Charakter

桜の開花と共に春の訪れを告げる花粉の季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか？

ことオルトエウレカに至っても花粉は漂っているわけでございます。

さて、わたくしはこの度オルトエウレカ47Fを探索しておりましたところ、オルト・ホアハウンド（フェンリル）に遭遇いたしました。例によってアビサルクライを壁を巧みに利用して回避しようと壁面に沿って回り込んだところ、仲良く連れだって歩いてきたホアハウンド3匹と鉢合わせ。

ピピピーンと３つ感知された音を背中に、最初のアビサルクライをひとまず回避して、まとめてミール焼きにしてやろうと思った矢先にさらに追加のホアハウンドが2匹、合わせて6匹に囲まれる事態と相成りました。

絶体絶命のこのピンチに、ホルムして念のために形態してミールかと0.002秒くらいで考え、いざ実行しようとしたときに香しき春の来訪者である花粉が、秒速5センチで舞い落ちる桜の花びらよりも軽やかにわたくしの鼻に降り立ったのです。

フェッ…
ハークショォーーーイィィ！！！
ハークショォーーーイィィ！！！
ハークショォォォォーーーイィィィィ！！！

めくるめく特大のくしゃみの波状攻撃。
押そうと思っていたボタンとは違うものが押され、次に目にしたのはむなしくもオルトポーションを使用して硬直している自キャラと、詠唱99％ほどのアビサルクライの詠唱バー。

その時、まさしくこれまでのわずか47Fでありながら、ソロで着実に、また思慮しながら進んできた光景が走馬灯のように流れていくのでした。

瞬く間に十二剣士の間に戻されたとき、自然と口ずさんでいたのはこの曲でした。
それではお聞きください。

大江千里　恰好悪いふられ方