Charakter

名前：Maryan Janedoe(メアリアン・ジェーンドゥ)
種族：ヒューラン・ミッドランダー
性別：女性
年齢：29歳

慇懃無礼な物腰の女性。
表向きこそ丁寧で誠実そうに感じられるが、
何処か人を食っている様な印象のある胡散臭い女。
煙草はやらないがお酒は好き。それからチョコレートも好き。
近視のため眼鏡は必需品。

自称、敬虔なシスター。奉仕精神も信仰心もそれなりにある。
根拠のない自信を持って語る割に大体のことは適当。

「平等」を重んじ、「与えられた分だけ与え、与えた分だけ与えられる」
「平等を保つこと。さもなければ与えられた分だけ、きちんと奪われる」
という強迫観念に近い信仰を持っている。
「与える」ための自己犠牲は厭わないが、同じだけ「奪う」際にも容赦はない。

いまは双子の兄とともに暮らしている。
誰に対しても「愛してる」と博愛を口にするが、兄の上司の胡散臭い商人の愛人。
冒険者として働きつつ、フロンデール薬学院でも仕事を請け負っている。

……。
…………。

物心つく前に捨てられて、双子の兄とは離れ離れ。
兄はどうやら誰かに拾われたらしいが、自分は教会の孤児院に拾われた。
言いつけを守り真っ当な教育を受けながらも、
どこか上の空で諦観したまま世界を眺めて生きてきた。

カミがおられるのなら、どうして泣いている人がいるのだろう？

お使いのため数日教会を開け、帰ってきたら"何も無かった"。
何があったのかはわからない。
ただ、まるで最初から何も無かったように、何もかもが奪われた。

カミはどうやらいるらしい。
あらゆるヒトに平等に、与えた分だけきちんと奪う。

それから約10年間。
冒険者としてのらりくらりと口先と小手先だけで生きている。
器用貧乏なのは昔からで、わりとそこそこ何でも出来た。

そして耳に入った風のうわさ。

なんでも双子の兄らしき人が、"あの"教会に居座っているとか。
面白いから、転がり込むことにした。

生き別れの兄との運命の再会を果たしたとき、
なんだかすごく――嫌そうな顔をされました。

……。
…………。

教会は薬物中毒で錯乱した者によって穢されたらしい。

……。
…………。

花が好きで、特に「白い花」を好む。
教会にいたころに初めて育てて開花させた思い出があるらしい。

……。
…………。

教会で育て開花させた「白い花」の種は、とある研究所から流出したものだった。
本来その花の開花は難航していたが、彼女の手によって開花に成功してしまった。
研究所はそれを奪還および隠蔽。
その「白い花」から精製された強力な薬物の名前は《受胎告知/マリア》。
だが、現在はほとんど流通していないとか。

……。
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