マウスオーバーで回復するヒーラーとしてパーティーリストにポインタを置きつつ、マウスでカメラを操作したいのですが、FF14の仕様は「画面内の何もUIのない部分をドラッグすることでカメラ操作を行える」というものだったので、カメラ操作の度にパーティーリストから何もUIがない部分までポインタを動かす必要がありました。
今まではLGSのLuaスクリプトを使って「特定のボタンを押すと現在のポインタの位置を記録し、画面中央(おそらく何もUIがない)に瞬時にポインタを移動後ドラッグ状態になり、ボタンを離すと元の位置に戻る」という処理を行っていました。
しかし、この処理、かなりアナログな力業でカメラ操作を行っているので、中央に何かUIが被らないようにしておかないといけませんし、ポインタが瞬間移動するときにマウスボタンが押されているとカメラが一瞬でとんでもない方向を向いて向きが分からなくなるなど、欠点が多数ありました。
あと、バージョンアップ直後には何故かLuaスクリプトが動かなくなるので(FF14の再起動後に直るので、バージョンアップが原因というよりはバージョンアップで実行ファイルの更新がかかるとLGSが誤動作するような気がします)、毎回バージョンアップ直後にレイドに行くたびにカメラ操作を手動でしなければいけなかったり…。
しかし先日、reWASDというソフトウェアが各種FPSでBANされたという記事を見かけて、マウス操作を右スティックに変換できることに気付いたので、試してみました。
G600のGシフトボタンをマウス操作ボタンにする設定を解説しますが、
他のボタンやマウスでも同じように設定は可能です。
reWASDはG600にデフォルトで対応していないので、一般的なマウスボタン以外の押下を検出できません。(G9~G20ボタンも同様です)
Gシフトボタンを検出するためには以下の2つの設定が必要です。(reWASDで検出可能な一般的なマウスボタンであればこの設定は必要ありません)
1.LGSで検出したいボタン(Gシフトボタン)になんらかのキーを割り当てます
2.自動ゲーム検出ではなく、オンボードメモリに変更します
1は確実に必要です。2は環境によっては必要ないかもしれません。
1で割り当てるキーですが、reWASDの設定でFF14に押したキーが伝わらないようにできるので、FF14でキーボードショートカットに割り当てたキーを割り当てても問題ありません。
この2つを行うことで、reWASDでG600の任意のボタン押下を検出可能になります。
他のマウスや入力デバイスでも、ハードウェアに設定を保存できるデバイスなら同じようにreWASDで設定が可能です。
それではreWASD側の設定です。
まずマウスを検出します。
次に、キーボード、もしくは左手デバイスとマウスを合わせて1つの仮想デバイスにします。
画面左下のデバイスアイコンをクリックするとデバイスの管理画面が出てくるので、グループをクリックします。
グループ作成画面が出てくるので、ここでFF14で使うデバイスを全部選択します。
ここで作成したグループを1つの仮想コントローラーにできるのですが、こうすると、FF14側で1つのコントローラーとして認識されます。
何故これが必要なのかというと、FF14では2つのデバイスのアナログスティックを同時に使えないからです。
つまり、キャラクターの移動を行うアナログスティックと、カメラ操作を行うアナログスティックは同じデバイスでなければなりません。
仮想デバイスを作成することで、2つの別々のデバイスで移動とカメラ操作をそれぞれ行えるようになるのです。(移動をアナログスティックではなくキーボードなどで行うのであればこの設定は必要ありません)
次に、FF14のプロファイルでG600を選択して、拡張マウスボタンの画面からボタンを追加して、検出したいボタンに割り当てたキーを対象にします。
1回押しを選択し、シフトモードを選びます。
レイヤーにジャンプの項目でシフトレイヤーを選び、モードはホールドにします。
reWASDマッピングは無しにしてください。
これで、設定したボタンを押している間はシフトレイヤーに設定された操作が行われることになります。
ミュートを有効にします。
このミュートは、そのデバイスの本来の入力を無効化する設定です。
例えば、Gシフトボタンに「A」を割り当てた場合、Gシフトボタンを押すとAが入力されますが、ミュートを有効にしているとこのAの入力が無効化され、FF14でAに割り当てたアクションは実行されません。
デバイス単位で設定できるので、他のデバイス(キーボードなど)で入力されたAは通常通り実行されます。
次はレイヤーをメインレイヤーから先程シフトモードで選択したシフトレイヤーに変更します。
標準マウスボタンの上下左右の矢印をクリックすると「マウスの移動」の項目が出ます。
ここで「右スティック」と「ミュート」を有効にしてください。
これは、シフトレイヤーが有効になっている間のみ、マウスによるポインタの移動が無効化されて、右スティックの操作に変換されるということです。
なお、レイヤーがシフトレイヤーになっていることを確認してください。
メインレイヤーでマウスの移動がミュートされると、常時マウス移動が無効化されることになり、マウス操作ができなくなります。こうなるとキーボードでミュートを解除するか、別のマウスで操作しないとほぼ操作ができなくなります。
ミュートは1回押しのところと、そこからシフトモードの設定に入ったところのreWASDマッピングの下と2つありますが、両方有効にしてください。
1回押しのところはシフトモードに入るために最初に押した分のミュートで、シフトモードの方はシフトレイヤーに入ったあとのミュートになります。
なお、シフトレイヤーで未設定のボタンはメインレイヤーの設定が継承されます。
あとは、カメラ操作の速度を設定します。
高度な設定でX感度とY感度を高めに設定します。
レスポンスはカスタムにして、グラフの左側を上に持ち上げてください。
マウスをゆっくり動かしているときの感度が上がります。傾きは好みに応じて調整してください。
スムージングは最低でいいと思います。
ノイズフィルタは設定を変更しながらちょうどいい値にしてください。
ノイズフィルタの効果ですが、大雑把に言うと「マウスをゆっくり動かしているときの感度」です。
ノイズフィルタが低すぎると、マウスをゆっくり動かしたときにカメラが思ったように動きません。
ノイズフィルタが高すぎると、マウスをゆっくり動かしたときにカメラが思ったように止まりません。(マウスを止めてからカメラが止まるまでタイムラグがあります)
ゾーンの形状は無視してよいです。
マウスを早く動かしたときにマウス高に割り当てたアクションが実行される設定ですが、カメラ操作には使いにくいので設定しなくても構いません。
次に、FF14側のキャラクターコンフィグにスティックでのカメラ回転速度の項目があるので、100にします。
これでカメラ操作ボタンを押すとマウスでカメラ操作ができるはずなので、操作してみて、reWASD側で感度を調整してちょうどいい速度にします。
次にスティックの高度な設定を行います。
レイヤー選択の横に出力デバイスの設定ボタンがあります。
これで仮想コントローラーの設定ができるので、箱かPSかSwitchのコントローラーから好きなコントローラーを選びましょう。
当方の環境ではXbox 360だと何故かFF14側でアナログスティックの操作ができなかった(MS純正コントローラーでもできなかったので、reWASDではなくWindowsのドライバかFF14に問題がありそうです)のでXbox Oneのコントローラーにしました。
高度な設定のスティック出力の項目を設定します。
カメラ操作は右です。
マウス操作の場合は傾きの項目以外は無関係なので、残りの項目は無視します。
(初期速度と加速度は、例えばキーボード入力をスティック入力に変換した場合などに影響します)
傾きの項目は、入力の上限と下限を設定できます。
上限は最大でいいのですが、下限は好みで設定してください。
下限を低く設定すると、マウスをちょっと動かしたらカメラがゆっくり移動します。
下限を高く設定すると、マウスをちょっと動かしただけでカメラが早く移動するので、素早くカメラを回したい場合は便利ですが、ゆっくり動かすことができなくなるので微調整したい場合は不便です。
要するに
マウスをちょっと動かしただけでカメラを大きく動かしたい、カメラの微調整は不要→下限は高めにする
カメラを微調整したい、カメラを早く動かしたい場合はマウスを大きく動かす→下限は低めにする
下限が低すぎると、マウスを少し動かしたときにカメラがなかなか動かない場合があるので、ある程度は高めに設定した方がいいでしょう。
なお、この設定はレイヤーごとに個別に設定されるので、レイヤーはシフトレイヤーのままで設定してください。
これで設定は終わりです。
Azeron Cyborg編に続きます。
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