船大工の名前はウケブ。名前的にハヌハヌでないだと!?
数年前に移住してきたシュラバール。その割りにはコザマル・カの文化に詳しい。研究者じゃないの?
特に礼儀作法には厳しいから挨拶だけは欠かさないようにしないと機嫌を損ねる。
やっぱ予想通りの頑固者か。
挨拶とはハヌハヌ流の挨拶。どんなだっけ。私は忘れたからウクラマトよろしく。
東のオック・ベックべにいるのか。さっきサブクエで行ったわ。
オック・ベックべに着いた。
ウクラマトが奥の長い階段に興奮してる。壊れてるんだよねー。そこ超えて新しい素材を取りに行きたいのに。
クルルがここではハヌハヌ以外もコザマル・カの文化に馴染んで生活してると言った。隣人の村って意味らしいよこの集落。まさにその目的の為に作られたみたい。
リヌハヌが隣人の村という意味を持つオック・ベックべだと説明した。その辺の説明してくれるNPCにもう聞いた。
ハヌハヌと一緒にトライヨラから流れてきた他の部族も暮らしてる。
ウケブが住居兼工房として使ってるのが東のツリーハウス、湧き水の満ちる浮島の屋敷。名前長いわ。階段も長いらしい。マウント乗っていいですか。
私がさっきウクラマトに言ったのこの階段じゃないな、別の場所にある階段だ。
長い名前の屋敷の下に着いた。では階段登るぞー。
天気が良ければ眺めがいいだろうにあいにく曇ってる。
リヌハヌがウケブは礼儀にうるさいだけじゃなく、その、なんというか、と言い淀んでる。頑固なのか面倒な性格なのかな。職人だしな。
クルルは神輿の修理を依頼するから失礼のないようにしなくちゃと言ってる。クルルのフード、場合によっては相手に失礼だからね?
ウクラマトは挨拶、挨拶、と復唱してる。
ウケブ、カメラ回しても顔がよく見えない。仕方ない。話しかけるか。
ウケブが我々を訝しがる。ウクラマトは挨拶、挨拶と呟いた。
にっこり笑ってポーズを取って「オフォカリー!」
一瞬シーンとなる。ウケブのメガネがキラーンと光った。
ポーズを取って「オフォカリー!」
しばらく無言で見つめ合い2人とも手を下ろした。
「……どうやら礼儀はわきまえているようだな」
ウケブに認められた。ウクラマトすげえな。
郷に入っては郷に従え。トライヨラが多部族国家だからこそそれぞれの部族が大切にしてきた文化を尊重すべきというのがウケブの考え。
だからハヌハヌの文化にも詳しい。
「確かにお前の言う通りだ。共に生きるって事はお互いの事を知るって事なのかもしれねぇ」
王女様は素直です。ウケブはそれを柔軟な考え方をすると感心した。ウクラマトの事を見覚えあると言うウケブ。王女様だよ。
「って、ウクラマト王女ーーー!?」
気付いた。礼儀にうるさいからこそ王族への無礼は許せないみたい。第一王女様がホイホイこんな所にいるとは普通思わないしウクラマトは多分気にしないから大丈夫だよ。ウケブ大分萎縮しちゃってるけど。
「ど、どうかその斧で一思いにこの首を!」
「怖ぇこと言うんじゃねぇよ!」
なるほど。リヌハヌが言い淀んでたのはこういう性格か。
堅苦しい事は嫌いだから気にすんなと言ったウクラマトに「そうですか、では気にしません」と答えるウケブ。
これ元ネタあったのか。切り替えが早いわねとクルルがツッコミを入れた。
切り替えの早いウクラマトが早速神輿を直してほしいという用件を伝える。
喜んて協力したいけど材料が底を付いてると答えるウケブ。またこのパターンか。集めてくればいいんだろ。
被害を受けた家屋の修理にウユイポ材を使い果たした。アボキシャと合わせて調達には10日ほど必要。
それでは遅いから場所を教えてくれれば自分で採ってくるとウクラマトが答える。
王女をパシリに使うのは礼儀を重んじるウケブは到底出来ない相談だとまたぷるぷる震え出す。つまり私ならパシリにできるって結論か?
「だから気にすんなって言っただろ!」
「そうですか、では気にしません」
ウケブ切り替え早いな!
ウケブがリヌハヌの事を尋ねた。次の祭りのまとめ役だよ。神輿の修理の為に同行中。
本当かどうか眉唾だけど神輿は葦の不作を解決する為の魔具でもあるという話だから。
「ほう、イヒーハナ祭の真の意味をご存じとは。昨今ではハヌハヌ族でも知らぬ者が多いというのに、さすがは王女ですな」
魔具で合ってた。ハヌハヌも知らんのにアンタは知ってるんだな、ウケブ。
ウクラマトは歯切れ悪く「ま、まぁ……な!」と答えた。
ウユイポの木の伐採場所はウケブが案内してくれる。
アボキシャの方はお仲間の私。キキトラ洞の辺りを探せば採れる。リヌハヌが案内してくれる。
ウクラマト1人にして大丈夫かなーと思ったらバクージャジャの部下が盗み聞きしてた。
ドプロ族の妖賢士がバクージャジャに報告。
イヒーハナ祭と武の方が答え、本命がダメだった時の為に泳がせておくのも悪くないと魔の方が答える。
お前ら少しは自分で考えて行動しなよ。
メスネコちゃんにも使い道ができたみたいだとまとめた。
クルルもこっち側なんだよね。ウケブは変わった人だけど悪い人じゃなさそうだと言った。
リヌハヌがキキトラ洞の行き方を教えてくれる。オック・ハヌを南西。おっけー。
オック・ハヌに戻ってきた。
ウケブの切り替えの速さが少し羨ましい時があるとリヌハヌが言った。「そうですか、では気にしません」は今年のFF14流行語対象になると思う。
クルルは「ここから南西だったわね」と言って歩き出した。このイベント必要だった??
クルルが洞窟の奥に滝が見えると驚いてる。本当だ!素材採りに来た時は気付かなかった。
リヌハヌがあの洞窟がキキトラ洞だと教える。魔物が多くて彼は戦えないからこの辺りを探す。私は奥かな!
アボキシャの原石は緑にキラリと光るからそんなのを見つけたら持ってくる。……緑に光る敵がいたんだが??
クルルが東側、私が西側を探す。リヌハヌは自分達の神輿を直す為に私達を戦わせるのは忍びないけど奥の方は任せたよと言った。まあ世の中適材適所ですよ。
ここの敵襲ってこないな。緑色に光ってるグロウフライ。キラキラと光る水面を調べたら1発で見つけた。
リヌハヌの所に戻ったらクルルもいた。何度か魔物に襲われたけどピクトマンサーの魔法があるからなんともなかったと言ってる。私はそもそも襲われませんでした。
リヌハヌは入口の方を探したけど1つもなかった。アボキシャ原石を渡した。クルルの分と合わせて足りそう。どっちのアボキシャもよく輝いてる。
「助かったよ、ふたりとも」
お礼を言われた。我々の目的にも必要だからね。
すぐにオック・ハヌに帰るのかと思ったらムビだった。
リヌハヌは神輿の修理が終わってイヒーハナ祭を開ければあいつも喜ぶはずだと言う。あいつって誰だ。
まとめ役は本来村で仲の良かった友達がやるはずだった。……お亡くなりになったのかしら。
この前の大嵐で友達は死んでリヌハヌがまとめ役を受け継いだ。
ウクラマトが暗い顔をしてても問題が解決する訳じゃないと言った。それを聞いて思い知らされた。悲しんでるだけでは一歩も前には進めない。
「俺の前に広がる路を歩いていかなくちゃってさ」
暁月の時にも見たなあこういう展開。
その思いは私達も受け継がれてもらうとクルルは話した。
アルフィノやウクラマト達もきっと素材を手に入れてくる。
「だから皆が元気になれる楽しい祭りにしましょう!」
「ああ、必ず!」
祭りは本来楽しいものだしな、バクージャジャが何か邪魔しなきゃいいけど。
ウケブの所へ戻ろう。ウケブもウクラマトと一緒に木材伐採しに行ってるはずだけどな。
ウクラマトとウケブが戻ってきてた。
クルルがウクラマトの方も上手くいったか聞いた。
リヌハヌはここまで来たならイヒーハナ祭を成功させると意気込んでる。
ウクラマトは「おう、戻ったか!こっちも今終わった所だ!」と言った。特に妨害とかは無かったみたい。泳がせるって言ってたし。
ウケブはウクラマトのお陰で良いウユイポの原木が手に入ったと言った。こっちもあるよアボキシャ原石。
イヒーハナ祭を開く事でどのように豊作に繋がるのか知らないだろう?と聞かれた。教えてくれるのか?
「楽しみにしてるといい。きっと素晴らしい光景が見られるはずだ」
ユウナの異界送りみたいな感じかな。
ウケブは担ぎ棒と眼の製作に取り掛かる。ウユイポ材のエーテル伝導率を高める為には魔法に長けた助手が必要。エーテル伝導率ってもう言っちゃった。それならクルルが適任だね。私達は先に戻り神輿の前で合流する事になった。
クルルは祭りをとても楽しみにしてる。
ウケブは残りの作業は単純明快ですぐに終わるから焦らず神輿の前で待つといいと言った。
まあ原石から宝石作って原木から材木作るだけだもの、簡単だよね。
神輿の所に戻った。リヌハヌとウクラマトしかいない。
リヌハヌはウケブの言う通り、祭が始まれば素晴らしい光景が見られると話した。
ウクラマトはウユイポの木を採りに行った時の話をしてくれる。大変だったらしい。ウケブがあーだこーだ文句付けてきたかと思えば「王女への不躾な発言を詫びて自分を罰します!」とウユイポの木に頭突きを始めた。忙しい人だな。
気にすんなって言った次の瞬間には「そうですか、では気にしません」って平然としてた。
「やっぱあいつ、おもしれぇ奴だぜ!」
なんかもう最初から全部気にすんなって言った方がめんどくさくないかもな。
次のクエストタイトルがイヒーハナ祭。もう祭始まるのか。ペルペルの時は物々交換大変だったのにあっさりだな。
我々は祭に備えて少し休む事になった。寝るの?寝ないんかい。私は眠い。
神輿の前にいるウクラマトに噂好きなハヌハヌ男性が気づく。葦の試練を超える為に祭を開こうとしてるという噂は本当だったのかって言ってる。噂になってるのか。
噂好きなハヌハヌ女性があの祭は豊穣祈願の祭だけど葦の不作が解消出来るって本当に思ってるのかな?と馬鹿にしてる。
コーナは少し水田を調べただけでオック・ハヌを出て行ったから若い2人には荷が重いとか言ってる。
コーナは水田のエーテルを活性化させようと何か装置を取りに行ったりしたのかもね。
リヌハヌが怒ろうとしてくれるのをウクラマトが止めた。リヌハヌいい奴だな。
コーナは「この試練を超える方法が分かった」と呟いていなくなった。エーテル活性化だよね?ね?コーナがどうやって試練を乗り越えるか楽しみーと噂好きな2人はいなくなった。
ウクラマトは少し調べただけで解決法の分かったコーナをさすが兄さんだぜと嬉しそう。貴女のライバルですよ。
リヌハヌがこっちもあと一息だと励ます。
皆が戻ってきたら祭開始よー。
皆が戻ってきた。神輿の素材は全部揃った。1番遅かったのがアルフィノ。
アリゼーが優勝者の風魔法はものすごい風を巻き上げて羽を飛ばして本当にすごかったと話した。
彼女達も挑戦したけどなかなか難しかった。特にエレンヴィルは足元に羽根を落とした……繊細なエーテル操作が必要そうだな。
エレンヴィルは自分はグリーナーだから魔法は得意じゃないと言った。一応使えるんだ?
クルル達も材料2種を用意出来た。
ウケブが神輿には誰が乗るのかと尋ねた。ウクラマトによると前に来た時はグルージャジャを乗せてたらしい。ハヌハヌじゃなくていいのか。
「馬鹿でかい図体のジジイを担げるなぁと感心したもんだぜ」
神輿が大きいのハヌハヌが乗るからじゃなくて連王が乗るからだったのかな。
神輿の乗り手には最も名誉ある人が選ばれる。だから連王の都合がつけばその役割を頼む事が多かったけど、今回リヌハヌが選んだのは連王ではない。
ウクラマトかな?
「へえ、誰なんだ?」
自分だとは思わず尋ねるウクラマト。リヌハヌはウクラマトに向き直った。祭を開催出来るのはウクラマト達のお陰だから彼女に乗ってもらきたいと話す。
ウクラマトはびっくり。しばらく考え込む。目立つの嫌いだっけ?私は嫌だけど。
「……神輿って、酔わねぇよな?」
そっちの心配かい。リヌハヌもた、多分としか答えられない。
ウクラマトは祭に強い思いのあるリヌハヌの頼みは断れないと承知した。
神輿は集落からコザヌア・キーまで練り歩く。そこはハヌハヌの神、ケーツハリーの像がある聖地。道中の安全確保を頼まれた。
ウクラマトもウケブが神輿を直すまで暇だからとこっちを手伝うと言った。エレンヴィルは魔物退治には役立たないのでウケブの手伝い。
コザマヌ・キーは南の街道を道なりに行き、最初の分かれ道を東に行くと見えてくる参道の先にある。
集落の南から見回りを開始しよう。
リヌハヌは祭の最中に神輿が魔物に襲われる事が多いから事前に危険を排除したいと言った。
ウケブはすぐに神輿の修理に取り掛かるからこちらの仕事が済む頃には完璧に直ってるだろうと言った。
エレンヴィルは戦えない自分が付いていっても仕方ないからそっちは任せた、と淡白。
集落の南に皆がいた。
ウケブは異部族の文化を調べるのが好き。色々な部族の事を学ぶうちにコザマル・カでの生活に興味が湧いて移住を決めた。クルルがそう教えてくれた。一緒に作業してた時に色々話したのかな。
アルフィノは神輿が魔具ならそのエーテルに惹かれて魔物が襲ってきてもおかしくないからしっかり対策しないとと話した。
アリゼーは「とっとと片付けましょ!」とあっさりしてる。
ウクラマトは道のりの確認。皆で手分けして見回りをして魔物を見つけたらその場でぶっ倒す。ある程度倒したらケーツハリー像の前で集合。
道中にクルルがいた。「ふふ、そんなに心配しなくても私は大丈夫よ」って言ってた。
私は黒魔のスキル回し忘れててあまり大丈夫ではない。
道中にアルフィノがいた。「この調子でコザアヌ・キーを目指そう」と言った。意外と遠いよね。この辺りにトラルパイナップル採りに来たり釣りしに来たけど。
ウクラマトとアリゼーを見つけられないまま目的地に着いた。
ケーツハリー像、変わった像だな。鳥?像を眺めてると他の皆も来た。
ケーツハリーはハヌハヌの豊穣の神。
選択肢が出た。
「これも葦で作られているようだ」
「空飛ぶ白鯨じゃないんだ……」←
文化違うからね。ウクラマトが首を傾げた。
「なんだってクジラだと思ったんだ?」
バヌバヌの神様が白鯨だからね!
この神様は別の大陸で暮らしてたハヌハヌをトラル大陸まで運んできた存在。
アルフィノが別の大陸となるとハヌハヌのルーツはやはり……と呟く。アバラシア雲海?
アリゼーがその辺りも興味深い話だけどまずは安全確保ができた事をリヌハヌに教えようと言った。そろそろ神輿の修理も終わってるだろうし。
ウクラマトは乗り手だから急いで戻って、ついでにリヌハヌへの報告も済ませるから私達はゆっくり戻ってきていいと言った。
つまりここでサブクエが生えるのか?
生えなかった。一方オック・ハヌ。
神輿の前にいるリヌハヌとウケブ。そしてバクージャジャ。
よく聞こえなかった、もういっぺん言ってみろ、おっさん、とバクージャジャは凄む。
ウクラマトにしろバクージャジャにしろ口が悪いよね。
ウケブは何度でも言ってやる、ウクラマトから神輿の修理を頼まれたからお前には渡さないと言う。
「ましてや、相手が挨拶も出来ぬ無礼者なら、なおさらな」
そこ重要なんだ!?まあコイツ無礼者だからいいか。
魔の方ができれば穏便に解決したかったけど仕方ないからコイツ殺っちゃおうかと言う。それルール違反にならないか?
エレンヴィルがこっそりリンクパール通信。
「面倒な事になった。ああ、急いでくれ」
連絡役残しといて良かった!あとリンクパール渡しておいて良かった。
リヌハヌがウケブの前に出て、神輿は俺が守る!と立ちはだかった。
魔の方が大笑い。「怖いなら出しゃばらなければいいんだよォ!」まあ正論だな。
リヌハヌは自分1人だけじゃ神輿を直すのは無理だったけどウクラマト達が助けてくれたからもう一度祭を開く事ができると話す。
「だ、だから俺は……祭のまとめ役として死んでもこいつを守る!」
死んだら祭開催出来ないからやめて。
「なら、望みどおり死んじゃえ」
魔の方が目をギョロリとさせる。戦うのは剣なのかい。戦の方なのかい。これヴァイパーか。
「待ちやがれ、バクージャジャ!」
ウクラマトが間に合った。斧を振りかぶって斬りかかる。動きが大ぶりだからダメな気がする。
バクージャジャは右手一本でウクラマトの攻撃を止めて弾き飛ばした。
ウクラマトは全力の一撃を止められた事にショック。ちょっと体重乗ってなかったかもね。
魔の方が「これがキミたち劣等種との差だよ」と喋る。なんか突然魔の方が沢山喋り出したけどどうした?お喋りしたくなったのか?
「もっと、もっとだァ!泣いて許しを請うまでその身に刻み込んでやるぜェ!」
戦の方に戻った。多分私が戦えば泣いて許しを請うのはお前の方なんだよな。
我々も追いついた。全員で武器を構える。1対5は流石に卑怯じゃないか?
「神輿を奪って試練を越えようって魂胆?祝福の兄弟が聞いて呆れる卑怯ぶりね!」
アリゼーの悪口が冴えてる。
「お褒めに預かり光栄ってもんよ。何人来ようがまとめてぶっ潰してやるぜェ!」
戦の方が答える。卑怯って褒め言葉なのか。1対5を本人がいいよって言ったからじゃあお言葉に甘えて叩き潰すね。
戦いが始まろうとした時、バクージャジャの部下が走ってきた。お頭が本気で戦えば死人が出る、あっちの方は上手くいったって報告が届いたからこの場は納めろと言ってくる。
ドプロの妖賢士、ボスより頭いいというか冷静なんだけど。流石賢士。
魔の方が「ならここで無駄な体力を使う事もないねェ」と納得する。私はお前殴りたいが?
命拾いしたなぁと変な笑い声を上げながら言う戦の方。
命拾いしたのは多分お前の方だぞ。
立ち去るバクージャジャの背中をウケブが見つめた。
「マムークはまだ双頭を……あの忌まわしき存在に縋っているのか……」
1人で納得してないで説明よろしく。
リヌハヌが「だ、大丈夫か!死んだりしないよな!?」とウクラマトに話しかける。怪我もしてないみたいだし大丈夫だと思うよ。
ウクラマトはに「そう簡単に死ぬアタシじゃねえよ」と答えた。
「それより……イヒーハナ祭、すんだろ?」
リヌハヌがにっこり笑った。
「……ああ、やろう!」
皆もほっとしたように笑った。
ウクラマトは神輿が無事だったのはいいけど自分の一撃がバクージャジャに通用しなかったと話した。これほどの実力差があるなんて……と言う。ILとレベル上げれば大丈夫だと思うよ。
アルフィノは複数の継承候補者で王の座を争うのだからこういう展開にも当然なるだろうねと言った。それぞれアルパカ捕まえてくるペルペルは平和だったね。バクージャジャもアルパカ捕まえたのかな。
アリゼーは私達の留守を狙って神輿を奪おうなんてやる事が汚いと怒ってる。そもそも自分で考えてないからね。早く殺そう。
クルルはなんとか間に合ったわねと淡白に話した。
ウケブは「挨拶の出来ない者にろくな者はいない。私の人生において最も大切な学びだ」と話した。本当にね!!!
うちの上司は挨拶を返してくれないので常に離席中かコンテンツ中だと思ってます。現実で目の前にいるのに離席中って何。
エレンヴィルは戦えない自分に出来るのはせいぜい私達を呼び戻すくらいだと話した。貰ったリンクパールが早速役に立った。
私もエレンヴィル残しておいてリンクパール渡しておいて良かったと思ったよ。
これコンプリートしたら祭が始まりそうだけど、時間遅いからまた後日ね。
2024年7月15日