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Togane Amayoi

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【咎音ちゃん日記】第10記「神狩りの広域指定冒険団」【FF14二次小説】

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■あらすじ
広域指定冒険団ツトミ組の皆さんは大体好戦的です。

▼この作品はBlog【逆断の牢】、ロードストーンの二ヶ所で多重投稿されております。
Blog【逆断の牢】https://sakatatsunorou.blogspot.com/2020/02/ff14.html




「はぁ~どきどきするなぁ~」

 朝からソワソワした様子で事務所の中をうろうろ歩き回るトガネに、「まぁまぁ、落ち着きなよトガネちゃん」とふんわりした声を掛けたのは、ロビーでマルドティーを啜りながら一息吐いているツトミである。
 事務所にはトガネとツトミの他、サザンソファに腰掛けるツトミの隣にジュンと、先日正式加入してご意見番の地位に納まったカナの、計四人が詰めていた。
「いやぁ~心配するよ~新米二人には荷が勝ち過ぎたんじゃないかって……」
「うちの見立てじゃ、全然問題無いと思うけどね」カナが不思議そうに小首を傾げる。「それに、いざって時にはうちら皆で駆けつける算段整えてるんだから、トガちゃんはもっとどっしり構えてなって」
「それは、そうですけれども……」
 モニョモニョと尻すぼみになっていくトガネに、「そのためにもケーズ君とシエン君の二人を斥候に行かせてるのだろう? 心配性にも程が有ろう」と苦笑を覗かせるジュン。
「そうそう、ケーズ君とシエンさんがいながら、大変な事にはならないでしょ。たぶん」
 ツトミがニコーッと笑いかけてくるのを、トガネは「……そうだね、ちょっと過敏になり過ぎてたかも」と柔らかな微笑を返して、ジュンの隣に腰掛ける。
 トガネが嘆息して、改めて気を揉み出すのを、皆が苦笑を交えながら、実は同じ想いでやきもきし始める――――その、一日前の出来事。
 南ザナラーンのザンラクにて、行商人が運んでいた積み荷――クリスタルが、御者ごと行方知れずになっている、と言う噂を耳にしたタツが、ルクリを伴って調査に出たいと申し出たのが、そもそもの始まり。
 明らかに蛮神に係わる事案であろうと推察した広域指定冒険団ツトミ組の面々は、不滅隊に連絡を入れつつ、二人の力量ならば任せても良いだろうと、新人冒険者である二人――タツとルクリに調査を委ねた。
 そこで不安に駆られたトガネが慌ててケーズとシエンに連絡を取り、二人の後方支援をこっそりしてあげてほしいと、過保護な依頼をお願いした、と言うのが半日前。
 今現在、シエンからリンクパール越しに伝えられる内容自体は不穏な気配が無く、二人が順調に調査を進めている事が判明している。
「そうですよ、二人の力をもう少し信じてあげてください、姐さん!」
 リンクパールが微かな輝きと共にシエンの声を明瞭に吐き出す。これにはトガネも「むむ、ごめん……」と返す言葉が無くなってしまう。
「想定されるのは、蛮神イフリートの降臨だろうからな。我々も何か動きが有り次第駆けつける」挑戦的に口角を釣り上げるジュン。「蛮神であれば相手に不足無し。存分に腕を振るってくれる」
「心強い……!」瞳をキラキラさせるトガネ。「尤もアレだ、蛮神を降臨させる前に、クリスタルさえ奪取できれば事足りるのだけれど……」
「だいじょーぶだいじょーぶ、気楽に行こー、気楽にー」ポンポン、とトガネの頭を撫でるカナ。「蛮神が降臨してもうちらで膾切りにすれば問題なーし!」
「心強い……! って心強過ぎてヤバいよこの組!!」思わずツッコミの手を入れるトガネ。「蛮神相手に強気過ぎるよ!! 猛者しかいないのこの組には!?」
「まぁ……わたしの求心力の成せる業だよね……!」どや顔をし始めるツトミ。
「そうそう、若頭の言う通り」「だよね、若頭はやっぱり分かってる」ジュンとカナが同時にうんうん首肯をし始めた。
「おっかしいなぁ……私が良識人である筈なのに、どう考えても私だけ置いてけぼり喰らってる感じがするんだよなぁ……」
 混乱の状態異常が掛かりそうになっているトガネだったが、そこで不意にシエンの「あっ」と言う不穏な声に、意識がピリッと張り詰めた。
「どうしたシエン君?」ジュンが思わずリンクパールに声を落とす。「報告を」
「えぇーっと……」言い難そうに逡巡した後、シエンは乾いた苦笑を交えて、こう続けた。「タツさんとルクリさん、アマルジャ族に拘束されて、連行されて行きました……」
 ――――瞬間、事務所に名状し難い緊張感が走り抜けた。
「……さて、ウチの組の者に手を出したと言う事は、」鎧を軋らせてゆっくりと立ち上がるジュン。「落とし前を付けさせてやらないと、な?」
「可愛い新人を連れて行くとは、良い度胸してるよね、あの真っ黒族」立ち上がりながら腰に佩いた刀の鍔をチキチキ言わせるカナ。「三枚卸しじゃ済まないかも」
「よーっし、やったれ皆ーっ! カチコミだカチコミだぁーっ!」ノリノリの態で腕を振り上げるツトミ。「広域指定冒険団ツトミ組と真っ黒族の抗争だぁーっ! 者共っ、であえであえーっ!!」
 殺意剥き出しの二人と、それを煽りまくる若頭を見て、姐さんは一人、冷静に白目を剥いていた。
「た、大変な事になったぞこれは……!!」
 思わず声を震わせても、時既に遅しと言う奴なのだった。

◇◆◇◆◇

「シエンさーん! もうアマルジャ族滅ぼしません??」
 ザンラク祭場を見下ろせる岩壁の上で、ケーズがウズウズした様子で呟く。
 その隣で下方に視線を落としていたシエンは苦笑交じりに「ダメです、まだダメです、お二人の安全を確保してからなら大丈夫です」と小声で返した。
「いやいやダメだよ何言ってるの戦争でも始める気なのかい?!」
 リンクパールからトガネの悲鳴が聞こえたが、二人は意に介した様子も無く、「もうちょっと我慢するっす!」「そうです、もうちょっとだけ我慢したら大丈夫です」と悪い笑みを浮かべて囁き合う。
「……! 来た」「おっ!」
 祭場の中央に連れられて来たのは、間違いなくタツとルクリ。二人の他には、不滅隊の隊員と思しき人影が三。何れも拘束されている。
「やっぱりそうなるっすよね。裏切り者の末路はそんなもんす」
 ケーズの嘲りのこもった声に、シエンはウインクを返して、頷いた。
 タツとルクリの調査を、隠密しながら追っていたシエンとケーズは知っている。あの場にいる三人の不滅隊の隊員は、裏切り者……アマルジャ族と通じていた、間諜であると。
 タツとルクリはその間諜にまんまと騙され、不意を衝かれて襲われた挙句、ここまで連行されて……恐らくは、テンパード……信者にするつもりなのだろう。
 不滅隊の間者達も、こうなるとは思ってなかったに違いない。自分達がテンパードになる未来を想像できなかったのだろう、タツやルクリとは違い、取り乱した様子で必死に抵抗している。
 無論、このまま黙って観ている訳ではない。ここで待機しているのは、決定的な瞬間を見逃さないため。
 アマルジャ族が、大量のクリスタルを運んで来た瞬間を、取り押さえる。
 タツとルクリとて、存命を諦めた訳ではない。恐らくは活路を見出すべく、好機を窺っている筈だと、シエンとケーズは信じて――敢えて手を出さない。
 現にタツとルクリが怯えている様子は無かった。真剣な表情で周囲を確認し、何か手は無いかと策を弄しているように見える。
「将来の期待大っすもんね、あの二人」
 不意に漏れたケーズの吐露に、シエンは口唇を緩め、「えぇ、期待の新人さんには、私達先輩が、しっっっかりとフォローしてあげないと、ですね♪」と喜色を覗かせて返した。
 ケーズも満足そうにこっくり首肯を返し、改めて意識を祭場の中央に移し――遂にその時がやってきた。
 大量のクリスタルを、アマルジャ族が運んで来たのである。

◇◆◇◆◇

「わたくし達、やっぱり食べられちゃうんですの……?」
 ルクリの、真剣な表情からは程遠い、か細く震えた声に、タツは「どうだろうか。アマルジャ族が人肉を食すと言う話は聞いた事が無いが」と淡々と応じた。
「あの、えぇと、アマルジャ族ではなく……ほら、今、召喚しようとしている、蛮神イフリートにですわ……!」思わずと言った態で訂正するルクリ。「蛮神って、とても大きいのでしょう……? 頭からパクーッといってしまうのではなくて……!?」
「なるほど。だが、イフリートが人肉を食すと言う話も聞いた事が無いな」
 タツの横顔を覗くに、真剣そのものであると再確認するルクリ。
「あの……タツさんってその……怖くないんですの……? もう絶体絶命でしてよ今……?」
「怖いのは、心が負けてる証拠だ」ルクリを振り返り、真剣な表情を返すタツ。「心が負けない限り、絶体絶命であっても起死回生の道は必ず見つかる。諦めなければ、負けは無い」
「……!」驚きに目を瞠るルクリ。「なるほど……冒険者とは、そういう気構えでなくてはならないんですのね……しかと、胸に刻みましたわ……!」
「なんと、胸を傷つけなくても大丈夫だ、どうかそんな自傷行為はやめてほしい」心配そうにルクリを慮るタツ。
「いえ、あの……そうでは、なくて……何ですの、この、絶妙に噛み合わない感じ……」
 途方に暮れそうになっているルクリの視界に、大量のクリスタルを運ぶアマルジャ族が映った。
 いよいよ儀式が始まるのだと確信し、ルクリは慌てこそしなかったが、コソコソとタツに耳打ちする。
「い、いよいよ儀式が始まってしまいますわ! どうしますの!? このままではわたくしもタツさんも、食べられちゃいますわ!」
「いや、食べられはしないと思うが」淡々と応じるタツ。「……よし、縄が切れた。今解くから、暫し待て」
「え?」
 タツが自由になった手でルクリを拘束していた縄を切り落とした。どうやら袖の下に小刀を隠し持っていたようで、それを使って拘束具である縄から自力で脱したようだ。
 晴れて自由の身になったルクリとタツだが、祭場を逃げ出そうとはしなかった。
「……わたくし達の任務は、」「クリスタルの奪還」「……ですわよね。背中を任せましたわよっ、タツ!」「――応とも、背中は任せた、ルクリ!」
 双剣を構えるタツと、長槍を構えるルクリが背中合わせに立つ。
 突然自由を取り戻した二人の冒険者を見て、アマルジャ族が慌てだす――かと思いきや、既に儀式は終盤に差し掛かっていた。
 エーテルが乱れる。辺り一帯に炎熱のような熱気が満ち、巨大な焔神が、巨像を形成する。
「これが……!」「蛮神、イフリート……!」
 ルクリとタツの緊張感に満ちた声が連なり――
「おうおうおーう! お前らの狼藉はそこまでだぁーっ、真っ黒族!!」
 パタパタパターッと、無数の足音が聞こえたかと思いきや、アマルジャ族を中心に爆発が巻き起こり、無数のアマルジャ族がそこらじゅうに飛び散った。
 振り返らなくても分かる。安心と信頼の先達が、そこにいる。
「もう、不安は無くなったな」「お待ちしておりましたわ……!」
 タツとルクリの安堵の声に、駆け寄って来たツトミが「ぐっじょぶ!」とサインを返して二人の前に辿り着いた。
 ツトミの後からやって来たのはいつもの面々。トガネ、シエン、ジュン、カナが続々と現れる。ケーズはどうやらだいぶ後方から炎の魔法――フレアでアマルジャ族を吹き飛ばしたみたいだった。
「広域指定冒険団ツトミ組は、これより、真っ黒族に宣戦布告します!」ビシッと手を挙げるツトミ。「ウチの可愛い新人二人を拐かした罪、重い! 重過ぎます!! よって――――者共っ、掛かれぇーっ♪」
 ツトミが手を振り下ろした瞬間、彼女の背後に控えていたジュンとカナの瞳がギラリ★ と輝いた。
「若の許しを得た以上、最早生温い結末は期待するなよ、アマルジャ族……!」
「斬り込み隊長の名に懸けて、ここら一体の首を余さず伐採するつもりなので、そこんとこヨロシク!」
 両手剣を構えて凄絶な笑みを覗かせるジュンと、刀を構えて砕けた敬礼のポーズを取るカナ。
 アマルジャ族は一瞬狼狽えこそしたものの、我に蛮神ありと言わんばかりに、「彼奴らこそは涜神者ぞ! 我らが焔神の浄炎にて寂滅せよ!! 寂滅せよ!!」と雄叫びを上げて武器を取り始める。
 イフリートも下々の喊声に呼応して攻撃を加えようとして――――「“私から目を逸らすな……ッ!!”」――――強烈な敵視を浴び、その意識がジュンに縫い付けられる。
「傲岸不遜……愚かなる人の子の分際で! 死生不知……我が敵視を奪うなど……ッ!!」
 巨大な手でジュンを振り払おうと薙ぐも、ジュンは軽やかな動きで両手剣にて薙撃を捌き、捌きながらイフリートに向かって横薙ぎに一閃、叩き込む。
「そうだ……私だけを観ろ……ッ!!」
 凄絶な笑みを覗かせ、更に連続して斬撃を叩き込んでいくジュン。
 イフリートはその剣劇の対処に追われ、その場を動く事が出来なくなっていた。
「さっ、雛チョコボ達! 君らはツトミちゃんと退路を切り開いておくれ!」
 ルクリとタツの肩をポン、と叩いてウィンクするカナに、首肯を返してイフリートから離れていく。
「ジュンちゃんにばっかり活躍させないよっ、うちもその剣舞に混ぜなぁーっ!」
 意気揚々とイフリートに突っ込んで行くカナに、ジュンも、「となれば、首の奪い合いか。腕が鳴るわ」と不敵に笑い、更に斬撃の速度を増していく。
「いーぞいーぞー! そこだー! やれーっ!!」
「ツトミさん、回復回復! このままだと流石の暗黒騎士と侍でも、大火傷しちゃいますよ!」
「おっと、そうだった。済まぬ」
 ツトミが楽しそうに黄色い声援を送っていると、慌てた様子でシエンが駆けつけ、共に白魔法を行使する。
 二人が同時に唱えたのはリジェネ――暗黒騎士であるジュンの継戦能力を向上させる、常時回復効果を付与する白魔法だ。
「助かる、これで――軽傷など無視して戦えるな、イフリートよ!」
 吼えるジュンに、イフリートは苛立ちを込めた唸り声を返す。
「うちもうちも! うちにもリジェネおくれーっ!」
 はいはいはーい! と挙手して主張するカナに、シエンとツトミは互いに頷き合い、改めてリジェネの魔法を言祝ぐ。
「いやぁー、白魔道士がまだ慣れてなくてさー、間違えてすぐメディカ唱えちゃうんだよね……」
 リジェネを唱えて一安心と言った態で呟くツトミに、シエンは「あは」と口唇を笑みの形に変えた。
「私は練度こそ高いですけれど、グレアばっかり打ち込んじゃって、回復がすぐに疎かになるんです」
「グレア??」「あっ、ツトミさんだとストンジャかな?」「あぁー、魔法で殴ってるのね」「そうそう!」「殴っちゃうよね、ついつい」「殴りますよね、まずは」「うんうん」
「……ちょっと! そこのやべー白魔道士二人組! 私達の回復も疎かにしないでくださいね!?」
 ツトミとシエンが戦域の真っ只中で井戸端会議を始めたのを見咎めたトガネが、ガンブレードを振り回しながら頓狂な声を張り上げた。
 二人はそんなトガネに気づいて、「あらいけない!」「失礼しました~♪」と、悪気の欠片も感じさせない声でぺこりと頭を下げると、改めてトガネとその周りで戦っていたタツ・ルクリにケアルラを施していく。
「まったく……」やれやれと嘆息するも、すぐに表情を引き締めるトガネ。「タツ、ルクリさん。ここからザンラクまで突っ切るから、立ち塞がるアマルジャ族を薙ぎ倒していくんだけど……出来る、よね?」
 言いながら、飛び掛かって来たアマルジャ族の祭司をぶっ飛ばすトガネに、二人は同時に肯定の意のサインを返した。
「……よし! じゃあ走るようっ! 振り返らなくても大丈夫! ケーズさんが大体何とかしてくれるから!」
「了解! ケーズの兄貴がいれば、安心だ」「分かりましてよっ! わたくし達は前方にだけ意識を集中致しますわっ!」
 タツとルクリが了承の声を上げると同時に駆けて行く。それを見て、トガネも後を追うように走り出しながら、岩壁の上で待機していたケーズにサインを送る。
 岩壁の上でサインを受け取ったケーズは、「さぁーって、ここからは俺の見せ場っすよ!」と鼻息荒く呪文を詠唱し始める。
 タツとルクリの前に立ち塞がったアマルジャ族を、二人は双剣と両手槍で辛うじて捌いていく。
 攻撃を喰らいそうになっても、間髪を入れずにトガネがガンブレイカーで防ぐため、負っても軽傷、ほぼ無傷の態で更に前進する。
 道中、弓兵が配置されていただろう場所は、爆撃にでも遭ったかのように焼け焦げ、無残なアマルジャ族の遺骸だけが取り残されているのを見るに、ケーズが予め露払いをしてくれているのだろう。
 そうしてアマルジャ族の陣幕を脱出したタツとルクリは、呼気の乱れを整えるように振り返り――トガネを確認した。
「よし、二人はそのままテレポで不滅隊の総司令部に伝令、お願いね!」
「あら、トガネさんはこれから……?」「まさか、戻るのか?」
 ルクリとタツの心配そうな声に、トガネは乾いた苦笑を返した。
「たぶんだけど、戦いはもう終わってる筈。だから私は、その後始末にね、向かうだけさ」
「……分かりましたわ、ご武運を!」「後は頼んだ、トガネ」
 ルクリとタツは同時に敬礼をし、テレポでその場を後にした。
「さぁーて、と……」トガネは先が思いやられると言った風情でアマルジャ族の陣幕を振り返る。直後、巨大な爆音が轟き、奥から無数のアマルジャ族が飛び出して来て、トガネに構わず逃げ去って行った。「……ヤバいなー、これ。不滅隊に何て報告しよう……」頭痛がしているのか、頭を抱えて悶えるトガネだった。

◇◆◇◆◇

 その後、イフリートは無事消滅、クリスタルも奪還が出来た、のだが……
「……なにゆえ、アマルジャ族に関して始末書を書かねばならぬのだ……」
「トガちゃーん、うちの代わりに書いてよこれー面倒くさーい!」
「陣幕の修繕費ってこれ、ウチの組が支払わないといけないの?? なんで??」
「帳簿が大変な事になってるので、派遣の私は一旦退勤しまーす♪」
「おおー、俺、こんな重要な置物まで破壊してたんすね!? ビックリっす!」
 ジュンが始末書を前に頭を抱え、カナが白紙の始末書をヒラヒラと泳がせ、ツトミが修繕費の見積書を見て白目を剥き、シエンが軽やかな動きで事務所を後にし、ケーズが修繕項目を見て感心した素振りで首肯を繰り返している。
「……さっ、明日から皆で金策、がんばろー……」
「お、おーっ……」「頑張ろう」
 そしてトガネが暗澹たる表情で腕を振り上げ、ルクリが遠慮がちに同調し、タツが一人寡黙にグッドなサインを出していた。
 ――これが、今の広域指定冒険団ツトミ組――フリーカンパニー【スタイルカウンシル】の日常。
 てんやわんやな毎日の、一コマなのである。

◇◆◇◆◇>>><<<◇◆◇◆◇

【後書】
 約2ヶ月振りのFF14二次小説の投稿になります! 遂に10話目!!
 いやぁー先日の咎音ちゃん日記でも触れましたけれど、現在絶賛修羅場原稿中でして、その原稿の中身が過酷of過酷の物語ゆえに、ちょっとね、息抜きにね、綴りたくなったのさー!
 当初はアレです、蛮神イフリートを相手にガッツリシリアスバトルシーンを予定していたのですけれど、何ですかこの筆の踊り方、いつものパティーンだー!(ドコドコドコドコ)って感じになりまして、まぁいつものコメディに落ち着きました。実家のような安心感(笑顔)。
 めちゃんこ愉しく伸び伸び綴らせて頂いたので満足マシーンになりました! と言う訳で明日からまた缶詰原稿ライフに戻ります!!
 ここまでお読み頂きまして有り難う御座いました~♪ 次回の咎音ちゃん日記もお楽しみに~!┗(^ω^)┛
Kommentare (2)

Cien Tanya

Fenrir (Gaia)

流石トガネさん💖
楽しく読ませて貰いましたよ(*´艸`*)

てか、凝り過ぎでしょ(笑)全然息抜きになってない様な…むしろ原稿これでいいんじゃ🤣
残りの原稿は、この話の続きを…(#^.^#)

自分が話の内容に入ってるのって、何だか照れ臭い反面、自分がどう描かれているのか気になってワクワクしますね💖
完全に違う世界観でも無く、日常の各々の個性が出てるから、詠んでてやりそうってニヤケちゃいました(笑)まさに私の脳筋臼感も再現🤣

で、続きは来週ですか?w息抜きの原稿書いてないで早く仕上げて下さいよ!トガネさん(*´艸`*)

Togane Amayoi

Fenrir (Gaia)

>Cien Tanyaさん
有り難う御座います~!w
楽しく読んで頂けたようで嬉しいです!┗(^ω^)┛

凝り過ぎましたかね!?ww だいぶふんわり綴りましたゆえ、寧ろ楽しかった記憶しかないです!(笑)
それはアカン奴ぅーっ!ww 原稿は原稿でしっかり仕上げます!ww

ひと様のキャラクターを預かっている訳ですから、「私のキャラはこうじゃない!!」って言われたら、もうどうにもならないので、好意的に受け取って頂けるだけでもう感無量レヴェルでして…w
そのキャラクターが素敵に映っているようならば、わたくしもε-(´∀`*)ホッと胸を撫で下ろせる次第ですw ヨカターw

実は…続きではないのですけれど、このコメントの返信を終えたら、ヴァレンタイン短編を投稿しちゃいます!w そちらもどうかお楽しみに~♪
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