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Dicetarg Beoulve

des wahren Stahls

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ハミングウェイの弟の回想「殺る、殺ってやる、絶対に、、、俺一人でも、、、!」

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ハウスで暇を持て余す2人の店番。
一人は古物商
もう一人はマテリア師


古物商はマテリア師に店番任せて商談と称していずこかへ。

古物商の冒険にしばしおつきあいを、、。

(以下、若干のフィクションを伴います)

「あの野郎、なんで何もしねぇんだ、、」

ハミングウェイの弟は焦っていた。

パラメキア諜報機関員の男は一向に動こうとはしない。

それはプロの諜報員故の落ち着きではあるのだが、彼にわかるはずもなかった。

「あの時、話に乗るべきじゃなかったのか、、?」


時は遡り、アルテマウェポン破壊作戦に成功した数日後のこと。。
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「兄貴が、殺された、、?!」

訪ねてきたグランドカンパニー当局者から話を聞き、その青年は愕然とした。


「投降したガレマール帝国軍の捕虜から複数の証言が得られた。本当に残念だ」


「なんで、どうして、、!」


「スパイたるもの、見つかれば殺されるのは覚悟の上だ。君のお兄さんもまた例外ではない。

君の身の安全と生活の保証を願って、我々の招聘に応じてくれたんだ」


「俺の、ため、、、」


「君の衣食住は我々が保証する。学校でも就職でもできる限り用意する」


「、、、兄貴は、どうして死んだんだ」


「正体が露見し、帝国軍の幕僚長に殺されたとのことだ」


「その幕僚長はどうしたんだ」


「生死不明だ。我々は魔導城プラエトリウムの爆発で死亡したと推測している」


「生きてる可能性もあるってことだよな?」


「その可能性は低い」


「低かったら探さないのかよ!」


「ガレマール帝国軍はエオルゼアの他の地域にも残党が残っている。それらへの対処が優先だ」


「、、、!」


「それでは、君のこれからの処遇について説明させてくれ」


グランドカンパニー当局者は説明を始めたが、その青年・・ハミングウェイの弟は、ほとんど聞いていなかった。

脳内には怒りと憤りだけが渦巻いていた。


それから数日後、グランドカンパニー本部。
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「彼、また来たのか?」


「ああ、ネロ・トル・スカエウァを追えの一点張りだ」


「我々も確かな手がかりがあればまだしもなぁ、、」


「だが、今のところは、それもない」


「かといって、諦めろと言って聞くわけもない、か、、、」


「それはそうだ。肉親のことだからな」


「しかし、仮に、スカエウァが見つかったとしても、ハミングウェイ殺害の罪状で裁けるか?」


「無理だな、、ガレマール帝国軍人の責務を果たしただけだからな」


「捕虜にはできても被告にはできない、か」


「そう、だな、、もっとも、彼にそう言ってもわかってはもらえまい」


「となると、個人的復讐に走る可能性もあるな」


「エオルゼアから見れば、スカエウァは現状逃亡中の敵兵だからな。

殺しても罪には問われん。投降して無抵抗なのを殺したとなれば話は別だが」


「しかし、彼は兵士でもあるまい。スカエウァをそう簡単に殺せるか?」


「その前に、見つけられるかどうか、、我々も探してはいるが、生死すら確認できてないのだからな」



「くそ、何がグランドカンパニーだ!腰抜けの怠け者の集まりじゃねぇか!」

ハミングウェイの弟はひたすら悪態をついていた。

毎日のようにグランドカンパニー本部を訪れてはネロ・トル・スカエウァを追うよう訴えているが、暖簾に腕押しである。

「こうなったら俺がこの手で、、でも、どうやって探せばいい、、?」

そこに、どこにでもいそうな男が寄ってきた。

「こんにちは」


「? あ、ああ、こんにちは」


「なにやらお怒りのようですな」


「、、、あんたに関係ないだろ」


「おやおや、急いては事を仕損じますぞ。どうでしょう、このしがない商人めが話を聞きましょうか」


「聞いてどうすんだ」


「それは聞いてから決めるものですよ、、では、こちらへ」

どこにでもいそうな男はハミングウェイの弟を見晴らしの良い場所へ連れて行った。

そこは景色はよいが人気がないので密談の類にはもってこいな場所である。

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どこにでもいそうな男から自己紹介し、ハミングウェイの弟もそれに応じた。

「それで? グリダニアのしがない商人のおっさんが、アラミゴの天涯孤独男に何の御用で?」


「天涯孤独、、はてさて、貴方様には、勇敢な兄君がいると聞きますが、、?」


「いた、だよ。殺されちまった」


「なのにグランドカンパニーはその仇を討とうともしない、、情けない話ですなぁ」


「知ってんのか?」


「あれだけ激しく抗議すれば街の噂にもなりますよ」


「、、、野次馬ならお断りだ」


「とんでもない。しがない商人の私ですが、人並みの同情心があるだけで、、」


「同情もお断りだ! ほっといてくれ!」


(親切や同情をかけられると誇りが傷つくタイプだな、、さっき天涯孤独とも言っていた、、孤高を誇りと捉えるタイプと見た、、なら、その誇りに訴えるか)

「これは失礼、アラミゴの誇り高き青年よ。無礼を許してくれ」


「あ、ああ、、、」


「兄君の仇を討ちたいのだろう?それも、自分の手で」


「、、、できたらそうしたいさ」


「我等と組めば、それができるかもしれん」


「我等? グリダニア商人は仇討ちもすんのか?」


「我等はしがない商人に非ず、、パラメキア諜報機関なり!」


「、、、なんだそれ?」


グリダニアのしがない零細商人を語るパラメキア諜報機関の男はずっこけそうになった。

(ま、まぁ、一般人にそう知られてても困るってもんか、、)

「誇り高きガレマール帝国の諜報機関だ」


「帝国、、! そこの、、台所が、なんでこの俺に??」


「だ、台所??」


「え、今、厨房機関て、、」


「諜報だ、諜報!」


「諜報、、、て、何だ??」


グリダニアのしがない零細商人を語るパラメキア諜報機関の男は呆然とした。

(そっから説明しなきゃならねーのかよ?!)

が、すぐに気を取り直した。

(ま、まぁ、これも仕事のうちだ、、)


グリダニアのしがない零細商人を語るパラメキア諜報機関の男はパラメキア諜報機関の業務について通り一遍の説明をした。


「あんたがたの仕事はわかったけどよ、それが俺や兄貴と何の関係が?」


「我等の業務には我が軍に入り込んだスパイの摘発も含まれる。当然、君の兄君も対象となる」


「!、、、兄貴を殺させたのはあんたらか、、、!」


「だったら、私が君に会いに来るわけなかろう?」


「じゃあ、なんで、、、」


「我々は兄君を生け捕りにしたかったのだよ。

生け捕りにして我々に協力させる、それがベストなわけだ。我等にとっても、兄君にとっても、な」


「だったら、なんで兄貴は殺されたんだよ!」


「わからん」


「わからんって、、、!」


「我等も誰も、スカエウァにそんな命令を下していないのだ。

故に、我等は、スカエウァの行為を、帝国に対する裏切りとみなした。

裏切り者には責任を取ってもらわねばならん。命でな」


「あんたは、スカエウァを殺しに来たってわけか?」


「少し違う。スカエウァに死んでもらいに来たのさ」


「それ、どこが違うんだ?」


「軍の中には、スカエウァを擁護するものも多くてね。仮に彼が我が方の手に捕まったとしても、処刑とはならない可能性が高い」


「そんな、、!」


「我等とて君と同じ心だよ。しかし、帝国においては、我等より軍の方が発言権が大きい。

我等がどうこう言おうとスカエウァの処刑はなさそうだ。

だが、スカエウァを狙う者が、エオルゼアでスカエウァを殺したとなれば、軍も我等もどうしようもない」


「、、、!」


「気づいたようだね。私は、君に、スカエウァを殺してほしいわけさ。

もっとも、組織や軍隊に属してるわけでもない君には無茶な要望とは思うが、、」


「殺る、殺ってやる、絶対に、、、俺一人でも、、、!」


グリダニアのしがない零細商人を語るパラメキア諜報機関の男は僅かにほくそ笑んだ。

(、、、よし、獲物は手に入った、、)


「で、奴は今どこにいるんだ?!」


「まぁ待て、我等の仲間が手がかりをつかんでいる。また連絡する」


「あ、ああ、、」


「この金を持ってってくれ。次に会うまでの食費と思ってくれていい」


「いいのか?こんな大金、、」


「無駄遣いするなよ? 兄君の仇を討つ軍資金だ」


「!、、あ、ああ、、!」


その後、グリダニアのしがない零細商人を語るパラメキア諜報機関の男は、次に会うまでの手筈を説明し、ハミングウェイの弟と別れた。

そして、隠れ家に戻った。

隠れ家にはどこにでもいそうなヒューラン、、、に見えるパラメキア諜報機関員の別の男が待っていた。


次回に続く、、、。
Kommentare (2)

Schuchtern' Telstadt

Valefor [Meteor]

おはようございます😌✨

今回のストーリーも、すごく読み応えがあって
良かったです☺️✨
(台所のやり取り、めちゃ笑いました😆)

弟さんとしては、かなりの手がかりを
掴み(掴まされた?)
…先が楽しみでワクワクします😊♪✨

Dicetarg Beoulve

Unicorn [Meteor]

ありがとうございます。

全編シリアスで行こうかなとも思ったのですが、100%殺伐とするのもどうかと思ったので台所のやり取り入れました。
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