前回の記事の続き、というかむしろこちらが本編なのかもしれません。FFXIVでAutohotkeyを使うメリットとして最も大きいのは、設定除外キーにキーバインドが可能になるということです。
上の
画像に示されているように、日本語キーボードの左端と下端の大部分はその単独のキーストロークをゲーム中のキーバインド設定で使うことができません。ここでAutohotkeyを使って設定可能なキーに入れ替えればバインドすることが可能になります。
入れ替え先の候補として適当なのは、未割り当てだろうと思われるキーボード右側Enter付近のキーや、F9~F12、Ins~PgDn、テンキーなどでしょう
※1。なお入替え先として避けた方がいいと思われるのは、画面での見かけ上区別が付かない"\"(キーボード右上)と"\"(右下)
※2や、修飾キーとの組合せで別キーのストロークが発生するScroll Lock、Pauseです
※3。
[AutoHotkeyによるキーリマップの基本]非常に簡単で基本的にはリマップ元のキーとリマップ先のキーを"::"で繋げて書くだけです。詳しくはwikiの
リマップのページを参照ください。リマップは双方向ではなく単方向なので、入替とは違うことには注意してください。
[設定除外キーのリマップ例]無変換や変換などの日本語キーボードに特有のキーは
仮想キーコード(AHK上ではVkから始まる4桁のコード)または
スキャンコード(AHK上ではSCから始まる4桁のコード)で指定する必要があります。詳しくは
キーリストのページを参照ください。なお基本的にAHKでリマップする際は仮想キーコードでなくOSや言語設定に依存しないスキャンコードを使って指定した方が無難だと思います。
以下そうしたキーも含め、設定除外キーをそれぞれ適当に選んだ設定可能キーにリマップした例を示します。
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[仕様が特殊なキーのリマップ例]半角/全角やCaps Lock、ひらがなキーは、OSに依存する仮想キーコードに関して発生するキーストロークが複雑なものになっています。スキャンコードで指定すれば基本的に問題ないですが、キーリピートの仕様が通常のキーとは違い、upとdownが逆に発生したり、downのみが発生したりするため
※4※5、書き方を少し変える必要があります。以下はその一例になります
※6。
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[ShiftやCtrlのリマップ]Shift+1やCtrl+1などの組み合わせを使う場合は完全にマウスサイドボタンに任せており、左手小指でShiftやCtrlを使うことはない、という人にはShiftやCtrlの小指ちょん押しに別の機能を持たせることが可能です
※7。ポイントはマウスのサイドボタンへの割り当ては右Shift、右Ctrlを設定し、本リマップでは左Shift、左Ctrlを指定することで、サイドボタンのちょん押しではリマップが発動しないようにすることです
※8。
下の例ではShiftとCtrlのupイベントをフックしてファンクションキーにリマップしています。upをフックするのは、チャット欄入力時にCtrl+のコピペやShift+の大文字入力をそのまま使えるようにするためです。Shift upにリマップするキーはF11やF12などの、文字入力がされずIMEの機能的にも影響が出にくいキーに設定してください。
なお~*LShift::returnを書くことでShiftのdownイベントを乗っ取らないようにしています。
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[レジストリ変更によるリマップ]AutoHotKeyのような常駐する外部ツールは使いたくないという方にはレジストリを変更してキーを入れ替えるアプリケーションを使うとよいでしょう。ただしレジストリ変更はPC再起動が必要になるので、当然PCの日常使いでもキーは変更されたままになります。
色々フリーウェアがあると思いますが、
KeySwap for XPがWindows10でも問題なく動いて使いやすかったのでおすすめです。また
Change Keyも各所でよくおすすめされています。
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#IfWinActive ahk_class FFXIVGAME{
;左Winキーを@にリマップ
LWin::@
;アプリケーションキーを:にリマップ
AppsKey::sc073
;無変換をPage Upにリマップ
sc07b::PgUp
;変換をPage Downにリマップ
sc079::PgDn
}