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Togane Amayoi

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【咎音ちゃん日記】第11記「番外編■ケーズ兄貴のヴァレンタイン日記」【FF14二次小説】

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■あらすじ
ケーズ兄貴はチョコが欲しい!!

▼この作品はBlog【逆断の牢】、ロードストーンの二ヶ所で多重投稿されております。
Blog【逆断の牢】https://sakatatsunorou.blogspot.com/2020/02/ff14_14.html




「今日は何の日か知ってるっすか、タツ衛門!」

 事務所地下工房にて、ケーズの手伝いをしていたタツが、振り返りながら顎に指を添えて俯いた。
「今日は霊一月の十四日……対応するエオルゼア十二神はメネフィナ、双月と慈愛を司る神で、小間使い、月輪を象徴している、だったな」
「いやそんな奴じゃなくってっすよ!!」思わずツッコミの手を入れるケーズ。「今日はアレっす! ヴァレンタイン!!」
「ヴァレンタイン??」小首を傾げるタツ。「ヴァレンティオンの間違いじゃないのか?」
「そう……表向きにはそうっす。けれど、その裏側で熾烈な戦いが繰り広げられているんすよ……!」ゴゴゴ、と背景が煩いケーズ。「この日、チョコレートを手に入れた者こそが勝者! と言うルールなんす!!」
「なんと、それは初耳だ」驚きに目を瞠るタツ。「ではすぐにでも買いに行こう。確か……西ザナラーンのよろず屋で、パールチョコを販売していた筈だ、急ごう」
「違うんす違うんす、ちょっと待つっす!!」
 テレポしかけていたタツを強引に引き留めるケーズ。タツは不思議そうにケーズを見つめる。
「もしや、何かしらの手順が必要なのか?」
「いや、うーん、そうと言えばそうな気もするっすが……これはアレなんすよ、女性からチョコを頂くのが、なんつーかその、流れなんす!!」
「そういうものなのか」「そういうものなんす!!」「なるほど」
 暫し考えた末に、タツは複雑そうな表情を返した。
「……女性から甘味を略奪するとは、思いのほか野蛮な儀式なのだな、ヴァレンタインとは」
「……」
 ケーズは何かを諦めたようにタツの肩に手を置き、「今のは全て忘れるっす……」と爽やかな涙を流した。

◇◆◇◆◇

「と言う訳でチョコくれっす!」「ぬ?」「え?」「ん?」
 事務所のロビーで受付業……と言いながら、トガネとシエン、そしてツトミの三人がサザンソファに腰掛けてポリポリとドライプルーンを摘まみつつサボタージュしていたところに、ケーズが両手を差し出したまま瞳を爛々と輝かせてやってきた。
 三人は顔を見合わせると、相変わらずドライプルーンをポリポリ摘まみながら、改めてケーズに視線を戻す。
「何で?」「お腹が空いたんですか?」「買って来てもいいよ?」トガネ、シエン、ツトミの順で返答が飛んできた。
「えぇーっと、もしかしてお三方、ヴァレンタイン……ってご存知ないっす?」
 三人娘はポリポリとドライプルーンを摘まんでいる。
「「「ヴァレンティオンじゃなくて?」」」三人娘の唱和が返ってきた。
「いや……あの……何でも無いっす……」
 ケーズは何かを諦めたようにトボトボ去って行った。

◇◆◇◆◇

「カナさん、ジュンさん、チョコくださいっす!」「ほ?」「む?」
 事務所の庭で、刀の鍛錬に励んでいたカナと、両手剣の鍛錬に励んでいたジュンに、両手を差し出して瞳を輝かせるケーズ。
 カナとジュンは顔を見合わせ、鍛錬を一度止めてケーズの元に歩み寄った。
「どしたんケーズさん? お腹空いた?」「ケーズ君が甘味をおねだりとは珍しいな」
「いやあの……(いやここは敢えてヴァレンタインである事を隠して、頂けないか挑戦してみよう!)……ほら、何かこう、日頃お世話になってる分っつーか、普段頑張ってる俺に、こーアレですよ! 感謝の気持ちで! チョコを!! プレゼント!!! みたいな!?」
「ほー、日頃お世話になってる」「感謝の気持ちを」「「なるほどなるほど」」
 カナとジュンがうんうん頷いているのが、何故か恐怖を煽られている気持ちになってくるケーズ。
「そうだねぇ、普段装備作って貰ってるし」「うむ、私もいつぞやは世話になった」
「そ、それじゃ……!」
「じゃあチョコ買って来るから待っててね!」「今し方西ザナラーンまで行ってパールチョコを買って来るゆえ、暫し待て」
「あぁーいや……えぇーもうそれでいい事にするか……? そういう奴で満足する俺……??」
 ケーズが悶え苦しみ始めているのを、二人の娘は不思議そうに眺めている。
「何? うちらが買って来るチョコじゃ不満なの?」「他の店のチョコが良いなら……確か東ザナラーンでも販売していたか」
「ウゥーン……いや、何でも無いっす……今のは聞かなかった事にしてくれっす……」
「「???」」
 トボトボと事務所を後にするケーズなのだった。

◇◆◇◆◇

「あら、ケーズさんではなくて? どうしたのかしら、そんな情けないお顔で」
「ルクリさん……!」
 事務所近くの浜辺で黄昏ていたケーズに、ルクリの声が掛かった。
 ケーズは光明、ここに差したり! と言わんばかりに顔を輝かせ、土下座の態でルクリの前に滑り込んだ。
「うえぇ!? ど、どうなさいましたの!?」
「チョコをォーッ!! チョコを恵んでくださいっすーっ!!」
「んえ?? チョコ??」
 きょとん、とした様子のルクリに、遂にケーズは我慢できずに、「実は……」と吐露を始めた。
「……なるほど、ヴァレンタイン。女性が男性にチョコを送るイベント……そういうものがありましたのね」
「そうなんす……でも誰も知らない上に、誰もチョコを持ってなくて、俺もう何か、何をしているのか訳が分からなく……」
「ま、まぁ、確かに、何をしているのか分からないのは、その通りだと思いますけれど……」
「ルクリさんは、チョコをお持ちで……」「無いですわ」「そう、っすかぁ……」
 残念そうに肩を落とすケーズに、ルクリはポンポン、とその肩を叩いた。
「でも、そんなケーズさんに応えようとしてくれるのが、組の皆様ではなくて?」
「……そうっすかねぇ……」
「えぇ、そうですわ。ですから、帰ってお夕飯に致しましょう! きっと皆様、ケーズさんの帰りを心待ちにしておりますわ!」
 そう言ってケーズの手を引っ張って事務所に連れて行くルクリに、「何て優しい子なんすか……」ほろりと涙が零れそうになるケーズ。
「あっ、ケーズの兄貴」事務所の玄関でタツが待っていた。「遅かったな。やはりチョコの略奪に励んでいたのか?」
「えぇ!? チョ、チョコの略奪……!?」ルクリが驚いた様子でケーズから飛び退る。
「うわぁい! 違うんす誤解っす! タツ衛門に間違った知識を埋め込んだ俺が悪いんすけど、その話はもうやめるっす!!」ワタワタと慌てふためくケーズ。「あれ? ところでタツ衛門、その紙袋は……?」
「あぁ、これか?」抱えた紙袋の中から取り出したのは、パールチョコだった。「ケーズの兄貴が、一つも略奪できなかった時の事を考えて、西ザナラーンで買ってきたんだ。……要らぬお世話だっただろうか?」
 チョコを手渡されたケーズは、名状し難い想いに駆られ、「いや……ありがとうっす! 感謝っす! 嬉しいっす!!」とパールチョコを頬張るのだった。
 ルクリとタツはそんなケーズを見つめて、互いに笑みを交わして頷き合うと、事務所の中に入っていく。
 扉を開けると甘い香りが漂って来て、ケーズはその先に、ツトミ組の組員が総出で調理したチョコ料理がたくさん並んだテーブルを見る事になるのだが――――それはまた、別の話。

◇◆◇◆◇>>><<<◇◆◇◆◇

【後書】
 滑り込みでヴァレンタイン短編をお届けデース!!
 と言う訳で、多方面に怒られそうな予感を感じつつも投稿に踏み切るマンわたくしです。許してんこ盛り!ww
 いやぁー昨夜寝る前にうっかり思いついたものの、これ大丈夫かなー怒られないかなーいやまぁ怒られたら怒られたで削除すればいいか…みたいなノリで綴りきりました!w ケーズさんほんとごめんね!ww
 と言う訳で改めて原稿作業に戻りまする! これも息抜き息抜き!w やはりコメディはジャスティスなのさ!ww
 そんなこったで次回の咎音ちゃん日記もお楽しみに~♪
Kommentare (2)

Cien Tanya

Fenrir (Gaia)

よしよし💖その調子でたっぷり息抜き投稿を!w

ケーズさんは、たぶん怒ってないはずw
ちゃんと私がケーキを送っておきましたので🥰

てかトガネさん!私が受付嬢業務サボってた事
バラしちゃ駄目じゃないですか!🤫

Togane Amayoi

Fenrir (Gaia)

>Cien Tanyaさん

息抜き投稿は流石にこれでおしまいです!ww

怒ってないですかね…!w 大丈夫ですよね…!ww
おお!w 有り難う御座いまする~!┗(^ω^)┛

大丈夫ですよ!ww 皆でサボれば怖くない!www(笑)
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