

~登場人物紹介~
りつ子 ... Riddelly Moonrakers (リドリー ムーンレイカーズ) 本編主人公の"光の戦士" 一人称は"ワタシ"
なかちゃん ... リアル世界にいる、いわゆる"中の人" 一人称は"私"
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「ん...ここは...ウルダハ?!」
辺りを見渡せば、そこは賑わしい喧騒に包まれたマーケット。
「そっか...なかちゃんが、おじいちゃんの魂(キャラクターデータ)使って転生させるって言ってたんだっけ...でも...剣術士?!...あれ?...他のクラスは?ジョブは?何にもないよ?! ( ノД`) 」
約7年ぷりにログインしたFFXIVにて、ゲームの内容もやり方も、全てを忘れてしまった私。
どうせわからないなら最初から全部やり直そうと決めたものの、自キャラのりつ子はとても大切にしていた覚えがあり、このまま使わないのは可哀想だと、遥か昔に作ったまま放置していたサブキャラを、りつ子に生まれ変わらせたのである。
「えっとね、なかちゃん? こういう転生もののテンプレってやつで、最初から強かったり、凄いスキル使えたりしないの?」
『私はね、そのスキルやアビリティの使い方が思い出せないからもう一度あなたを作ったのよ? 最初から経験しなおさなきゃ意味無いじゃないの
┐(´・c_・` ;)┌』
「そっか...でもワタシ白魔道士だったと思うんだけどなぁ...何で剣術士なの?」
『あなたの今の体をつくるのに使った元キャラ設定がウルダハの凄腕騎士(...になる予定)だったから仕方ないじゃない!...』
嘘である。当時のリアフレのハウジング見学に行くため、ネタでロマンスグレーな紳士キャラを作り、ウルダハスタートのクラスを適当に選んだだけだった...
『ま、まあ、メイン進めてカヌエのトコ行ったらクラス変えたらいいんだから、さっさと修行して強くなんなさい!』
「ワタシ、占星術士の修行中だった気もするんだけど...」
『あんたそれ、イシュガルド行かないとなれないわよ ( -。-) =3 』
「【えっ!?】サムイトコハヤダ!」
『...ってか、今のあんたは設定上はまだスタートしたばかりの新米冒険者なのに...それだけ前世の記憶持ってて、しかもこの私とも会話できてる時点で十分にチートだと思うわよ ┐(´・c_・` ;)┌ 』
「そうね、また好きに冒険してもいいなら何でもいいや♪ お使いクエスト頑張るから、三食昼寝付き、おやつはお団子でお願いします!」
くだらない妄想をしながら、少しずつ昔の記憶を引き出し、HUDレイアウトを組み直している私。
『ヤバイな...マジで全く覚えてないや (;゜0゜) 』
スキルもアビリティも、基本動作の方法ですら何一つ覚えていない。
タブレット片手にデフォルトの操作方法を見ながらマウス&キーボードと格闘を続ける。
しかしキャラクター、システムの各コンフィグ画面、キーバインド設定とにらめっこを開始して、既に2時間以上が経過している。
「ねぇねぇなかちゃん?」
『何よ!今忙しいの!』
「ワタシ、裸で恥ずかしいんだけど...(*/□\*)」
(あー、幻想したから装備全部脱いだままか)
『あんたさっき、モグレターから色々取り出してなかった?、着るもんだって何か入ってたでしょ? 自分で適当に好きなの着なさいよ...』
「えっと..."メインコマンド"から"マイキャラクター"選んで...う~ん...ん? "さいきょう"? <ポチ♪>っと...」
頭:なし→メイドホワイトブリム
胴:なし→メイドエプロンドレス
手:なし→メイドリストドレス
脚:なし→メイドブルマ
足:なし→メイドパンプス
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「わっ! オススメ選んでくれるんだ! で、これが最強装備なのね。じゃ、"さいきょう適用"っと。」
「なかちゃん? これでいいかな~?」
『ん? ...まあ、可愛いけど、そんなんで戦うつもり?』
「でも、ちゃんと"さいきょう"ってトコ押したんだよ?」
『ん??? あ、ホントだ...ヒューラン♂から幻想したから種族装備もないのか...しかし、ララ♀のメイド服...うん、最強なのはある意味間違ってないし、まいっかw』
こうして...
メイド姿の出戻り若葉プレイヤー、りつ子の冒険は...まだ始まってすらいなかった。
『眠いから、もう寝よ...』
新規キャラクターを作成した初日、
プレイ時間約4時間...
進んだのたったこれだけ(´-ω-`;)ゞ
※不定期連載 気まぐれで綴る物語風"日記"!
※あくまでもフィクションです。
※暫くはあえて画像少なめで書く予定...なぜなら...ゲームやる時間がなくなるから( ノД`)…