こんばんは。そらりすでごわす。
今日は昨日の大失態について書いていこうと思うでごわす。
もうしんどいので、ごわすはやめるでごわす。
ねぇねぇ、刑事さん、聞いてくださる?
わたくしは昨晩は白魔レベル60を目指し、やや鼻息荒めにレベリング、5060ルレ(どっちも記憶のあるIDだった)を順調にこなしました。そこまでは良かったの。
えっ、そんなこと聞いてないって?
例の事件のことを聞いてるって?
まぁまぁ、あたくしの話を聞いてくださいませ。おのずと、分かるはずですから。
そして、問題はその後だったんですの。おかわりIDとばかりにレベル適正IDとして教皇庁に意気揚々と突撃したの。なんなら周回してやろうかぐらいの気分でね。
そう、それが今思えば間違いだったのね。
あんな事になってしまったんですから。
怪しいと思ったのは2ボスからですかね。
違和感というか、なんていうか…そうですわね、漠然とした不安って言葉の方がより正鵠を射る表現かしら。
事件のことについて知ってることを話して欲しい?だから、話してるではないですか。
刑事さん、取り調べはもう少し辛抱強くされた方が宜しいかと思いますわ。あたくしだって協力を拒んでいる訳では無いのですから。
どこまで話しましたかね?
とにかくケアルが間に合わないの。
どんなにボタンを押してもね。
マクロのせい?いいえ、あたくしの指ですわ。間に合ってございませんの。
まぁ、とはいえなんとか2ボスを越えて3ボスよ。これがことの核心なのですわ。
きっと、刑事さんがききたいお話だと思いますわ。
3ボスが始まってあたくしたちは順調に体力を削っていきましたの。30%を過ぎた頃でしたかね。急に白い玉がいっぱい出てきたと思ったら私は床とお近づきになっておりましたの。
その後も何回もね。「ごめんなさい」と打ち込んだパーティーチャットは既におひらきになったのかと思うほど誰も喋らないので、外国の方かと思って「Sorry」と打ったわ。もちろん、お返事はありませんでしたけどね。
その後も、デバフを頂き、機械人形に轢かれ、波状攻撃のヒールが間に合わず何度もお仲間を異世界転生させてしまいましてよ。おまけに自分のHPを見忘れたことすらありましたわ。
最後なんて私が床を丁寧に舐めている間にゴリ押していただきましたの。
みなさん、終わった時には「お疲れ様でした」って上手な日本語でチャットされてましたの!
みなさん、日本語がお分かりになる方々だったんですね!それなのにあたくしったら「Sorry」ですって!!!落ち着いて?
これが落ち着いていられるもんですか!
ええ、もう優秀な刑事さんならお分かりなんでしょうね!そうよ、あたくしがやりましたわ。
2ボスの途中で床にウーロン茶をこぼしたのは!焦っておりましたの。前後不覚とはこの事を言うのだわ!そう!つま先までぐっしょり!
お母様に仕立てていただいたドレスが台無しだわ!
ええ、落ち着きましたわ。
自供と取っていただいて構いませんことよ。
あとは刑事さんの言う通りにいたしますわ。
ピーポーピーポー
ふぅ。(供養)
お付き合い、ありがとうございました。
本日は
推理小説で疑われた貴婦人風に昨晩の失態をお届け致しました。
床からはまだウーロン茶のかほりがします。
白魔道士がんばるよ( ´ ཫ ` )
王子装備うれちー!
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