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僕らの絶アレキ72時間戦争【中編】

Öffentlich
黒ひげを激闘の末倒した詩人一行だったが、裏で暗躍していたあのヒグマがついに前線に赴く。

イーストブルーに引きこもりし者VS56皇殺し

フーシャ村の酒場の常連の座をかけた頂上決戦が今始まる。


という大嘘から始まる中編。未読の方は是非前編からどうぞ!https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/17552428/blog/5197618/

余談から入って申し訳ないのだが、個人的アフンポイントがあるから聞いてほしい。
時空潜行のマーチの4:4処理の後に、アレキサンダー・プライムが中央に出現し攻撃可能になる。
偶然なのか仕組んだのか知るすべもないが、ちょうどBGMの「RIZE」のサビ導入部の歌詞、
Rise up and raise the iron roof off♪
とかみ合うのだが果たして偶然なのだろうか。その結果どうなるか。
テンションぶち上がる。




さて前述の通り絶アレキサンダー討滅戦で最もギミック密度が濃ゆいと言われる、

次元断絶のマーチ
→完全ランダムサイコロマーカー付与。数字に添って所定の位置で処理&正しい順番で床ギミック処理&チェイサーに轢かれない。

さぁまずは外周のチャクラム(ランダムターゲーット対象に即死直線攻撃×2個!)処理なのだが、2体フェーズで処理済の我々に死角はない。

全員流れるような動きで小散開し、チャクラムの軌道を中央に寄せる。

流石だ。綿密な打ち合わせもなしにやってのけるメンバー達が誇らしい。

が、

次のサイコロ付与→各自所定位置散開→

轢   か   れ   る

???????



ワイプ後動画を見直す。

散開→OK!

サイコロからの所定位置→OK!

ギミック処r・・・・
轢   か   れ   る   !


なぜだッ・・・!
その後数トライしたがどうしてもチャクラムに轢かれる・・・・

その日の我々に力は残っておらず、固定活動終了の時間がやってきた。

戦士「まずは断絶まで行けたし、今日のところは良しとしましょうよ」

暖かい・・・寡黙な男がここ一番でかける言葉とはここまで暖かいのか・・・

とても圧かけてオレを追い払った人と同一人物とは思えない・・・

あぁ・・・きっとガレマルド編でのユルス君はこんな気持ちだったのだろう・・・

もはやうちのMTはスープなのかもしれない(錯乱



そんな中固定活動終了後に数名が反省会と称してだべっていることがあるのだが、ここであの人物から天啓ともいえる言葉が耳を貫く。

召喚「もしかして小散開広がりすぎてない?」

!!

召喚「動画観てたんだけど、この時微妙に広がっているのよね」

送られてきたキャプチャー画像に目を通す。

そもそも攻略での皆の意識はこうだ。

サイコロ確認の小散開→チャクラム出現→中央集まる→軌道確定→各自散開

なのだが、このサイコロ確認のための小散開が各自バラバラだったのだ。
しかしそこまでバラついていたわけではない。言うなれば、1~2ララフェル分ほどだ。

もう一度画像に目を向ける。確かに戦士とモンクが2ララフェルほど、他のメンバーより外側にいたのだ。
その後の荒れ狂ったチャクラムに目を向ける・・・・!

確かに戦士とモンクの位置を軌道ルートとしている!


何という事だ・・・・こんなシンプルな落とし穴が・・・・・

物事には必ず起因がある。なぜこうなったのか思い出せ・・・・



戦士「チャクラムの軌道のとこどうしますー?」
主「普通に小散開でいいんじゃないっすかねー」

主「普通に小散開でいいんじゃないっすかねー」
普通・・・・

普通って何を持って普通だよ!

実は中央には真心ラインともいえる◎があるのだ。つまり普通に小散開で、
戦士、モンク→丸の外側
その他メンバー→丸の内側


を普通として捉えていたのだ。
しかも、チャクラム出現の時点で対象者は決まっていたのだ!あんだけ外に広がったら・・・

そりゃ轢かれるよね(*‘∀‘)
結果→誰も悪くない。



今まで何気なく使っていた「普通」という言葉。思い返せばしばしばトラブルも起きていたじゃないか・・・

「ご飯どのぐらい食べる??」
「普通で」→多いわ!

「明日の朝ごはん何がいい?」「普通のでいいよ」
→クロワッサンとカフェオレ出てきてなんでやねん!

「あたしのことどのぐらい好き?」
「普通に好きー(ハナホジー」→「はあ”あ”あ”あ”あ”ん???」

いやこれはオレの落ち度か。みんなはちゃんと目見て、スマホ置いて言うんだぞ♡


そう。普通とはそれぞれの価値観で構築された、最も多数の割合を占める事柄を指すのだ。
さぁここまで答えが出ればしめたもの。後日この件を伝え、位置を詳細に話し合う。

そして再度迎える次元断絶のマーチ。

プライム撤退

小散開

チャクラム出現&サイコロ確認

各自散開

軌道が綺麗な十字

轢かれてなーーーーい!

これで断絶余裕やr・・・・

甘かった

先にお伝えしよう。多分攻略の半分はここに使っていたと言っても過言ではない。
まずサイコロが完全にランダムのため、乱数の偏りが発生する。
つまり連続で同じ番号が付いたり、練習したい番号がこなかったり、たまについてあたふたしたりとまぁ大変。
ここでも奴が猛威を振るう。
そう。クルーズ・チェイサー。


そもそもサイコロは、チェイサーが襲ってくる順番を示したもの。処理をミスれば、リミッター解除状態のチェイサー君がルンルンで襲い掛かってくる。マテマテー♪

サイコロ見間違え、散開位置のミス、誘導の甘さ、チャクラムに轢き殺される・・・
幾多のミスが重なり、そして嬉しそうに突っ込んでくるチェイサー君。
まるで会いたくて会えなくてその結果荒れ狂った女の子のように。
メンヘラかよ。

連戦の疲れも見え始め、イージーミスも目立ち始める。そしてとあるワイプ回に暗黒(主)がミスり、不思議なことを口走り始める。

主「今の絶対チェイサーこっち来てないよ。」
※正しく処理できていれば、一人一回チェイサーの攻撃を正しい向きで受ける。当たったのを確認してから次の動作に移る。

直ちに解析班達が動画を見直す。僕も自分の動画を見直す。
ラグか?
確かに重くなったり、誰かが落ちたこともあった。
あんな緊張感溢れ集中しているときに見逃すはずがない・・・!



すいません。しっかりくらってました。


「どんまーい!」
「しょうがないしょうがない」
「切り替えていきましょー」
「もうこれだからおじさんはー」
相変わらず便乗して悪口いうのが上手い。モンクお前や。

「位置間違えたぁ!」「チャクラムぅぅぅ!」「アポカリティックレイとか青魔法クソ雑魚なのにぃぃぃ」「違うの!今の違うんだってばぁ!」

お馴染みの叫びも混じる中、ある異質なセリフだけが耳にこびりつく。

モンク「〇〇さんが目の前で轢かれていったぁぁぁぁ♪」
お前だけ楽しそうだなおい



その後も目の前で無残に散ってゆく仲間たち。進行の気配が見えないフェーズ。楽しそうなモンク。

当固定初めての足止めである。
さらに悲劇が拍車をかける。

詩人のリアルお仕事予定が、リミットブレイク級の忙しさを迎える。
主が左手小指を負傷。骨折の疑いあり。


固定の活動方針として、リアル最優先というルールがある。絶を攻略するには控えめな3時間×週4日という日程。
当然かみ合いが悪ければ、フルで活動できない週もある。たしかこの週は4~5日が開く週だったはず。
この状況で時間をおいて、モチベーションは落ちないだろうか・・・心折れないだろうか・・・・

ピンチはチャンス。僕の大好きなジョジョの奇妙な冒険第7部のジャイロ・ツェペリのこの言葉が頭をよぎる。


オマエには危機に見えるか?
オレには好機に見える



そうだよ。そもそも攻撃もできないから覚えて避けるしかないんだよ。

主「これを好機と見て、徹底的に先人たちの動画でイメトレしましょう。ここまでこれた我々が越えられない理由が見当たらない。」

カッコいい・・・普段7割のウソと3割のフィクションしか吐かない男の土壇場の一言。

白「ですね!」
戦士「ですです!」
赤「はーい!」
召喚「あたしらならいけるよー!」
賢者「ふぉーい!」
モ「へーい(ハナホジ」
詩人「んー?」
仏やスープ頼れるMTを筆頭に暖かい言葉とモンクのいつもの適当な返事、そしてきっと聞いていなかっただろうと思われる詩人のリアクションが交差する中、この日は活動を終えた。


数日後の活動日。


さぁ時はきた


詩人の仕事も一応の落ち着きを見せ合流。主の小指のケガの痛みも緩和されてきた。

「断絶超えるぞ」

このテーマを胸に、挑む我々。緊張の色は見えない。むしろ、
黄金色に輝く気持ち悪いカエルが視界を邪魔するぐらいだ。
賢者おめーかよ
しかもつついてくんじゃねーよ


戦士のカウントが入り、戦闘態勢に入る。3,2,1,0!
モンクが飛びつき、魔法が着弾し開幕バーストが始まる。うん。いつもの光景だ。順調に削り、進んでいくフェーズ。
そして飛び交う声。
「ナイスヤークト!」
いや、ワイプやないかい。


気を取り直して再スタート。そして断絶にたどり着く我々。
一人でも落ちれば、激的に進行が困難になる。自分たちのイメトレの成果を見せつけるときだ。

各自ギミック処理をすれば、中央で頭割りを受ける場面。

8人いるのか。
全員生存しているのか。


・・・全員生存!
しかもちっこいのが飛び跳ねながら中央に向かってくる。なにこれ可愛い。


初めての全員生存越えである。ぼやぼやしていられない。すぐに頭割り→カウント(サークルの中に既定の人数入る)処理だ。

「上行きます!」

調整役の声が響き難なく処理。素晴らしい・・・

再び姿を現すアレキサンダー・プライム。
そして遅れて現れるクルーズ・チェイサー&ジャスティス。

あとはこいつらを削り切るだけだ。バーストでチェイサーを削り、続くジャスティスに攻撃目標を移行。しかもこいつはだんだんバフが加算されていくので、攻撃が無茶苦茶痛くなる。長引けば非常に危険だ…!

決められていた軽減を口にしながら唱えていく我等。
ヒーラー陣営の懸命な軽減、バリア、回復が飛び交う・・・!

主「ミッショナリー!」
モ「牽制!」
戦士「リプライザル!」
赤「アドル!」
主「ブラナイ飛ばしときますよ!」
詩人「プロトンいきます!」



詩人「プロトンいきます!!」
一同「?????????????」

詩人「違うの!今の違うの!トルバなの!!」

※トルバドゥール<一定時間、自身と周囲のパーティメンバーの被ダメージを10%軽減させる。>

頼む。頼む詩人。
この状況で笑かさんといてくれwww

数十時間かけて突破が見えてきたこの場面で、半笑いと爆笑と失笑が交差する。
ドラマティックもくそもないな。

ジャスティスも削り終え、あとはアレキサンダー・プライムを残すのみ。
0、1%まで削り、
やってきましたタンクLBタイム!

もうね。ご経験ある方はご存じだと思うのですが、
脳汁出るぐらいかっこいいのよここ。

アレキサンダー・プライムの履行技【聖なる審判】
タンクのリミットブレイク3じゃないと受けきれないのです。

「聖なる審判マデ 10」

破滅へと導くカウントダウンが開始される。
ヒーラー陣の軽減&バリアが付与され、その間にも時が刻まれていく。

LB役は決めていない。僕か戦士、どちらでもいい。

戦士「カウント3で撃ちましょう」

以前の打ち合わせでそう決めていた。

あの時僕らは確かにアイコンタクトしていた。どこに住んでいるのかも知らない。どんな方かも知らない。
ただ知っているのは、煉獄編・零式、絶アレキサンダー討滅戦と幾多もの死線を共に挑み、ユーモアに溢れ、安心して背中を預けられることだけだ。

ミスれば僕らは光と共に塵になる。だけど僕には見えていた。成功する未来と、その道を護るかのように皆を優しく包む、禍々しくも慈愛に満ちた暗黒騎士のリミットブレイクが。

「聖なる審判マデ 5」

「聖なる審判マデ 4」

「聖なる審判マデ 3」


チュドーーーーン

無骨な赤茶色の岩の塊が、目の前に展開され僕らを護る。ソレは荒々しくも優しく僕らを包む岩の塊であった。

主「お前のLBかーーーーーーーい」
戦士「ニヤァ」


理想



現実

爆笑と歓喜、そして初めての履行を興奮と共に迎えた我等。

我は機械仕掛けの神ならば
我は我を改良し、究極へと至らん・・・。

そうつぶやいたアレキサンダー・プライムの下に、今まで撃退してきた奴らが集結を始める。


コードネーム「ブルートジャスティス」!
合神、スタンバイ!


重厚感あるジャスティスがふわりと舞い降り空中で分離、そしてアレキサンダー・プライムに吸い込まれるように取り込まれていく。

「おおおおおおお!」
「かっこいーーーーーーーー!」
「すごーーーーい!」


皆のテンションも合神級に上がっていく。

ジャスティスを取り込んだ本体に変化が現れ変形していく。眼が見開き腕はさらに荒々しく武装される。
そして胴より下部を持たないアレキサンダー・プライムに足が出現し立ち上がり、文字通り我々に立ち塞がる。

「立ったーー!」
「すげーーーー!」
「足ほっそwwwwww」
モンクだけはいつでも通常運転である。


コードネーム「ブラスティー」!
合神、スタンバイ!


我々を散々轢き殺してきた、会いたくて会えなくて結果発狂したメンヘラちゃんクルーズ・チェイサーが上空に現れ、変形しまた吸い込まれていく。

初見メンバーは皆きっとこう思っただろう。仕方ない。当時僕も思ったさ。

お前が頭なんかーーーーーい

モンク「お前が頭なんかーーーーい」

想像通り過ぎて本当に可愛い



今ここに合神が果たされた・・・・。
我はアレキサンダー・・・絶望に至る道に導かん・・・・!

背中から羽を羽ばたかせ、まさに神という名に恥じない神々しい姿を現した。しかし実際は破壊の神そのものである。


そして僕たちは最終フェーズへ向かう。

ミーデ、ダヤン、クイックシンクス、シャノア、詩人・・・・

それぞれの思い、想い、願い、悲鳴、奇行を胸に。そしてすべてに決着をつけるために。

後編へ続く。


Kommentare (2)

Ortho Cerevisiae

Typhon [Elemental]

今回も めっちゃ笑わせてもらいました🤣
次回も楽しみに待ってます♪

Lily Physalis

Mandragora [Meteor]

>Ortho様

引き続きご愛読ありがとうございます!なんか思い出が多すぎて、結局三部作になっちゃいました!
完結編も楽しんでんいただけるように鋭意執筆中です!
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