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Hosiume San

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【6.x】6.0黒魔の開幕ローテーションについての見解(理論編)

Öffentlich
(2021/12/19追記)
Patch6.0本リリース用の内容に差し替えました。




こんにちは。最近暁月に向けてPCを新調してウキウキのHosiume Sanです。



前回記事でも触れた通り、今回は黒魔道士の単体の開幕スキル回しについて少し考えてみます。
長くなりそうと思ったあなた、正解です。
結論が気になる方は後ろの方から読んでもいいと思います。
具体的な回しに関してはこちらの実戦編[3] で触れています。


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◆同地点計測で見る単体開幕回し
――――――――――――――――――――――――――――――――――

今回の対象は
・ザジャ始動
・ザガ始動
・ガ始動

の三つでお送りいたします。

なお、今回はSS=1292(GCD 2.34)で計算しておりますが、
他のSSでは回しが微妙に変化する可能性もあります。
予めご了承ください。

本記事のppsはこちらで公開しているシート[1]を基に計算しています。

また、本記事は6.0リリース後のジョブアクション情報を基に作成しています。(2021/12/19追記)

今回の開幕回しの前提として
・SS1292(GCD2.34)
・ゼノ、pダガ、三連魔の枚数を揃える(ゼノ1:pダガ1:三連魔2)
・AF3トランスを使用しない
・黒魔紋を消化し終わったタームのデスペアで計測終了する

といった点を考慮します。



●ザジャ始動(Double Sharp Opener)
―――――――――――――――――


基本に忠実とされながらも、5.xでは火力が出にくいとして
レイドなどでは敬遠されがちだったザジャ始動ですが、
今作での復権はあり得るのでしょうか。



激成はサンダガ/AF3パラドックス/pサンダガに合わせるように調整しています。
回し三種の黒魔紋の効果時間を全て完走させるため、
2回目のAFターム終了まで計算に入れています。

これにより、開幕回し以後の回しの条件をなるべく均一化し、
純粋な開幕回しの火力の比較を試みます。

実際の回しでは第2UBにpダガを持ってくる場合
おおよそ26~27番で打ち切ることになるでしょう。

また、この開幕回しの特徴としてAFパラドックスが含まれる点があります。
一つ溢れる激成魔をここに利用し、
AF開始の半詠唱ファイガをトランスAF1pファイガに差し替えます。
これはザジャ回しでは確定で回せ、またこの回しの強みの一つでもあるため
今回の比較に採用します。

黒魔紋は31番のpファイガまでのります。

ppsは
31番(黒魔紋終了)...254.46[pps] | 40.49[秒]
39番(開幕終了)...249.77[pps] | 62.16[秒]

となります。
25番のAF終了でppsピークを迎え、以後ザジャ有6ジャ1パラループに移行します。



●ザガ始動(NoB4opener)
―――――――――――――――――


5ジャループが強かった5.xで流行りを見せたザガ始動(NoB4opener)ですが、
今作でもその強さは発揮されるのでしょうか。



ザジャを撃たないためAF中にパラドックスが介在しないため、
ザジャ始動より一枚ファイジャが少なく、また折り返しも半詠唱となっています。
代わりにブリザジャをスキップできます。
黒魔紋は28番までかかります。

ppsは
28番(黒魔紋終了)...256.00[pps] | 38.24[秒]
34番(開幕終了)...251.81[pps] | 54.47[秒]

となります。
ピークは21番の282.63[pps]です。



●ガ始動(F3 Opener)
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5.xでザガ始動と同じくらい流行りを見せていたのはこのガ始動です。
どちらを使うかは個人の好みに寄るところですが、
この開幕回しも比較的良く使われていたようです。



今までの開幕回しの中で一番秒数が短いです。
あくまで条件を揃えるためにAF終わりにゼノを置いていますが、
実際はUBに回すことになると思います。

この回しで特に気になる点といえば三連魔・迅速魔に関するところでしょうね。

5.xでは似た開幕回しで一般的に使用されるModified JP Opener[2] という回しがありました。
こちらはキャストは同じ構成で8~10番のファイジャの間に噛ませ三連魔・迅速魔・薬をし、
次UBの半ザガ後までpダガを持ち越すというものでした。

しかし上の回しでは三連魔のスタックが2つになったことにより、
開始前の薬、黒魔紋設置が不要となりました。
主に零式などで開幕北散会にも対応できるようになりつつ、
insデスペアを利用したトランス回しにも繋げられるようになりました。

ppsは
27番(黒魔紋終了)...262.11[pps] | 36.58[秒]
32番(開幕終了)...256.87[pps] | 50.09[秒]

となります。
ピークは19番の296.87[pps]です。
AF終わりでppsピークを迎えるのは当然ですね。


●比較
―――――――――――――――――


これら三つの開幕回しを見た目上のpps比較を行うと、

・ピーク火力
ガ始動>ザガ始動>ザジャ始動
・開幕通し火力
ガ始動>ザガ始動>ザジャ始動


となります。
しかし、ここまで考えたところで新たな問題が浮上します。
それは
「開幕ループが短い回しほどppsが高いのは当然の話なのではないか?」
ということです。



仮に開幕以後の通し火力が同じだとして、開幕ループの火力では
ガ始動の方が勝っていたとしても、
コンテンツ通しての火力は(1)のザジャ始動の方が出ている可能性も否定できないわけです。


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◆詠唱差分で見る単体開幕回し
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ここまで同ループ地点で比較してみていきましたが、
キャスト内訳の差分からそのキャストは撃つべきなのかどうか、
というところを判断することもできます。

今回はガ始動をベースにザガ始動、
ザジャ始動で差分として出てくるキャスト内訳を見てみましょう。



0秒着Nガ・ザガはいずれも同火力同着なのでカウントしません。
また、ガ始動で食い込み三連魔により生じる硬直0.68秒を
詠唱時間から差し引くことで差分詠唱時間を調整します。

また、ザジャ始動では半詠唱UB3ファイガ を トランスAF1ファイガに差し替えた際の
威力値差分を詠唱時間なしとしてppsに計上します。
(240 * 0.7 = 168)

ザガ始動差分:193.97[pps]
ザジャ始動差分:221.97[pps]


とのことです。
ガ始動は浮いたキャスト数を通し火力212.50[pps]に回せると考えると、
ザジャ始動とガ始動は拮抗~ややザジャ有利に見えます。
また、ザガ始動はガ始動よりもキャスト差分的にやや不利のようです。
(半詠唱ファイガ追加による火力の凹みをAFでpayしきれないため)


ちなみにザジャ始動でトランスAF1pファイガをしなかった場合の差分はこちら。



ザジャ始動差分:205.14[pps]

ザジャ始動では基本的にAFパラで激成魔に合わせ
pファイガを利用することを覚えておくと良いでしょう。

ちなみにpファイガをトランスに回さずAFで直撃ちした場合はこちら。



ザジャ始動差分:207.82[pps]

pファイガを撃つ際はやはりトランスAF1に合わせた方が良さそうです。


各開幕回しの比較において一つ考慮しておく点は、
ガ始動とザガ始動はザジャ始動と比較し激成魔が一つ少ないという点です。

このためザジャ始動以外の回しはハンディを背負っていることを考慮に入れておく必要があります。

開幕の激成魔が実質無料となる都合上、
サンダガだけに回していくと激成魔が溢れがちな状況が発生します。
こういったときは2ターム目以降のAFパラドックスに回すなど適宜工夫が必要です。

ちなみに実際に回していく場合はマナフォントバースト終了後トランスし、
次タームのAFを圧縮することで激成魔のキャストを調整していくことが現実的です。
(高火力を狙う場合の話です。)


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◆考察
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結論としてトランス回しをしない場合は、
基本的にガ始動かザジャ始動を選択することになりそうです。

キャスト差分に見たときはむしろザジャ始動がガ始動にやや有利を取っているとも言えそうです。

ただし、今回各回しの条件を揃え最初のAFタームの選択の違いが
どう火力に影響するかを見てきたわけですが、
実際には2ターム目以降の回しも考慮して、
各回し微妙にアビリティの使用位置を変更することが多いです。


例を挙げれば、マナフォントバースト後にトランスを使用するか否かでしょう。
トランス後のAFタームでファイジャを何回撃つかによって
黒魔紋・三連魔を調整することもあります。
こういったときに三連魔を食い込みありきで回すガ始動は多少の柔軟性があります。

これらをまとめると、
・普通に回したい場合はコンテンツによってザジャ始動・ガ始動を決める
・高火力を目指したい場合は各アビリティ使用タイミングの調節が効き、
 次ターム以降の回しを考慮できるガ始動がやや有利

ということになります。

あくまで自分の考察の一つとして捉えていただければ幸いです。
また、開幕回しはただppsを比較すれば優劣がつけられるというわけではない、
という点は努々忘れないよう意識しなければいけません。

真に厳密な開幕回しの強弱を決める場合は、
コンテンツ毎に完全に回しを決めた上で通しで比較を行う必要があるでしょうね。


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◆終わりに
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今回は開幕回しのpps比較について見ていきました。
開幕回し、いざ考えてみると比較が本当に難しいですね。
黒魔紋やinsなどすべてのリソースの考慮や、
かかる秒数の差異でより複雑化している様子でした。

最終的には自分なら
・ガ始動

を採用するかな~と思いました。
もちろんこれから凄い黒魔道士の方々がもっと凄い開幕回しを発明される可能性もあるでしょう。

今回パラや激成スタック、proc保持時間の延長のおかげで
トランス回しやpダガループがしやすくなってて非常にいい感じですね。

開幕回しは結論を出すのが難しい...。

次は実戦向けの具体的な開幕回し例を取り上げてみていくこちらの記事を改修する予定です。
余裕があれば、基本ルーティーンから派生した
応用的なルーティーンについて考えてみたいな~と思います。
(トランス回しにおけるAFパラドックスの利用方法がないか、など)

まあ6.05の準備で暁月エリアを走り回っているわけですが...w
余裕を見て更新していきたいと思います。



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◆参考文献
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[1] -BLMrotation_ver2.7、Hosiume San、https://docs.google.com/spreadsheets/d/1IfcIxxuHvPUtsdVpeby3F3YblgbgTD65Yj5_yHlNbsE/edit?usp=sharing
[2] -BLACK MAGE GUIDE FFXIV 5.5 FFXIV SHADOWBRINGERS BLACK MAGE OPENERS、AKHMORNING、https://www.akhmorning.com/jobs/blm/guide/openers/#openers
[3] -【6.x】6.0黒魔の開幕ローテーションについての見解(実戦編)、Hosiume San、https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/26041085/blog/4874535/


●追記
―――――――――――――――――


(2021/10/25)
記事がごちゃごちゃとしすぎたため、
こちらを理論編記事とし、
開幕回しの実戦編記事を新たに作成しました。
メディアツアーの内容が基になっているため、6.0リリース用に今後加筆修正予定です。

Kommentare (1)

Aki Shinonome

Unicorn [Meteor]

数値に裏付けされた理論から来る考察がとても参考になりました。最後のまとめもすごく分かりやすくて助かりました!
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