目次&登場人物紹介&設定解説コスタ・デル・ソル。マリヌム司令がカストルム・セントリに赴いている間、オクシデンス司令はここを訪れ、ゲゲルジュとの商談に臨んでいた。
「話はわかった。しかし、それは、まずいぞ、、」Sound
Only「頼むよ旦那、旦那だけが頼りなんだ」オクシデンス司令は懇願した。
「べつに飛空艇を用意できんと言ってるのではない。
わしのビジネスで度々使ってる飛空艇業者がおる。彼らなら口も固い。
ただ、帝国軍の基地はエオルゼア同盟軍に見張られておる。
そこに飛空艇が来て将兵を移送するのを黙って見逃してくれると思うか?」Sound
Only「、、、んなわけ、ねぇよなぁ、、」
「それに、移送したい人数も3桁に及ぶというではないか。
それだけの人数となると、飛空艇1隻とはいくまい。
飛空艇を何隻もモードゥナに差し向けるなぞそうそうない話、、怪しまれるのは必然ぞ。
故郷に帰りたいチミの仲間の気持ちもわからんではないが、、」Sound
Only「駄目って伝えるしかねぇかなぁ、、」
そこに、割り入ってきたアウラがいた。
「お困りのようですな」Sound
Only「だ、誰だおめぇ??」
「ああ、彼はワシと取引のある古物商じゃよ」
ゲゲルジュは古物商に向き合って言った。「困るのう、今は大事な商談中じゃ」「だからこそ無礼を承知で割り入らせていただきました」
「??」「カストルム・セントリからのガレアン将兵の撤収、、困難かもしれませんが、意義とやりがいのある事業と判断します」
「話を聞いとったのかね?!」「商売は情報が命です」
「全く油断も隙もない奴じゃなぁチミは、、、」「それ古物商には褒め言葉です」
「そうじゃろうが、、
しかし、古物商のチミが、この話にどう絡むつもりなんじゃ?」「この事業の懸念点は2つ、と認識しました。
1つは、カストルム・セントリからの撤収を見咎められる懸念。
もう1つは、カストルム・セントリ方面へ飛空艇を向かわせる際に見咎められる懸念。
この2つの懸念を払拭する必要があると判断します」
「チミのことじゃ、もう手を考えついてるんじゃないか?」「はい。まず前者ですが、これは飛空艇を銀泪湖に停めればいけるでしょう。
「飛空艇を湖上に?!そんな飛空艇あるのかね??」「ええ、まだ市場に売り出していない機種ですが、私は伝手があるもので。
銀泪湖に停めれば、そこからカストルム・セントリの間は地元の盗賊の縄張り。
エオルゼア同盟軍もそこは監視対象にしていません。
盗賊どもを一時排除すれば自由に通れます」
「あっさり言うが、誰がその排除をするのかね?」「撤収作業にあたるカステッルム・マリヌムの皆様が喜んで実施してくださるでしょう」
「!たしかに、彼らなら戦えるからのぅ、、、では後者は?」「目的も示さずにモードゥナに何隻もの飛空艇を差し向ければ、誰だってその意図を疑うでしょう。
ならば、誰もが納得する目的を正々堂々示して乗り込めばいいんです。仕事とかね」
「仕事でモードゥナへ、、まぁありえん話ではないが、何がいいかのう??」「誰もが知ってるモードゥナの名産といったら、何があります?」
「それは、やはり、クリスタルかのう??」「なら話は早い。クリスタル試掘のため採掘業者が大勢で乗り込めばいいんです。
クリスタル積み出しのため飛空艇が往復を繰り返し、その過程にまぎれてカストルム・セントリのガレアン将兵を移送すれば誰も怪しみません。
の冒険者ギルドにギルを積んで話を持ちかければ1日試掘の許可は取り付けられるでしょう」
Sound
Only「ちょ、ちょっと待ってくれ」カストルム・オクシデンス司令が口を挟んだ。「なんでしょう?」
Sound
Only「計画そのものは俺っちもいいと思うぜ。ただよう、大勢の採掘業者ってのが、、。
そっからガレマール帝国軍の移送計画ってことが漏れたらおしまいだぜ」「ご懸念ごもっとも。
故に、採掘業者は、エオルゼア同盟軍に情報を絶対に漏らさない方々を準備します」
「そんな口の固い採掘業者がおるかね??」「口が固くなくてもいいんです。
エオルゼア同盟軍に味方するなぞ真っ平御免な業者の方々であればいいんですよ」
「???そんなアウトローな業者がどこにいる???」「いますよ。このラノシアに」
「ラノシアに、、?」次の瞬間、ゲゲルジュは驚愕の声を上げた。
「あっ!!まさか、チミが言ってるのは、、コボルド族?!
し、しかし、彼らが、こんな取引なぞするかね?!」「彼らはいくつかの派閥、、洞穴団ともいいますが、、に分かれていまして。
その中に、リムサ・ロミンサと対立しつつも、我々古物商との取引だけヒトと接触する勢力がいるんです。
彼らはたまに遺物を掘り当てるのですが、それらの買い取りで我々古物商は良い取引をさせていただいております。
それゆえ、今回の件も快く引き受けてくれるでしょうし、エオルゼア同盟軍に秘密を漏らすなど頼まれたってしません。
これこそが、今回古物商の私が動く理由なのです」
Sound
Only「秘密が漏れそうにないのはわかったけどよ」カストルム・オクシデンス司令が再度口を挟んだ。
「なんか、高くつきそうだなぁ、、」「まぁタダではありません。しかし、こちらも欲しい物あってのご提案。
それ一ついただければ十分ですよ」
Sound
Only「欲しい物、、、そりゃ、なんだ?」次回に続く、、、。
~あとがき~Zum Anzeigen klicken Zum Verbergen klicken
なかなかいいキャラですので再起用したくて今回の展開になりました。