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Selestella Glace

Aegis [Elemental]

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意地と意思と【~紅蓮4.0ネタバレ注意】

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・みたび、山岳
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3回目。
っていうのも、実はリセ達と行ったあと、ファルシャム一座ともアラガーナに来てたから。ただ、どっちにしてもアラギリの方に来るのは初めて。地図を見たらアラガーナからはかなり南の方らしい(恥ずかしい話、実は東西南北をよくわかってない。わたしから見て右左、それとポラリスとかの位置から見て自分がどのあたり、っていうのはだいたいわかるんだけど。断じて方向音痴ではない、と思う)。
色々あった。贅沢だよね、前は「忘れたくない」って願っておいて、今は「忘れてしまいたい」って思うなんて。
……書いてみるとちょっと違うな、忘れてしまいたいんじゃない、信じたくないんだ。

ラウバーン局長の故郷がこの地域だって知って驚いたり、「戦いの果てに得ていいもの」について少し話をしたり。
あとは、リセと見た箱舟についてもちょっと考えた。どこかで見て聞いた覚えがあるんだけど、どこでだろう。マハの伝承だったっけ。


・英雄であること、ひとであること
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少しずつ、帝国がアラミゴに伸ばしていた手を押し返す。ようやく城下町が見えてくる。これまでに縁をむすんだひと達に助けられて、わたしはここにいる。むすんだ縁のために、ここにいる。
わたしひとりでも成しえなかったし、(これはちょっと傲慢かもしれないけれど)わたしがいなくても成しえなかったかもしれない。きっと、誰が、何が欠けてもだめだった。
だから、やっぱりわたしは英雄じゃない。彼らがわたしを英雄と呼ぶのなら、きっとそれは「わたしがしたいこと」が、偶然彼らを助けただけだと思う。
それはそれとして、その役回りが必要なら演じるけれど。たぶん、そのあたりはどっちでもいい。わたしやわたしの周りのひとが、前を向いていられるなら。


・意地と意思
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何が気に入らないって、「すべてが自分のためにある」ような物言いだ。生まれを考えれば、仕方のないことなのかもしれないけど。
でもわたしは幸運だ、神龍もゼノスも、斃すべき相手なのだから。怒りは力になる。わたしが見てきたものを、相手は知らない。「超える力」とわたしたちが呼んでいるそれに、召喚された「神」に干渉する/従える力があることぐらい知っている(イゼルの例、ラハブレアとイゲオルムの例、ほかにもいくつも「視た」)。けれどそれでもわたしは倒すことを選ぶし、愉しむための戦いなんて考えを肯定したくない(いつか、誰かにもそんなことを言ったような気がした。だから、すこしもためらう必要はなかった)。
たぶん、彼にわたしを愚弄する意図はない。だからこそ、どこまでわたしを馬鹿にすれば気が済むのかと思う。
やっぱりわたしは、ここで命をかけるべきだ。たとえ相討つことになったって、あるいは無駄死にすることになったって。それが、今アラミゴの空中庭園という場に、ハイデリンという星にいる意味ならば。
同類だとか、友だとか、知ったことか。こいつは、こいつらは、わたしが倒す。誰にも邪魔させはしない。


・ずるい
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らしくなく、ゼノスが自刃するのを見届けてそう思った。どうしてだろう。イルベルドに対しては思わなかった。オルシュファンやイゼルに対しても、思ったことはない。この差はどうして?
これが、ゼノスが言った「同類」の意味するところ?
わたしが「光の戦士」じゃなかったら、リムサ・ロミンサに来ていなかったら、あるいはそれ以外の、ほんのちょっと何かが違ったら、たぶん出会ってすらなかったにちがいないのに(ああでもこれは全てに言えることかもしれない、彼の場合がいちばん薄氷の上だっただけで)。
きっとわたしも、彼と同じ状況なら同じことをしてた。英雄なんて立場も、光の戦士っていう責務も関係なく。それがわかってしまうから、いやだ。
逃げちゃえば、それかあの場で「わたし」という存在そのものを明け渡してたらよかったかな。
だめだ、そしたらわたしがわたしを許せなかった。

やだなあ。まさか目に見えない傷まで遺されるなんて、思わなかった。


・勝ち取ったもの?
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故郷。わたしには、なじみのない言葉。リセにとっての、ウィルレッドにとっての、ミンフィリアにとっての、そして、逃れたおおくの人たちの。それに、ドマに続いてアラミゴを勝ち取ったことは、たぶんほかの支配域にも何か影響をもたらすはずだ。
……でも、どうなんだろうね。ゼノスみたいな例外もいるとはいえ、帝国だって常に奪う側だったかって聞かれたら、わからない。エオルゼア同盟軍も、いつかは「奪う側」になるかもしれない。アラミゴも、ドマも、可能性を上げればきりがない。わたしはそのとき、ちゃんと拒めるかな。止められるかな。

どう書けばいいだろう。今ひとつだけ確かなのは、なんだかすごく息がしづらい。わからない。仕方がないからロッホ・セル湖の深く深くに沈んでみることにした。こういうことができるのは、ソロバンのおかげだ。
水中にいると、すこし楽になった。なんでだろう。
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