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「イシ」をめぐる冒険 其ノ参~新米採掘師の西陣遠足と石収集家たち~

Öffentlich

週末に京都市の西陣で開催されていた「石コレクションお披露目会 石会たて」 というイベントへ行って参りました。
https://www.spacetate680.com/event/2021/071011ishikai/index.html
イベント概要とアーカイブはこちら。

今回の企画、主宰されたクリスタルポケットさん自前のイベントスペースでの自企画初イベントだったそうで、出展者も若い方が多く、FF14のクリスタルブレイブのような熱気と謎のクリスタル繋がり感。

二日間の開催だけど日曜日は別イベントがあるので、行ける日は7月10日(土)のみ。
FF14時間生放送の日と被ってるやんけ!ということに気付いて行くかどうか直前まで悩んでいたけど、出店参加予定の方のツイート見てると、やはり実物見て話を聞いてみたいなと思い至る。
あとは西陣京極の新鋭コーヒーショップ「風とCOFFEE」さんの温石珈琲が飲めるというのもポイント。

そんなわけで風の珈琲に釣られて、当日は14時間生放送のオープニングだけ見て、お昼ごろに会場現地到着するという折衷案を実行。

入場して「風とCOFFEE」さんの温石珈琲を頂く。
ドリップした珈琲をまずはそのまま飲み、ちょっと冷めてきたところで電熱器加熱した岩石を突っ込んで温めなおして、味わいの違いを楽しむというギミック。
石を選べたので、一番手前にあった暗黒石を選択。石の名前も教えてもらったんだけど忘れてしまった…。

 
 
 


珈琲引換券も小石という遊び心。

 


出展ブースは10ブースほどの小規模イベントなんだけど、珈琲飲みつつ石を眺めたり出展者さんの話聞いたりしてたら一時間半ほど過ぎていた。
鉱物の実物を見るだけなら博物館に行けばいい、買うならミネラルショー行けばいいのだろう。
それでも、書店・図書館と同人誌頒布会の違い、と書けば分かりみが深い今回のイベント。

出展者さんや参加者さんとの会話で見つかる新たな鉱脈と人脈の数々。

 
 
 


今回の入手鉱石一覧。

 


販売主体イベントではない分、無料配布石があったり、売ってる石もお安い。
コバルトとウランは無料配布というログインボーナス。



→輝コバルト鉱(きこばるとこう) Cobaltite
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/1229660/blog/4412480/
エオルゼアでは第一世界の水中でしか採れないLv80伝説石「輝コバルト鉱」も、リアルゼアでは無料で入手。
コバルト華、赤というよりはピンク色っぽいカビのような皮膜状。
クレードが高くなると、もっと粒だった結晶状になるらしい。

 


燐灰ウラン石。見た目はその辺に転がってそうな地味な石。
肉眼でも赤▲部分に黄緑色の鱗片が付いてるのを発見。

調べたら紫外線ライトで蛍光発色すると知り、たまたま持ってた紫外線ライトで照射してみたら見事に発光。
こんなに映える蛍光発色するとは。

 
 
 


ウラン鉱石とかロマンの塊だけど、今回紹介した石の中でも燐灰ウラン石はエオルゼア未実装。
エオルゼアが核のチカラに目覚めてしまう日は来るのであろうか。

ラベルの採集地を見てると岡山や徳島、関西圏の馴染みある地名も多い。
日本画の顔料としても興味のあった辰砂の入手が今回の新米採掘師ジョブクエスト。

 
 
 


鉱石と川さらい採取結晶の二形態で出会えたのが嬉しい。

→新生◆エオルゼア鉱物図鑑 第6号 「辰砂」と「水銀」
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/1229660/blog/1746444/

100円で買った錫石。

 
 
 


スズは鉱物採取できるゲームでの扱いも多くて、ギャザ要素では馴染みのある錫鉱石。
金属鉱石は普通の石と比重が全然違っていて、これくらいの小石サイズでもズシっとくる重量感。
実物見てると、水晶の結晶に付随するように金属結晶が浮いてくる感覚が伝わってくる。
錫石で画像検索してみると、もっとガンメタルな金属らしい結晶になるらしく、グレード高いのも欲しくなる。

今回参加する際の後押しになった趣味の砂金採りさんの佐渡産金銀鉱石。
https://twitter.com/Ore_smelting/status/1410556586234314757

ベースの石は水晶でできていて、その中に金銀が混ざった筋状の層ができるらしい。
砂金採りや鉱物収集から始めて、金属精錬や銅鏡作りまで手を広げておられるギャザクラな学生さん。

 


砂金採りさんは事前にリフォロー頂いてたので、こちらからもFF14の鉱石事情を逆宣伝してみたりと話し込んでしまった。
リアル石好きの方々、集め方は購入から現地採取する方まで様々だけど、精錬して実用品まで作ってみる方はレアだろうなあということで、話のタネとして興味深いお時間。


ゲームから足を伸ばして、まずは収集家とお話して採集地などの情報を集め、手ごろな実物をいくつか入手するという、FF14時間生放送と勝手にコラボしてみた自主遠足クエスト。
リアルゼアとエオルゼアの両方でやってみたいクエストをいっぱい受注してしまい、またもやジャーナルがパンパンになっていく罠。
まずは鉱物の名前を知るために手ごろな図鑑が手元にいるな…ということで文献入手もせねば。

来月も鉱物から岩絵の具を自作して日本画を描いてみるというワークショップに参加予定。
物好きヒカセンの道草クエストは続くのであった…。



※2021/07/14 19:42 鉱石の拡大写真等を追記
Kommentare (2)

Ritsu Rocks

Shinryu [Meteor]

ギャザクラで聞いたことがある石がたくさん!
実物の鉱石って、ロマンがありますよね。
金属光沢と手に伝わる重量感がたまりません。

Bone Moonlight

Ixion [Mana]

Ritsuさん、いらっしゃいませ!
エオルゼアではリアル仕事柄もあってギャザラーは園芸師メインで進めてしまって、採掘師はマケボ採掘のグラカン納品でカンスト済み。
リアル鉱石に興味が出てきたので、サブキャラでもう一度上げ直そうかなという勢いですね。
天然鉱物はグレードによって見た目が全然変わってくるので、ハマると沼。
コロナ禍落ち着いてきたら、リアル採掘の旅に出ようかなと考えてます(笑。

エオルゼア内で採掘できる鉱石は八割方リアルゼアでも実在してますね。
今回紹介した錫などの一般的な金属はAmazon通販などでホビー用インゴットも買えるので、エオルゼアグッズとみなして集めてみるのも楽しそうです。
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