Charakter

忘れかけていた記憶がふと甦る

もう二度とあんな時代には戻れないと

通り過ぎていった私の時間を何度見送っただろう

後ろを振り返るな

前を向いて歩け

などというのは苦しい上り坂で言うセリフ…

峠を越えた今ではちょっと格好よすぎるんだよな…

後ろを振り向いて

自分の歩んできた軌跡を確かめるのも

下り坂で転ばないための大事な歩き方

狂ったような夏が去り

痛めつけられた傷口を癒す秋風が

肌にやさしく感じられたら

そんな時間を持つのもいいだろう　

祭りの後の寂寥感もまんざら捨てたもんじゃない





エオルゼアに降り立ち1年
ツレに「フリープレイ」があるから…と誘われ
始めたのがキッカケ
当時の俺はいろんな意味で腐ってた
そんな俺の気分を紛らすため…

2020年9月20日
槍術士　Hakuro Kaburagi の誕生であった

元来、盾職が好きな俺
ウルダハ、リムサ、グリダニア…
この三大都市の往来が可能になるや剣闘士へ転職
以降、タンク四職カンストまで突き進む

ギミック覚えない、道に迷う、宝箱に目がない
ダンジョンは隅々まで探索したい…等々
ポンコツプレイのお手本のような数々にPTプレイを封印
ツレとの"エオルゼアぶらり二人旅"の始まり

新生、蒼天、とストーリーを満喫しながら
のんびり、まったりとプレイ
4ヶ月を掛け、紅蓮編へと突入

FC【Heaven's Gate】の立ち上げ
我が永遠の宿敵"スサノオ"との激闘や
かけがえのないFCの仲間達との出会い…

そして昨日
漆黒編のメインストーリーが終わった
もちろんFFが終わったわけではないのだが…

1年という月日を掛けて壮大な物語を紡いできた
本当にいろんな事があり
エオルゼアの中での生活も変わってきた
良い意味で…

『メインストーリー終わったよ』

「どうせみんなに言いふらすんでしょw
　みんなに褒めて貰うの大好きだもんね」

相変わらず、憎まれ口叩きながら
変わらずに隣りにいる"アイツ"
長いこと一緒に居れば、1年やそこらじゃ変わらないか

若い二人はお互いを見つめあう
見つめ合っていないと
幸せが逃げていく不安に襲われるから…
年を重ねた二人は並んで遠くにある同じものを見ている
黙っていても
それが絆の証しだと知っているから…

これからの1年も、またよろしくな