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《6.25》友好部族を通して

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かつての弱者は強者になることだけを行動原理として進化し続け、
進化の果てに何があるのかと惑い、我々が進化と呼んできたものは
ただの破壊だったのではないかと思い悩むも、それから先のこと、
戦いのために生き、戦いのために進化する以外を思いつけなかった。

とある星から接収した生体サンプルを前に、機械生命は佇む。

生体サンプル――
年輪を文字通りに重ねあげて伸びるかのような奇妙な樹は、
クリスタル状の実を蔦のような枝で巻き上げている。

元の生育環境と異なる場所では、装置の補助が必要だ。
木が生きているのは本能的な仕組みによるものだと思う。
それでも機械は想う。

生命が生きる意味とは。

星を失い、捕まり、装置に繋がれ、それでも生きる。
生きようとする意思がこの木にはあるのは、なぜか。

アモン : ……ですが、私はヘルメスだから終末を呼んだわけじゃない。
アモン : 私は、私として生き、この心で苦しんだ……
絶望した……見切ったんです。
アモン : かつて偉大な皇帝と、彼が導いた超大国が示しました。
最後に待つのは無であると。
生きるのはただ、そこに至る道程でしかないのだと。
アモン : ……だったら何故生きる?
アモン : 他者を踏みつけ、足蹴にし、傷つけながら、
どうして生き続ける必要があるんだ?
アモン : 人はあらゆる言葉で生を讃えるが、
見てみろ、人生の大半は暗澹たる闇の中だ。
アモン : しかもその闇を、自分たちで吐きだしているときた。
まったくもってたちが悪い。
アモン : だったらもういい、やめてしまえばいい……!
アモン : この星に生きる、いつまでも、どこまでも愚かな人類が、
誰ひとりそれを謳わなかったとしても……
終わることこそ、ただひとつの正しい答えだ!
アモン : それが正しいと……真理だとわかっているのに……。
アモン : どうしてこんな、口にするたび、
何かに負けたような気がするんだ……。
アモン : これじゃないなら、私は何を求めていた……?
アモン : どういう結果ならよかったんだ……。
アモン : 自分が……待っていたのは……
アモン : 望んでいたのは、どんな答えだ……?


滅ぶとわかっていながらなぜ作る?
死ぬとわかっていながらなぜ生きようとする?
死ねばすべて無になってしまうのに

メーティオン : こんにちは……私が出会える、最後のあなた……。
メーティオン : 私は……あなたの音を聞き……想いを感じ……
考えを知りたいのです……。
メーティオン : どうか、仲良く…………。
メーティオン : ああ……聞こえるわ……あなたの心が……
長い旅の、記憶が……。
メーティオン : たくさんの……こんなにたくさんの人がいて……
あふれるくらい、想いがあったのね……。
メーティオン : たったひとつの答えなんて、本当になかったんだわ……。
命の意味も……生きる理由も……。
メーティオン : いろんな形の歓びを拾い集めては、失って……
また見つけながら生きて、生きて、生きていく……。
メーティオン : 死が、あなたの優しい隣人になる、そのときまで。
メーティオン : 私が翔ばなくたって、ヘルメスの探してたものは、
あの星に、あなたの世界にあったのね……。
メーティオン : 花畑のようね。
少しずつ、色を混ぜながら広がって……。
メーティオン : その言葉まで辿りつけてよかった……。
私の旅に、素敵な終点をありがとう……。
メーティオン : ……だからこそ、消える前に始めなくちゃ。
メーティオン : 私たちが奪ったものは、もう、決して戻らない。
そのことを、許してとは言わない。
メーティオン : ただ、一度だけ謳わせてほしいの……。
今度は自分自身の心を……私が見つけた歓びを……。
メーティオン : たとえば、星のない暗い海に差す光が、
こんなに、こんなに綺麗だってこと。
メーティオン : 生きる者を失くした星に……悲しみに荒れた大地に……
いつかまた、命が巡って芽吹くよう……。
メーティオン : 雨として降り注ぎ、風として舞い上がる、希望の唄を……!
メーティオン : 命が満ちたら、ヘルメスにも、見てもらえるといいな。


関連?:《RP補完/中の人》元凶についての所感
《RP補完/中の人》元凶についての所感2

命。夢。希望。どこから来て、どこへ行くのか。

アイって何だ。愛。I。自分を信じるコト。自分を愛するコト。
どうしてヒトって愛するンだ。どうしてヒトは愛するべきなンだ。
何がヒトに愛を必要だって、愛があれば豊かに生きられるって言うンだ。

何が「ヒト」とそれ以外を隔てるンだ。

髪の色、目の色、肌の色、耳のあるなし、尾のあるなし。
信仰、思想。ありとあらゆる違いがあったとしても、とある1点で、
ヒトは「ヒト」たりえて、ヒトと呼ばれないモノとも付き合える。

何を以て「ヒト」は愛が――「ココロ」があるかないかって、言うンだ。

俺はオミクロンほど何も分からなくはない。
ゼノスほど聞く角持たずで生きられちゃいない。
ヘルメスほど頑固で他人に頼ってばかりでもないと思う。


ただ。

そこに生きてるヒトがいて。それを守りたい。守れる。守ろう。
イシュガルドを。アジムステップを。ドマを。リムサ・ロミンサを。
ウルダハを。ギラバニアを。第一世界を。生きたいと思うまでもなく、
生きているのが当たり前な、道端の草花みたいなヒトたちを。

守るために俺は選ばれたというか。選ばれたヒトの末裔というか。
選ばれたヒトの「かけら」なんだ。

俺の席に光る花は、希望の色は、俺の色じゃないと思う。

「あなたの席はここだよ」って。

「私達に希望をありがとう」って。

自分で言うのもなんだし、不相応だとも感じるケド。
「希望の象徴」みたいにされるのは慣れてきたトコだ。


レムナント(名残・面影)の者たちが、集う場所。
命が集まる「命なき街」カフェ・ラストレムナント。
新たな生命が育まれ、滅びの面影は消えていく。

このカフェを最後の場として。



なんていうか俺じゃァ表現に限界があるから「そう、そういうこと」
「それだよ」って俺の奥底が同意したヒトのレビューを紹介しまス。
歴代きっちり見てきてるヒトだと分かる部分ってやっぱ多いンだなァ。

『FF』ナンバリング全作をプレイした男が紐解く『FF14:暁月のフィナーレ』。
終わらないものであるMMOで、あえて「終わりを描く」とはどういうことなのか【ネタバレあり】
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