アルフィノは他者を導く立場として相応しくなきゃならないとい重責を少し分かってる。クリスタルなんたらの経験があるからか。だから少しでもウクラマトの力になりたいと思ってる。
アリゼーはアルパカが怖くても乗り物に弱くても良い、ウクラマトがウクラマトである理由にそんな事は関係ないからと言った。アリゼーも後方彼氏面だな。
クルルはゆっくり話が出来て何よりだったと言った。今のウクラマトは良い顔をしているから。
エレンヴィルはウクラマトがやっと迷いがなくなったようだと言った。ウクラマトに迷いがあった事を彼は気付いてたんだな。
ウクラマトは今日ここで私達と話せて良かったと言った。お陰で胸の中のモヤモヤしたものがスーッと消えて行った。
これからどう変わっていくのかこの旅を通して見届けてくれ。そう言われた。
91IDのフェイス開放されたぞー。あと都市転送網もイフイカ・トゥム(コザマル・カ上流方面)が開放された。シャーレアンから来る場合は直接船乗り場近いからそのまま行くわ。
ウクラマトは先に進もうと元気。
エレンヴィルはモブリンの集落を目指して進むけどこの辺りでは盗賊が通行人を襲う事件が頻発してると話した。私が素材探して風脈開放してる時はいなかったよ?大階段が壊れて人が減った今、盗賊達は獲物不足。これは襲撃されるフラグだな。返り討ちにしてあげよう。
「ま……おたくらにはいらぬ心配だと思うけどね」
エレンヴィル分かってるじゃん。
盗賊がいる事にゾラージャ率いるトラル勇連隊は何をしてたんだと憤るウクラマト。全部の街道守るの無理でしょ。ウクラマトは街道の平和を取り戻す為に頑張るみたい。1人で走って行った。
ここから西へ河を1つ渡った先の2つ目の河を目指す。多分私もうその河で魚釣りました。
では出発ー。盗賊でないな。皆に追いついた。
アリゼーが道中遠くからこちらを窺う複数の気配を感じたけどすぐいなくなったと話した。
アルフィノは立派な滝に感心してる。
これほどの水量を含む水源地がどうなってるかトラル大陸の大自然には驚かされる。
エレンヴィルにはこの辺りに盗賊の隠れ家があるらしいけどくれぐれも探しに行ったりするなと言った。FATEかな。サブクエかな。
クルルはこの河が滝となってリヌハヌ達のいるオック・ハヌに流れていくと話した。
地図だけじゃわからないから上から見たい。早く飛びたい。
ウクラマトは盗賊が現れないと言った。だよねー。
エレンヴィルがこれだけの人数を相手に襲撃を仕掛けるほど盗賊も馬鹿じゃないと話す。
つまり1人なら襲われる?
モブリンの集落はミヤカ・ベック河を横断した先。引き続き気をつけて進もう。
アースンシァイアは陶器の都市。モブリンと壺匠の街。だから家も陶器。へー。面白い。
ベッドで寝られるので寝た。パジャマは常に持ち歩いてる。
ウクラマトはここがモブリンの集落かと感動してる。物珍しいよね。
アリゼーは他の候補者の姿がないと言ってる。先に進んでるからもう先に進み過ぎてるんじゃないか?ゾラージャとか。バクーはまだ後ろにいるかも。
クルルはどの建物もひっくり返した壺みたいで可愛い形だと言った。当たりー。この辺りの家は壺なんだって。
アルフィノはゴブリンではなくモブリンだからバヌバヌとハヌハヌが違うように彼らも独自の文化を持ってそうだと言った。所違えば文化も変わるからな。
エレンヴィルがここが壺の章の舞台のモブリンの集落アースンシャイアだと教えてくれる。
シャイアという名前はイディルシャイアと似てるとアルフィノが言う。今週のクロまだ埋めてないな。
アリゼーがイディルシャイアは大撤収で廃墟になった植民都市を再利用してたけどここでは壺みたいな形の建物で暮らしてると話した。
モブリンが1人近寄ってきた。年老いた老女はウクラマト一行か確認する。ウクラマトが頷く。
レディロクと名乗った彼女が選者。選者探し、最近話が早いよね。
試練をやりたいけどそれどころじゃない事情がある。村を襲った大嵐が岩を落とし崖を崩し壺匠の世話人達に怪我人が続出したから試練を開く余裕が無い。
モブリンも話が分かりづらいな、ゴブリンと同じで。
モブリンの集落も嵐の被害に遭ったのか。ハヌハヌと同じコザマル・カだものね。
壺匠(つぼたくみ)ってさっきから出てくるけどそろそろ説明が欲しいと思ったらウクラマトが質問した。
モブリンと契約してる金細工職人。壺のような工房で働くから壺匠。エレンヴィルが答える。
工房だけではなく道具から素材まで全ての創作環境を整えてもらえる。最高だな。ここで働かせてください。名前忘れたトライヨラに来たウルダハの彫金師もここで働いた方が良かったのでは?
彼らが造る金細工は大陸随一の品質を誇る。
トラル大陸に来てから彫金師の話ばかりだな。
「ここでならずっと物作りに没頭できると思ったのにこんな事になるなんて……」
落胆した様子の職人が来た。これ彫金師のAFじゃないか?約束された環境が与えられないならまた万貨街で雇ってもらうしかないと言ってる。新しい彫金師雇ったばかりだからどうだろ?
世話人が怪我して人手が足りなくなったから壺匠が今みたいに去っていく。最高の環境を与える約束が守れなくなったから。災害は仕方ないと思うけど職人も生活かかってるからな。
これ以上壺匠が去ったら一族や集落が立ち行かない。溜まった世話が片付くまで試練はできないとレディロクは言う。
職人達がそもそも災害という非常時に普段と同じ事が出来ると思ってるのが我儘ではないのかな?世話というのがどういうのか分からないけど衣食住くらいなら自分で面倒みればいいのに。
ウクラマトは壺匠の世話を手伝うと言い出した。仕事を手伝えばモブリンの事を少しは知れるし試練の開始も早まる。
継承の儀の一環じゃないから私達は休んでていいとウクラマトは言った。
こちとら雑用のエキスパートですよ?
選択肢が出た。
「自分も手伝う!」
「ではお言葉に甘えて……」←
やらなくていいのならやらない。
「そうしたいのは山々だが俺たちも手伝うぞ。足止めなんてごめんだからな」
アルフィノじゃなくてエレンヴィルが手伝うって言うのか。本当暁メンはメインじゃないんだな。
仕方ないから頷いた。雑用のエキスパートの力を見せてやるよ。
ウクラマトは1人でやり切れる自信がなかったからありがとうと言った。
レディロクは人手が増えるのは大歓迎だと喜ぶ。
壺匠達に約束してた最高の環境を用意出来たら試練を開くと約束した。
私とウクラマトはラコロクの手伝い。他の4人は別の人の手伝い。
ウクラマトは私の手伝いを喜び、もう王女だから自分がなんとかするという強がりは言わないと話した。
「困ってる奴を助けるのは冒険者のお前の方がずっと上手い。それはここまでの旅でよく分かってる」
雑用のエキスパートですから。
ウクラマトは自分よりすごい人を手本にしてこれからもっと成長すると話した。
ではお手伝い開始。
ラコロクは人手が足りなくて約束守れず壺匠も帰ってしまうと悩んでた。
手伝いましょうか。
私達2人の仕事はカーへという壺匠の為に最高の環境を用意する事。元々彼を担当してた世話人は別の人だったけど大怪我をしてラコロクが代わりに引き受けた。でもカーへの事を知らない。
何をしたいか何が欲しいか全然全く分からないけど、直接要望を尋ねるのは世話人の恥。
いや聞けよ。その方が話が早いよ。
気を遣わせず全てを用意するのが世話人の役目。そのこだわり捨てなよ。聞いた方が早い。
一緒に考えてと言われたけどちょっと探して希望を聞いた方が早いと思う。まどろっこしい。
さっきクエストコンプリートした時に気付いたけどサブクエ生えてるからそっち先にやるね。
『人気の粉末?』
バノブロクは少し時間があるならお願いを聞いて欲しい。朋友の灯火のスウィポスティクに品物を届けるのを忘れてたから代わりに届けて欲しい。香しい粉末。怪しい粉かな?
ぶーんとテレポするわ。
スウィポスティクは大好物で知る人ぞ知る嗜好品で一部のヒトにも大人気だと大喜び。
ああ。煙草か。
バノブロクが届け物の正体を教えてくれた。
モブリン伝統のとても臭い腐茶。煎じるだけで頭くらくら、飲んだら喉びりびり、でも不思議とクセになる。怪しい茶だな。
材料はモブリンの爪を切りゴリゴリした粉集めて……飲みたくないな。
焼き魚貰った!良かった。腐ったお茶じゃなくて。
『キラキラ光る素敵なもの』
フララフリックは運試しをやってみない?と言った。
地図に印を付けるからキラキラ光る素敵なお宝を探してこいって。ガラス玉とかじゃないの?
何が見つかるかはイフイカ・トゥムの機嫌次第。
「豊かで 気まぐれ 大自然 挑んで 幸せ 見つけてね〜!」
幸せは本当に見つかるんだろうか。
探索場所4つもあるんだが。
キラキラと輝く小石×2。何も見つからない×2。
フララフリックに石を2つ渡したら2個も見つかったのは強運だと言われた。
この石はピカピカイフイカ瑪瑙。めのうなんて普通読めないよ。
上流の山岳部から転がり落ちて流れるうちにぶつかり削られ小さくなってこの辺りに流れ着く。
これをピカピカに磨き上げればとても輝く宝石になる。金銀細工と相性バッチリなキラキラ輝く宝飾具。
モブリン達は宝の在処を知ってるから素材調達の達人。中でもあの場所はとっておきだからモブリンと私の秘密。そんな大切な場所をサブクエでほいほい教えていいのかな?
オムライス貰った!
『陶器の材料持ってきて〜!』
プレスタピクは大嵐で陶器が沢山割れて困ってる。新品を焼き直したいけど材料が沢山必要。
ヨカフイ遺跡の洞窟に行けば昔掘ったのが残ってる。粘土と長石。それぞれ袋と木箱に入ってる。
ここ風脈見つけるのに苦労した所だな。
サクッと行って持ち帰り。
これで新品焼き放題だって。
モブリンが得意なのは素材集め。集めた品は陶器で保存する。ひんやりですべすべな陶器壺は長期保存に大活躍するから足りなくなったら一大事。
モブリンは金銀細工は不得意だけど陶器はそれなりに上手に焼ける。届けてくれた材料でぴかぴかの陶器を作ると張り切ってた。
アルパカステーキ貰った!
レベリング用のご飯がいっぱい貰えた。
ではメインのお手伝いの続きを。
ラコロクはカーへの他にもまだ沢山世話を待つ壺匠がいる。モブリン達は寝ないで頑張ってるけど人手不足で追いつかないと言った。
壺匠達はそんな感じで世話されて何も思わないのかな?私だったらいたたまれない。世話されて当然みたいな職人が集まってるのかな、ここ。なんかやだなー。
カーへのいる工房で様子を窺う私とウクラマト。カーへ、赤髪のオスッテだ。なんかめっちゃ暑がってる。
直接要望を聞けば早いけどそれは御法度だからやらないと言うウクラマト。私達モブリンじゃないからいいのでは?ダメ?あらそう。
カーへの要望探しは吹き矢だった。
製作用の素材は沢山ある。これなら仕事出来そう。
炉が近くて暑いし風通しもあまり良くない。だから暑がってるのか。
手付かずの料理。嫌いなのかな?冷めたら美味しくないらしいけど暑い部屋で暑い料理はちょっと……。
使い込まれた彫金道具。かなりすり減ってるから手入れが必要。
とりあえず暑さ対策と道具の手入れかな?
ラコロクと相談。
ご飯が手付かずだからモブリンのご飯がカーへの好みに合わないかも、と真っ先にウクラマトはそれを報告する。いや多分暑いからだと思う。
ラコロクはとても美味しい料理なのに!と言う。カーへの好みを何も知らないと言うけど聞きなよ。
ウクラマトはカーへはコーナと同じヘイザ・アロ族だから大まかな得意不得意なら分かると言った。個人差って言葉知ってますか。
「ヘイザ・アロ族は猫舌だからあのアツアツの料理には手を付けられなかったんだろうさ」
そっち!?猫だから猫舌ってそっち!?!?私も猫舌だけど冷まして食べるから部屋が暑いのが1番問題だと思うよ。
冷ませば不味くなるのかあの料理。冷めても美味しい料理を出せばいい。確かに正論だわ。
ウクラマトは調理担当のモブリンに助言をする事になった。
他にも集中出来ない理由はある。
暑さだよね。
乾燥した荒野地帯出身で暑さに慣れてるヘイザ・アロ族でも炉の前で仕事するのは辛そうだった。ずっと暑がってたしな。何が涼しくする方法はないのか。クーラー欲しい。
「それなら 涼しい風を吹かせる 風生みの結晶がピッタリ!」
エオルゼアにクーラーあるんかい!ここはトラル大陸だけど。
ここにある訳ではなく敗者の船で拾える。散策した時にあったなそんな場所。
黄金郷を探したけど見つからなくて諦めた船乗り達が捨てていった廃船が沈んだ場所。確かに船沢山あった。
私が行く事になった。外担当は私だよな。調理師レベル100だから冷めても美味しい料理も作れるのに。
カーへの彫金道具がかなりすり減ってたから新しい物に変えた方が作業が捗るのではないかとウクラマトが言う。
ラコロクはそれは大問題だと答える。素材の用意はしたけど道具は見てなかったから新品を用意するって。そんなの自分で用意すればいいのにね。ここの職人の性質やっぱ好きじゃないなー。
ウクラマトは料理担当。私はクーラー担当。ラコロクは彫金道具担当。
それぞれの仕事へ向かおう。
集落の出口で見渡してたらコーナとサンクレッドが来た。
「あなたは、ラマチの……こんな所で何を?」
確かに不審者だよね、私!
壺匠の世話を頼まれたのはコーナも同じだったけど、金細工を作りたいならシャーレアンに発注すればいいと答えた。シャーレアンにも確かな技術力があるから。
コーナはアホなのかな?輸入じゃなくて現地で生産する事に意味があるんでしょ。現地の雇用の機会を奪うな。職人の仕事を奪おうとするな。確かにここの職人達の何でも世話してもらおうという心構えはちょっとムカつくけど仕事まで奪う必要は無いと思う。
コーナは自分の考えを取り入れてもらえなかったと言う。そりゃそうだ。
能力も思想もバラバラな個人に依頼するよりもより洗練された集団に任せた方が効率が良いはずなのに、何故壺匠にこだわるのか理解できないとコーナは話す。
コストの安い大量生産品がいいか、品質が良い個性のある一点物が良いかって話だよな。コーナは芸術とか理解しないのかな?
サンクレッドは壺の試練と向き合う事で分かる事もあるかもしれないとコーナに言う。
彼らに壺匠の世話は務まらないと思われて代わりに怪我したモブリンの治療を頼まれたとサンクレッドは話す。今はウリエンジェのお使いで薬草取ってきた帰り。君達治療できないものね。治療ならウリエンジェの出番だな。
コザマル・カでも大嵐で集落が孤立してる。
「僕らが来なければ負傷したモブリンがどうなっていたか」
我々もヒラいるし私もヒラできますし。君らいなくてもどうにかなるよ。
王位に就いたらすぐに王都との交通網を整備する。留学で学んだ技術で皆の暮らしをもっと豊かにする。
コーナもウクラマト同様民の事を考えてはくれてるんだよな。ちょっと合理的で効率的過ぎるだけで。ウクラマトとコーナを足して2で割ったら丁度いいかも。
サンクレッドはそんなコーナを厳しい目で見てた。技術の行き着く先は戦争もあり得るからなー。
コーナとサンクレッドはいなくなった。じゃあ敗者の船に行くか。
敗者の船で結晶探し。
風は赤や青じゃなくて緑だよなと思いつつ一応全部拾ってみた。
アースンシャイアに戻りラコロクに渡した。
ラコロクも道具を準備し、ウクラマトもヘイザ・アロ族が思わずがっつくような料理を用意した。
カーへがとても満足そうな顔をしてる。
美味い料理、快適な空調、洗練された仕事道具、彼の求める最高の創作環境。我儘だよね。芸術家ってそういうものだけど。結局何食べたの?
もてなしに感謝して最高の作品で応えるとカーへは言った。
彫金ごーごーって言ってる音がする。
ヴォロク連王宮に献上するオイルランプ完成。
ラコロクがカーへの事を腕利き職人だと褒めてる。ここにも彫金師いるのに……。モブリンと契約してないな。
コーナが入ってきた。
「盛り上がっている所失礼します」
面白い入り方してくるね。試練がもうすぐ始められるとラマチに言いに来たみたい。
コーナはオイルランプを見て確かに素晴らしい出来栄えだと言った。
カーへは礼を言い、自然豊かなコザマル・カだから得られるインスピレーションを創作にぶつけたと話した。
便利なトライヨラに工房を開かないか疑問だったけどそういう利点もあるのかとコーナは考え込む。芸術家は繊細だからな。シャーレアンでも真似できないと言った。
創作意欲がなければ良いものは作れない。基礎的な技術を身に付けるのにはトライヨラで働くのも有意義。つまりカーへは彫金師として芸術家の部類に入ってて高尚な彫金師様って事?
カーへはヘイザ・アロの中でも古典的な暮らしをする一団の生まれだから多部族で洗練された技術には驚いた。コーナもそうなのかな?だからシャーレアンかぶれになったの?
コーナが小さく舌打ちした。
ヘイザ・アロの古典的な暮らしには個人的にあまり良い思い出が無い。ここのミコッテはどっちの暮らしなんだろ?ハーレム方式?
そこ詳しく教えてくれよ!ここでムビ終わりかよ!
コーナは嫌な事を思い出してしまったと後悔してる。連王の養子になるまでの生活はあまり好きじゃないみたい。そこ詳しく教えて。
カーへは環境を整えてもらって創作意欲は増す一方だから次の作品も期待してくれと話した。
ウクラマトはカーへの為に作った料理を一皿味見したけどめちゃめちゃ美味しかったし、ついおかわりをした。何してんねん。楽しそうだな。結局何食べたの?
ラコロクにとても感謝された。
おもてなしに大切な事は相手の事を知る観察眼。それに気付かせてくれてありがとうと礼を言われた。
ウクラマトも相手の事を知る大切さをこの旅で痛感してる。
色んな部族や文化を知る事が出来て楽しいよね、この旅。マジで夏休みだわ、今の所は。
ラコロクはカーへが作ったオイルランプを早速連王宮に献上すると言った。
2024年7月28日〜29日