーは新区画追加のチャンスを逃さず備えておいてほしい。
他、あたらしいネタができたら随時追記していく。