Charakter

・ホプロン

現実では古代ギリシャで使われた大型の丸盾。(古代ギリシアの重装歩兵、ホプリタイはここからきている。)
木に牛革を重ね青銅で枠を補強した物らしい。エオルゼアにあるアイアンホプロンは牛革の上からさらに鉄板を重ねたもの…だと思われる。
腕と手で支えて持つためあまり細やかな動きは出来ない模様。基本的に比較的大きめの盾はホプロンと同じような持ち方をする。後に軽量化が図られて60cm程に縮小されたらしい。やっぱり重いんですね…。
また、軽装歩兵の為の盾をペルタというらしいがこれもエオルゼアには一応存在する。ペルタは三日月型という記述があるがエオルゼアの物は丸盾の両端を三日月型に削ったもののようだ。
・ラウンドシールド

名前の通りの丸い盾。大きさは30～100cm。上記のホプロンや下記のバックラーもラウンドシールドに分類されるらしい…。じゃあ全部ラウンドシールドじゃんは言ってはいけない。
中世の西ヨーロッパで広く使われたようだ。
正直記述のあるサイトによって解釈がまちまちの為どれが真実か不明であるが、エオルゼアのラウンドシールドは中心にアンブー(オーブ)と呼ばれる金属が嵌められていてその部分の裏面に縦に走っている金属の棒を手で持つタイプのようだ。ホプロンとは違い手のみで支えるため防御性能はホプロンよりも控えめだが取り回しが良い(と思う)。
色々な媒体でモブ兵士が良く持っている印象がある。実際は持ってないかもしれないが…。量産しやすいからかな…？
・バックラー

携帯性・機動性に優れた小型の盾。バイトをバックレる人の事ではない。中世ヨーロッパで広く使われた。
バックラーは直径30cm程でエオルゼアのラウンドシールド同様手に持つタイプである。小さいラウンドシールドだと思えば大体合ってる。
攻撃を受けきるというよりも受け流す事に重きを置いた盾。小さいからって舐めたらいかんぜよ！
エオルゼアでもその性能が反映されていてブロック発動率が高く性能は低い調整がされている(はず)。
皆さんの思っているよりも小さいと思うので画像検索してみてほしい。
というか上の画像で分かって貰えると思う。

・タワーシールド

ほぼ上記のそれ。ライオットシールドや下記のストゥクムもタワーシールドの一種であるらしい。
ではなぜわざわざ分けたのか…。エオルゼアでは分かれているから分けてみた。てへぺろ☆
少し真面目に解説するとストゥクムやライオットシールドのような細かな分類が出来ない四角盾をタワーシールドという大まかな分類にしている気がしなくもない。
エオルゼアでは高レベルの装備しかないため私は未だ装備したことが無い。悔しいぞ！
上記のことからどうやらエオルゼアではストゥクムよりも上位の存在らしい。と思ったら最新の装備はストゥクムである。きっと何か根拠があると思うのだが私には分からなかった。誰か教えてください！
・ストゥクム

タワーシールドの中でも古代ローマ帝国初期に使われた大型の盾。楕円形のものもあるらしいがイメージするのはやはり長方形だろう。
元々ホプロンを真似たもので大型化、軽量化した物らしい。もう分類滅茶苦茶やんけ！
エオルゼアではブロック発動率は低いものの性能は良い、という調整をされている。これは機動力がないことを反映していると思われる。
と思いきやILが高い盾はブロック率と発動率が同じ。なんでですか！
ちなみに私はこのストゥクム・タワーシールドが盾の形状で2番目に好きです。大きくて頼れそうでカッコいい！

・カイトシールド

元は11世紀中頃のノルマン人が起源とされる。凧の形をした盾なのでカイトシールド。ね？簡単でしょう？
主に馬上で使用する盾で、馬上で肩から脛までを覆うことの出来る盾という基準で作られた。
足先に行くほど先が細くなっているのは、馬上での取り回しの良さを考慮した結果らしい。
エオルゼアではイシュガルドの方々が良く背負っているような気がする。気がするだけ。多分オルシュファンのせい。
もしチョコボ騎兵みたいな兵種があったらこの盾を使うことになるだろう。
騎兵として戦う際は盾を背負わずにしっかり構えて戦闘しましょう。
・ヒーターシールド

はい、出ました。盾of盾。盾の中の盾。キングオブ盾。盾持ち主人公が大体装備しているのはこれ。
カイトシールドよりも小型で幅が広く丸みを帯びている。カイトシールドと同様馬上で使うことを想定されているが、後に歩兵にも使われた。
ドラゴンの物語の勇者、金髪緑服で先の尖った耳をしているハイリア王国を旅する青年、果てはなろう小説の主人公まで装備しているのはこのヒーターシールドと呼ばれるもの。(…多分)
ヒーターというのは熱いという意味ではなく形状の名称である。
エオルゼアでは多分数が一番多い盾(数えたわけではないので私のイメージではあるが)。
色々装飾が付いていて分かりづらいがこれが元になっている盾が多数ある。
私が一番好きな形状の盾。やっぱこれっしょ！
・スヴェル

正直何処に分類したものか非常に迷った。
そもそもスヴェルという名前は、北欧神話に出てくる盾の固有名詞で盾の種類の名前ではない。
さらに出てくるのも1文のみでどういった形状の物かは分かっていないため出てくる媒体によって姿が違う。どうやって分類すんねん！
一応菱盾という分類があるが、全然解説が見つからないのでエオルゼアのスヴェルの形を見て苦し紛れにここに入れる。
エオルゼアのスヴェルと同じ菱盾として他に、バルダーシールドやパジャルシールド等がエオルゼアには存在する。
(エオルゼアのカイトシールドにも菱盾っぽいものもあるのは内緒)
情報が全く集まらない為良く分からないが菱型は上にも尖っているためある程度頭を守れて且つ視界を確保したかったのかもしれない…。

・エキュ

全然資料が見つからない。もう意味が分からない。唯一見つけられた情報が十字軍で使われていた盾をエキュと呼ぶという話。しかもそれも逆三角盾の情報収集時に見つけたため本来エキュは逆三角盾なのかも知れない。
しかしエオルゼアでは四角いおなべのふたっぽいやつ。なんで？
一応エキュには盾という意味がある。がフランスの数種類の硬貨を指すらしい。しかも硬貨は丸い。なぜエオルゼアのエキュは四角いんだ…？分かる人教えてください。
・タージェ

エオルゼアでは楕円の様な形をしているが本来は丸盾が多いらしい。(形で分類できる盾ではないようだ。)
タージェはターゲットとも呼ばれバックラーと同じくらいの大きさらしい。
が、エオルゼアでは結構でかい。どゆこと？
しかも情報によっては盾の防御部分に突起が付いてたりついてなかったりする。どゆこと？
つまり現実のタージェとエオルゼアのタージェは全く別物と考えた方が良さそうだ。
憶測ではあるが、モデリングの際「丸い盾多すぎるから形ちょっと変えよ」みたいな気持ちだったのかもしれない…。
・ランタンシールド

まず最初に見たときに「丸盾やん」と思ったかもしれない。
そう、ランタンシールドは丸盾である。しかしそうではない。そうなんだけどそうじゃない。
エオルゼアにはランタンシールドによく似たダブルブレードシールドが存在するが、実物はダブルブレードシールドが本来のランタンシールドなのだ。
先にリアルランタンシールド(エオルゼア的にはダブルブレードシールド)の話からすると、16～17世紀のイタリアで夜間防衛の為に作成された。
バックラーと篭手が一体となり、篭手から鋸歯状の長いスパイクが伸びている。 それだけではなく、盾には着用者の腕と平行に剣身が取り付けられており、これは盾から30cmほど伸びていた。剣身はシールドの端から使用者の肘に向かっても伸びている。(ほぼwikiコピペ)
これだけでも割と頭がおかしい盾だと思っていただけるだろうが、この性能に加えフラップの付いた場所にランタンを取り付けることが出来、そのフラップを開けることで相手の目を眩ますことも出来たという『ぼくのかんがえたさいきょーのたて』と言わんばかりの能力てんこ盛り盾である。
現実に存在していたとか頭おかしい。(誉め言葉)
当然と言えば当然だがこの様なてんこ盛り装備が実践で使えたのか疑問視されている。
エオルゼアのランタンシールドはそのてんこ盛り部分をそぎ落としまくり特徴であるランタン部分のみを残したものになっている。盾にある模様が光っているのはランタンの光だろう。グラフィックにフラップも確認でき、見立ても楽しい盾である。
というかランタンシールドは説明することが多すぎて困る。
・エスカッシャン
手に入れられず画像が無くて申し訳ない…。
「これ盾なん？」と思われるかもしれないがエオルゼアでの分類は一応盾である。
エスカッシャンとはそもそも紋章学の用語でFCのクレストを作った方には聞き覚えがあるかもしれない。
紋章の中心に位置する盾マーク(形)の事をエスカッシャンと呼ぶ。FCクレストで言えば太い線で囲われている色々な形の枠の事である。
エスカッシャンには色々な形があり、一応国毎にこの形が多いというものはあるらしい。
ちなみにクレストとは本来エスカッシャンの上に配置される『ヘルメット』『リース』と呼ばれる物の更に上に配置される装飾の事を指す。
何を言っているか分からないと思うが詳しくはwikiのエスカッシャンを見てください…。
話を戻すとそのエスカッシャンの形をそのまま盾にしてみた。というのがこの盾なのだろう。
そもそもエオルゼアでもこの盾はアチブ報酬(多分)で実用的ではない為、この国に貢献してます！的な意味合いが強いと思われる。
よって盾として定義するのは微妙な所…。でもナイトが装備できるから盾！盾です！
・蛮神盾
こちらも画像無し。撮れないわけではないが数、種類共に多彩で絶望感が漂っていたため撮ってない。データベース参照！
つまり怠慢ですスミマセン…。気が向いたら取りに行ってSS上げます…。
本当は蛮神盾もそれぞれベースになる盾があるはずだが、難しいものが多くて困る。
特にラムウ。あれ盾なん？鎖つけて投擲した方が強そう。
基本的には上記で解説したどれかに含まれると思う…があまり自信なし。
自信がない理由その1.装飾が多すぎて分かりずらい。
自信がない理由その2.ラムウみたいな異端児がいるせいで確信が持てない。
自信がない理由その3.戦ったことのない蛮神もいてデータベース見ても誰の装備か分からない。
と、理由が目白押しの為許してほしい。許してください。何でもすｒ…いやしません。何でもはしませんが許してください！