ログインしたら、CWLSのメンバーがほとんど消えていた。
50人いたはずの名前が、10人しか残っていない。
その瞬間、私は“仮のマスター”から、本物の責任者になった。
私が380人のコミュニティを作ることになった、出発点の話をしたい。
最初、私はただの一メンバーだった。
マスターは別にいた。
「しばらくDCを移動するから、権限を預かってほしい」
そう言われて、私は一時的な“仮のマスター”になっただけだった。
本当に、ただの代理だった。
⸻
ある日のこと。
CWLSにいたマスターのサブキャラが、突然メンバーを除名し始めた。
私がログインした時には。
50人いたはずの名前が、ほとんど消えていた。
残っていたのは、サブリーダー10人だけ。
チャットログは混乱していて、
事情を聞いても、誰も状況をうまく説明できなかった。
「支離滅裂なことを言いながら、どんどん追放していった」
そう聞いた。
意味が分からなかった。
ただ、胸の奥が冷たくなった。
とにかく権限を外して、
私は残った10人と一人ずつ話をした。
解散するか。
それとも、もう一度やり直すか。
みんな静かに悩んでいた。
そして私は決めた。
再始動しよう。
Re:Startしよう。
どうせやるなら、中途半端はやめよう。
ガイアDC最強のCWLSにしよう。
そう口にした。
あの時の私は、半分意地だったと思う。
⸻
でも。
本当は、もう一つ理由があった。
ずっと前の話。
私は、あるフロントラインのコミュニティに入りたかった。
ディスコード中心で活動している、有名な場所だった。
募集も出ていた。
だから知り合いにお願いして、紹介してもらった。
結果は、拒否。
理由は教えてもらえなかった。
募集しているのに、入れない。
何が悪かったのかも分からないまま、
ただ「ダメです」とだけ言われた。
画面を見ながら、しばらく動けなかった。
悲しかった。
悔しかった。
だんだん、怒りに変わった。
「なんで?」
その言葉だけが、ずっと頭の中を回っていた。
⸻
だから決めた。
自分が作る場所では、誰も拒まないと。
来たい人は、全員迎え入れると。
ここが、私の出発点だ。
⸻
傷は、すぐには消えなかった。
正直、ずっと痛かった。
それでも止まれなかった。
マスターになった以上、立ち止まるわけにはいかなかった。
だから。
傷を抱えたまま、走ることにした。
⸻
走り出すと、いつも同じだった。
もう十分だと思っても、まだ足が止まらない。
気づけば限界を越えている。
100%でやめられない。
120%、130%。
「もう少しだけ」が、止まらない。
FCも、LSも。
何度もそれで燃え尽きた。
動けなくなって、ログインできなくなって。
ある日、ぷつんと糸が切れる。
あの終わり方を、私は何度も繰り返してきた。
⸻
だから今回は、最初に決めた。
無理はしない。
潰れない。
自分が倒れたら、全部終わるから。
守りたい場所を守れなくなるから。
⸻
それが、
Re:Startの、本当の始まりだった。
ここが、私の出発点。
まだこの時は、380人になるなんて思ってもいなかった。
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