こっちとらエッダちゃん怖がるような半端なアンデッドじゃねぇやぃ!
部分的ゾンビです。
丁度去年の年末ごろ開放したんですよ、タムタラ・ハード。
・・・そしてそれから
半年ぐらい忘れてた。
エッダちゃん墓所でイライラしてるだろうなー。
パイヨ・レイヨももう殺されているかもしれない。
イシュガルドに入る前には行ってやりたいな・・・タムタラハード。
とにかくインします!
注意:エッダちゃん関連のネタバレがあります。この辺は面白い話なのでまだ始めていない人は回避するのをお勧めします。そして・・・話を一部曲解しているところも・・・あるかもね・・・。(プレイ日:2020年12月29・30日・2021年1月2日)
■パイヨ・レイヨの決意パイヨ・レイヨというララフェルの青年の元にその白い手紙が届いたのは、ある歳の星芒祭の頃でした。華やかに飾られたウルダハ、その街の輪郭を映す青い空からは雪がちらほらと舞い落ちていました。
少し身震いしたのは、石造りの街から染み出した冷気がまとわりついたからかもしれません。
その手に握られた純白の手紙には鮮やかな赤で「エッダより」と記してあり、それはどうやら結婚式の招待状のようでした。新郎の名前は「アヴィール」・・・会場は・・・タムタラの墓所・・・。
新郎も新婦も数年前まではよく聞いた名前でした。それはかつて冒険者としてともに広い世界へ足を踏み出した仲間のものだったからです。ただ、その別れが幸せなものではなかったので、もう何年も名前を思い出すことはありませんでした。
そのかつての仲間からの結婚式の招待状、ふつうならうれしいはずです。実際、パイヨ・レイヨも手紙を受け取ってすぐはそんな風に思わないこともありませんでした。
ただ、新郎になるというアヴィールは今では首のない死体となっていますし、その彼が横たわっているのがまさにタムタラの墓所なのです。そして胴体から切り離された首を持ち歩いているエッダに関しては・・・墓所で死体と結婚するというような気の利いた冗談を言うタイプの女性ではありませんでした。
いっそファイアで焼いてしまおう。そう思って人気のない街の片隅で呪術を詠唱し出したパイヨ・レイヨの後ろから近づいたものがありました。
・・・それはゾンビでした。
つくづく死の影に彩られている・・・と、パイヨ・レイヨは苦笑しました。彼の名はゾンビ。よく知られた冒険者です。体が部分的に生命活動を停止し、ゾンビとなりつつもこの広いエオルゼアを冒険しているという話は、今では冒険者奇譚の一つとして吟遊詩人の歌うところとなっているのです。
そのゾンビに連れられて、パイヨ・レイヨは薄暗いアダマランダマ教会の墓地を訪れました。
腐敗によって黒ずんだゾンビの肌は暗闇に溶け込んでいるようでした。そして、ただその白い眼だけが闇に鋭く輝いているのです。
4人パーティーだったパイヨ・レイヨの仲間の最後の一人・・・リアヴィヌの行方を知っている。ゾンビはそういいました。彼は「七の夜明け」という秘密結社でリアヴィヌと働いていたのだそうです。そうして連れられてきたのがこの墓地。彼女のものと思われる墓石は何か強大な力で倒されており、墓穴はもぬけの殻でした。エッダの手紙によれば彼女は婚礼に参列するとのこと。一足先に式場の墓地に足を運んだのかもしれません。
ゾンビが目を細めたのがわかりました。それは・・・なぜか笑ったように感じられました。
パイヨ・レイヨは手に汗を握りました。そしてその手に握られた白い手紙。首のない死者との婚礼のために墓所へと誘う招待状。そんな禍々しいものに導かれて暗い夜の墓地にやってきた彼を、言い知れぬ感情のうねりがとらえたのでした。その黒い感情はパイヨ・レイヨの体中を蟲のようにはい回り支配しようとしました。目の前に立つゾンビが何か黒い、漠然としたカタマリのようなものに姿を変え、ただ笑みを浮かべていました。
死にたくない・・・。
そんな思いの中で彼はあの日、タムタラの奥深くで殺されるアヴィールの姿を思い出していました。その最期の瞬間、彼と目が合った。確かに、目が合った。
では、その目は何を伝えようとしていたのだろうか。
その瞬間、パイヨ・レイヨの胸の奥深くの炉に火がくべられたようでした。それは呪術師である彼の中に燃える魔術の火なのか、それとももっと根源的な生命の火か。まとわりつく恐怖の感情を少しずつ焼き払い彼をある決意へと導いたのでした。
「エッダを助けなければいけない」
死者に彩られた婚礼で、まだ生きているはずのエッダを呪われた死の淵から取り戻さなければならない。ともに旅に出た仲間を、今度こそは自分が助けなければならない。
目の前に立つゾンビは静かに笑みを浮かべたまま見下ろしていました。そして、その手はパイヨ・レイヨに差し出されていたのです。生きながらゾンビとなったこの冒険者が、死者の世界から仲間を助け出すにはうってつけの人選ような気がして彼はその手を取ったのでした。
数日後、パイヨ・レイヨはタムタラの墓所へと姿を消しました。目撃者によると頭の先からつま先まで白い衣装に身を包んだ笑顔の女性が彼をエスコートして入って行ったのだそうです。それからもう半年の時が経つのですが、ゾンビという名の冒険者が彼の手助けのためにタムタラの墓所に向かったという話は聞こえてきません・・・。
■聴取会初め新年一発目のDC合同聴取会はテュポーンサーバ。・・・略して台風鯖?
一般に聴取会って砂の家前が多いんだけど、ここテュポーンはリムサ・ロミンサに停泊する船の・・・なんだっけ?アスタリスク号?船の後部甲板で行われるようなのです。
そこで・・・迷った迷った。
後部甲板なのに船首の方に向かったり、人が多くて表示されていなかったのかなかなか見つからず行ったり来たり。それでも船の後部でラジオを聞くというのもなかなか新鮮でよかった。
そしてこの回は・・・
コロナで休止していたあいこめが復帰した回なんですね。
長かった・・・そしてまた聴取会でみんなと会える日常にありがとう!
■牛のワカマルそして、とりあえず降神祭のクエを受注。
また、もちを取りにサイクロプスの元に行くのかな・・・?
とにかく、牛のワカマル・・・牛・・・ワカマル・・・、ごっつい牛ですね。
まあ、内容は次回に回します。
ということで・・・
2時間!
ところで、エッダちゃんのストーリー日本語版でも見たんですよ。そしたら・・・パイヨ・レイヨは別にエッダちゃんを助けようなんて思ってないのね。英語版では・・・アヴィールの死の責任をエッダちゃん一人に押し付けて酷いことを言ったと反省し、なんであれ婚礼に参加してエッダちゃんんを正気に戻す!と決意するんですよね。
・・・結構、日英で話がかわってるのってある・・・。
それでは!