「またアラグ帝国かっ!」
よくわからんけど、本編でオーバーテクノロジー的なものが出てくると、
だいたい『アラグ帝国』とかいうやつの仕業である。
本編の理解がほぼ出来てねーTatataさんであるが、
だいたいヘンテコな機械が出てくると「あーはいはいアラグアラグ」と決めつけている。
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最近、お中元でFF14公式設定資料
『Encyclopaedia Eorzea ~The World of FINAL FANTASY XIV~』をいただいた。
これがなかなかに面白い設定資料で、FF14の世界をより深く知れて非常に楽しい。
……というか、本編見ただけではピンとこなかったことが、やっとわかる感じである。
今回読んだ部分に『アラグ帝国』に関する何某が登場していたので、ちょいとご紹介。
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『アラグ帝国』は現代より5000年以上も昔に栄えた都市である。
『ザンデ』という類い稀な天才が生まれたことで、一気に発展し栄えた。
魔法と科学を組み合わせた魔科学という分野が、アラグ帝国に黄金期をもたらした。
この都市の成立は、1000年以上もの平和をもたらしたが、同時に人心を退廃へと追いやった。
人々は快楽に溺れ、ただ安穏な生活を貪るようになる。
そんな中「このままじゃアカン!」と、『アモン』という学者が大いなる計画を発動する。
類い稀なるカリスマ『ザンデ』の肉体を復活させ、いまいちどアラグ帝国を栄光に導こうとする。
復活した『ザンデ』は軍勢を率い、南方大陸メラシディアに攻め入る。
『バハムート』『セフィロト』『ソフィア』『ズルワーン』などを次々と撃破。
さらには機動兵器『オメガ』を使用することで、バハムートの捕縛にも成功する。
戦いに高揚していた『ザンデ』は全ての戦いが終わると、不死ゆえの虚無を感じるようになる。
「ハァ〜……もうマジムリィ……イイャー……世界滅ぼソゥ……」
先の戦いにて捕縛した『バハムート』を天高く打ち上げ、月の衛星とするーー
そこで太陽エネルギーを吸収させ、莫大なエネルギーを発生させて世界を滅ぼそうというのだ。
狙い通りバハムートの莫大なエネルギーは天より降り注ぎ、世界は滅亡する。
……しかし、『アモン』は時魔法を発動し、塔の時間を凍結させる。
こうしてクリスタルタワーは長きにわたる眠りにつくのであったーー
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と、いった感じがアラグ帝国である。
……なにやら重要そうな(聞き覚えのある)単語がやたらと出てくるな。
我々がアライアンスで訪れる『クリスタルタワー』は、
この長きにわたる眠りから覚めたやつらとの戦いなわけである。
以下、色々と思ったことを補足しておこう。
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『アモン』:
大体こいつが悪い。
シルクスの塔3ボス。
だいぶやんちゃをやらかしていて、クリスタルタワーに関わるボスは、
だいたいこいつに魔改造された人間である。
魔改造された人々ーー
『妖艶のスキュラ』
シルクスの塔1ボス。『アモン』とは犬猿の仲。魔道師団の女団長。
アモンの手により人体実験され、生前に嫌っていた犬と融合させられる。
……生い立ちを知ると、死亡時に聞こえるこのセリフが、やたらと深く染み入る。
「あぁ……犬どもの声が消えていく……これでようやく……眠れ……」
『勇将ティターン』
古代の民の迷宮4ボス。アラグ帝国に反旗を翻した革命の英雄。
仲間の裏切りにより捕虜となる。
『アモン』に人体実験され、忠実な下僕となってしまう。
『バハムート』:
実は死んだ後に一度復活している。
ただし蛮神としてである。
『ティアマット』の願いにより蛮神として復活。
(アジス・ラーの南で封印されてる感じのあのドラゴンね)
しかし、復活したものの『オメガ』に捕らえられ、
先述のとおり、月の衛星として打ち上げられたりと散々である。
……しかも、その後の歴史でも散々いろいろと利用されまくって、マジで散々である。
(詳しくは『メテオ計劃』『第七霊災』などを参照)
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以上、なかなかに面白いアラグ帝国うんぬんでした。
……オーバーテクノロジーが出てきたら、だいたいアラグ帝国!
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