『観察者の最後』
ブラステから先輩への伝言を頼まれた。
先輩が観察してた飛行生物が世界に放たれる事になった。
でも先輩は観察者を引退して少し前にここから立ち去った。じゃあ私には探せないのでは?
まだこの辺にいるみたい。
去りゆく人を追うのは引き止めるようで無礼だと言いながらも自分も使い魔作って北の方を探してるから私には南の方を探して欲しいらしい。
茶髪の女性がいたから報告したけど最後の報告は有難いけど必要ないし天測園には戻らないと言った。
選択肢が出た。
「気にならないの?」←
「わかった」
ここでの役目は果たしたから私とブラステの気持ちだけ受け取っておくって。
「自分はもう還ろうとしている身」
……死ぬのか。帰るんじゃなくて還る。死ぬんだ。
新しい飛行生物の名は好きに付けるようにとブラステに伝言を頼まれた。
「じゃあ不思議な使い魔さん、さようなら」
行っちゃった。
ブラステに報告した。その様子だと先輩は見つからなかったのかと聞かれた。見つけたよ。伝言を預かったよ。
引退するだけでなく故郷へ還る。星海は故郷なのか。
「遺される身としては少し寂しい気持ちもありますが、星海で充分に休まれた後、新たな命として巡りあえるでしょう」
そういうものなのかしら。
飛行生物には先輩の名前を元にした名前を付けるって。
ブラステの観察対象は植物だから観察に数十年の時間が必要。
焦らず気長にが仕事を続けるコツだって。
『創造物管理局からのお客人』
エウリメドから仕事を頼まれた。
新規に登録申請された生物のイデアを届けに創造物管理局の職員がプロピュライオンに来てるからお出迎え。
今日は来客が多くて来客対応の使い魔が出払ってる。
「個性的で可愛らしい使い魔が大好きな人だからあなたが行ってくれたらきっと喜ぶと思うのよう」
可愛いララフェルにお任せあれ。
迎えに来たぞ。遠かったぞ。
「あらあら、まあまあ!なんてチャーミングで可愛らしい使い魔さんなの!」
可愛いララフェルを存分に堪能あれ。
イデアを預かった。
アナイダ・アカデミアで考案されたミトロン院の水棲生物3種とハルマルト院の植物1種。全部面白い子達、
あまりに面白いからと観察に夢中になりすぎないように。
戻ってイデアを渡した。アナイダ・アカデミア
最高峰の学術機関だから考案されるイデアも質が高い。
1つ見てみたら「殻に魔力を蓄積する水棲のカタツムリ」紅玉海にいるやつだな?
『新たな生物を迎えるには』
ペイディアスは新しい創造生物の観察をする為にこの島の一区画を整備しようとしてた。大変だな。
アンペロスにくしゃみをさせるとその爆音で付近の生物はびっくりして逃げて行く。……そんな大変でもなかった。
傷付ける事なく追い出せるから便利。元々いた生物の棲家追わせるんかーい。
「あっ……もしかして、やってみたい?」
いえ結構です。
選択肢が出た。
「やってみたい!」
「そんなことないです」←
「いやいや楽しいからやってごらん!使い魔だからって遠慮する事はないよ!」
押しの強い人だな。体験する事になった。
指定場所に来たらグーブゥーがいた。乗って指定場所でくしゃみ。
指定場所3つもあったわ。
生物達が一目散に逃げていった。
アンペロスにはひなたぼっこのご褒美、私には何があるのか。経験値とギルかな。
新しい子は最近流行りの移動性植物の理論をより大型の樹木に適用したもの。
幹を手のように使って肉食獣も捕食出来る。
危険な奴だな?
ペイディアスは胸が高鳴るらしい。危険なものを愛する男だったか。
『休息も仕事のうち』
穏やかな観察者に存在が希薄な使い魔だと言われた。そういう仕様です。
エーテルを酷使すると使い魔は消失するから汐沫の庭で休息しレーテー海からの風に当たった方がいいと言われた。
いや別に休まなくても平気なんで。むしろインしたばかりでさっきまで休んでたようなものだし。
ついでに休憩中の観察者を呼んでこいって。そっちがメインかな?
たまには食事でもしようと誘ってたらしい。じゃあ呼んでくるわ。
遠くて逆に疲れるんだが。休息にならないんだが。
呼びにきたぜ。もう少しだけ休んでからにしようと言われた。
ここは観察者達の休息所。環境エーテルとレーテー海の飛沫を浴びると考え事でほてった頭や研究疲れの身体が楽になる。
森林浴みたいなものか。
「ほら君も私の隣で目いっぱい「伸びをして」ごらん?」
前にベストウェイバローでも同じ事言われたわね!
伸びする時の動作可愛いよね。
「君も身体を大事におしよ。使命の為に働くにしても良質な休息は不可欠だからね」
使い魔に優しいな。
報告に戻ったら律儀だと言われた。
私の顔色も少し良くなったらしい。汐沫の庭は誰にでも開放されてるから好きに使うといいと言われた。
これからも身体を大事にしろと言い穏やかな観察者は去っていった。いいヒトだったな。
『魔法を使わぬ創造者』
風雅な創造者が言った。
「おいおいおい、アゼムお前ってやつは……存在をそんなに希薄にして、いったい何をしているのだ?」
貴方も魂の色が見えるの!?
「って、雰囲気こそ似ているが……お前アゼムでもなければ、人でもないな?何者だ?」
アゼムの魂を持つ者です。とは言えないからアゼムの使い魔です。
「ほう、何にでも首を突っ込みたがるあいつが、使い魔を創るとは」
やっぱり使い魔に頼るより自分でやっちゃうタイプよね、アゼム。
主人の知り合いのよしみで少々手を貸せと言われた。知り合いってどういうレベル?お友達?エメトセルクやヒュトロダエウスとも親しい?
仕事は彼の創った植物の果実を天測園の者達へ配る事。
彼は創造魔法を使わず自然交配で新たな生物を創ってる。現代的だな。
天測園の職員達に試食を頼みたいけど彼は少々変わり者だと敬遠されてる。まあアゼムと親しい上に創造魔法を使わないで生物を創るのなら変わり者扱いされるでしょうね。
アゼムの使い魔が渡した方が公平な感想が得られると言うけど本当にそうだろうか。アゼムも変わり者じゃない?
小さな赤い果実の感想を聞いて回ろう。
小さな赤い果実の説明が正体不明の果実になってるの不穏だな。
優しげな観察者に迷子の使い魔扱いされた。
無言で果実を押し付ける。
「これを食べればいいのかい?なんだか不思議な使い魔だね」
知らない人から貰った物食べるんかい。
「どこの誰が創ったかわからないが、ちょっと、あまりにも不味すぎると思うよ!」
率直な感想をありがとう。
世に放ってもどの生物も口にしなかったら種子散布ができずにすぐ絶滅するから改良しないと認可は得られないってさ。
おっとりとした観察者に果実を押し付けた。
今度はちゃんと感想を聞きたいと説明したらしい。
「せ、背筋が凍りつくような味がするわ……なんだか悪寒も……」
あのアゼムの知り合いの変わり者、味見してないのか?
「その……考え方によっては、暑い地域に生えていたら、いい薬になるかもしれないわね!」
レモンみたいにそのまま食べるんじゃなくて料理とかに使うやつなのかな。
神経質そうな観察者は私がエメトセルク達といた所を見てた。
まあこの新種の果実でも食いたまえ。
「苦いというか、渋いというか、えぐみがあるというか……これ、いったいどなたが創ったんだ?」
アゼムの知り合いの変わり者の創造者だよ。
異土の庭の創造者って通り名なのか。
自然交配による創造は揺らぎの幅が大きすぎるから成功するまでの効率があまりにも悪いって。
現代はその効率の悪い農業やってるんだよなー。
風雅な創造者の元へ戻った。
皆の感想聞いてきたぜー。マズイってさ。
ただ甘い果実では物足りないと思って苦い果実と交配させたけど上手く作用しなかったようだと彼は言った。そういう問題じゃないかもね。
「まあよい、まあよい、案ずるな!失敗の結果から得られるものも、大いにあるのだからな!」
それはそうだけどまず味見を自分でしろ。
次は酸っぱい果実と甘い果実をかけ合わせてみるって。面白いものはできるだろうけど味見をしなさい。
「揺らぎの幅は大きければ大きいほど思いもよらぬものに出会う可能性が広がる。冒険を好むアゼムの使い魔ならわかってくれような?」
それは分かるけど味見をしろ。
『天測園の仕事とは?』
風脈クエだー。
ソクレスはヘルメスに天測園の園長を任されてる。
魂持ちの使い魔は珍しいと言われる。まあ使い魔じゃないからな。
1人で出歩いてる使い魔は見学扱いなのか。
観察者の仕事に興味があるならソクレスの名を出してカルミオンに案内を頼むといいと言われた。
散々色んなサブクエをやる前にこれからやった方が良かったのでは?
もう大体お仕事知ってる。
カルミオンに案内を頼んだ。
アゼム様の使い魔のHinataちゃんです。
なんか案内をやりたくなさそう?
私を案内したくないとかじゃなくて何故ソクレスが自分を指名したのか分からないらしい。
暇そうだったんじゃないか?
彼は天測園に来て間もない1番の新人。
ここに来る前はアナイダアカデミアで研究職をしてた。そっちの話のが楽しそうだな。
自分よりベテランの職員が案内した方が分かりやすいと思うと話す。まあそう言わずに。
私のような珍しい客が興味を持ってくれるのはありがたい事らしい。
では案内開始ー。
まずは職員がどんな仕事をしているか実際に見る。さっき色々手伝ったけどな。
職員に色々声をかけていく事になったけど、まさかの同行イベントだった。
カルミオン、編み込みカチューシャの髪型してるし、アップにしたら胸があるから女性だわ。
一人称私だったから性別どちらか分からなかった。
ニキアスと話した。
意思がしっかりして聡明そうなアゼムの使い魔だと言われた。じっくり観察したいとな。
ニキアスは使い魔の観察を担当してる。
使い魔は主人に使役されて世界に放たれないからイデアの登録は必要だけどここでの観察は免除されてる。
じゃあ何で使い魔観察の仕事があるの?
使い魔に与える仕事によっては家畜の世話をしたり他の生物と関わる事もある。
相性を調べに連れて来られる事もあるから、そんな使い魔を観察して評価するのが彼の役目。
「そうだ!アゼム様からの許可さえあれば、きみの観察も……!?」
アゼムからの許可は一生出ないと思うよ。非公式使い魔なので、私。
カルミオンに次に行こうと促された。
もう一度ニキアスに話しかけたら私を観察する許可が下りたのかと聞かれた。違うよー。
パラモノスと話した。
使い魔だと見抜かれたので頷いた。
巨大な創造生物には気をつけろ。
彼は生態系の上位に立つような屈強な創造生物を観察している。
別の島にはより凶暴な生物もいる。
不意を突かれれば怪我するし、並の使い魔なら返り討ちにあう。
ブラステと話した。さっきも話したな。
彼女は植物の観察担当。
一年草はともかく樹木ともなると数十年単位で観察する事になるから根気がいる。さっきも言ってたな。
植物には環境を変化させるだけの力があるし、被食者として生態に与える影響も大きいからそれは必要な事。
ソクレスの所に戻った。
ムビだったぞ?
色んな人の話を聞いて最後は園長に話を聞くという事みたい。
話を聞いてみてどうだったか聞かれた。
選択肢が出た。
「面白い人達だ」←
「みんな仕事熱心だ」
これどちらでも同じだな。「君の瞳にはそう映ったんだね」って言われる。
認知能力も思考能力もしっかりしていて本当に優秀だと言われた。流石魂持ちの使い魔だって。まあ人間なので。
「もしかして君は、人を元気づける為に創られた使い魔なのかな?アゼム様ならそんな子も創りそうな気がするよ」
カルミオンが言う。
「一緒にいて何だかすごく君に興味がわいてきちゃったな!もし良かったらこれからも君の考えを教えて欲しいよ」
まさか連続クエなの!?これでサブクエ終わりだと思ったらまだ続きがあるの?疲れてきたよ。
「君は魂持ちな上、アゼム様の使い魔だったのか!それは興味深いから私としてもお願いするよ」
ソクレスまでそんな事を言う。あーこれ連続クエだな。
『天測園の周辺案内』
はい。連続クエでした。
私のような珍しい使い魔を見るとどうしても観察者魂が疼いてしまうからもっと私の事を教えて欲しいとソクレスが言った。
カルミオンも私がどのようにものを捉えて、その目にこの世界がどう映ってるのか興味がある。
天測園周辺をカルミオンと共に見て回れと言われたからまた同行イベか……。
選択肢が出た。
「こちらとしてもあなたたちの文化は気になる」←
「時間に余裕はあるから付き合ってもいい」
時間に余裕は無いんだよな。早くメインクエ進めたい。
それなら沢山教えてあげられるって。
カルミオンは園長に相談したけどソクレスは彼女自身が私の反応が気になる所に行けばいいと言った。
まず天測園の南の魔法生物を見にいく事になった。
ソクレスに「たくさん、色んなものを見ておいで」と言われた。はーい、見てくるよ。
同行イベントじゃなかった。
派手な鳥がいた。
登録名が無いから仮名バード・オブ・エルピス。
とても大きくて美しい鳥。
私の目にはどう見えるか聞かれた。
選択肢が出た。
「乗ってみたい」←
「戦ってみたい」
「どこかで見た事があるような……」
どこで見たか知らんけどサベネアかな?
乗ってみたいと言ったら、それは面白い発想だと言われた。
飛翔は出来ないようだけど足りない能力を騎獣で補う使い魔は画期的だって。
「君は今まで見た使い魔とは、まるで違う生物のように思えるよ」
まあ古代とはまるで違う生物の人間なので。
次はもっと南の施設。綺麗な所だな。向こうの島を眺めた。
「あそこはちょっと変わった人達が集う小屋でね。創造魔法を使う事なく生物同士の交配によって新しい種を作ろうとしているんだ」
さっき会ったわ、風雅な創造者。
カルミオンからしたら酔狂な知的好奇心を満たす為の利己的な研究に見える。
どんな種が生まれるか想像出来ないから。
アーテリスを善いものとする為に生きてるから、善きものを確実に創造すべきだとカルミオンは考えてる。
選択肢が出た。
「善くないものはいらない?」←
「偶然、想像を超えるいいものができるかも」
「あなたたちの考えはわからない」
もしかして善くないものと評価されるのが怖いのかと聞かれた。
その視点は持った事が無いって。
知らずに視野を狭めていた事に気付いたから観察者としてより精進しなきゃとカルミオンは言った。
汐沫の庭に行く事になった。さっきも行ったわ。
疲れたから休もうって。
汐沫の庭に向かってたらバード・オブ・エルピスいたわ。普通に敵だったわ。
汐沫の庭で休憩。
カルミオンに「私達のような「人」をどう思う?」と聞かれた。
使い魔は自分達の事をどう思ってるのか前に休憩してた時に知りたいと思ったのを思い出した。
選択肢が出た。
「神様みたい」
「自分たちと変わらない」←
「よくわからない」
「ふふふ。そうね、そうかもしれない。君は普通の使い魔よりずっと私達に近いのかもね」
まあ数千年後の人間ですから。
『天測園の食事事情』
まだ続くサブクエ。
案内の途中だけどゆっくり休めと言われた。そろそろ休んでいい?やめていい?疲れてきた。
適度な休息は健やかな生命活動にとって大事。
「私達も午睡をとったり観察対象の果実を少し頂く事もあるんだ」
仕事中に寝ていいのか。羨ましいな。
古代人は果実を創造魔法で創る事も出来るけど土に根差した木に実った果実には理屈ではない安らぎを感じる。そりゃそうだ。
私がどうやって生命維持をしてるのか尋ねる。アゼムからエーテルを貰ってる訳ではなく普通に食事をします。
首を振ったらエーテル補給しないと消えちゃうんじゃない!?とびっくりされた。
案内は一時中断して食事にしようって。
わーい。ご飯ご飯ー。
天測園の東で白いアルケストラトスの花を摘んでこいと言われた。集まったらソクレスの所へ。
……なんか普通のご飯じゃない気がしてきた……。
花を集めて持ってきた。
カルミオンがそれは食べられる花だからソクレス園長に彼女の用意した果実と合わせて美味しいジュースを作って貰おうと言った。
食べ物じゃないじゃん。
ジュース作ってくれるのはいいけど何故感想を聞きたがるのか。
花の香りのするジュース頂きます。
複雑で華やかな香りが口の中に広がる。
喜んでるし美味しかったみたいだな。
存在が消えかけてる事はなかったけど使い魔はエーテルを定期的に補給しないととソクレスに言われる。
カルミオンに報告したらソクレスは料理がとても上手だからと言われた。
創造魔法にも上手い下手があるんだな。
食事は生物にとってエーテル不足を補う為の行為でそれ以上の価値を追求する事は自然に反するというのがカルミオンの考え。
食育という言葉から1番遠い考え方だな。
快楽の為に味や量を過剰に求めて必要以上に生物を殺すのは星にとって善くないはずだって。
まあそういう考え方もあるよね。廃棄食料問題もあるし。
ソクレスは絶妙な素材選びと調理法で最高のエーテル吸収効率と美味しさを両立出来るらしい。
私のご飯作って欲しい。
『天測園の使命とは』
サブクエはまだ続く。まあさっきのクエだと終わり方が中途半端だからな。
最後に聞きたい事があるって説明だったからこれが最後みたい。
最後に私の使命について教えてほしいと言われた。
終末から星を救う事だよ。
使い魔である私にも創られた使命があるはずだからどんな使命で私が生きてるか知りたいらしい。
使い魔じゃないけどな。
ソクレスは問いただすより手本をだと言った。そういう本質的な問いをするならまず自分達がいかに考えてるかを伝えるべきだって。
カルミオンは素直に頷いた。気持ちが焦ってたらしい。
古代人は先人の知識や創造魔法を学びながら己の得意分野や興味のある分野を選び自分の使命を決める。
カルミオンやソクレスの使命は天測園の中でもと言いかけて、見せた方が早いから北西の建物まで来いと言った。何があるんだろう。
エウアンテの所にカルミオンはいた。
ヘルメスの偏食ぶりを教えてくれた人ね。
ここには直筆の天測園の管理の記録がある。
これらを手に取れば彼女達の使命が分かるから自由に手に取ってみてと言われた。
カルミオンは落ち着かないから外にいるって。
本棚を調べた。
ここにある本は全部観察記録で、背表紙にはソクレスの名前があった。
園内記録第6124巻を調べた。
これも表紙にソクレスの名前がある。ヒッポカムボスとやらが攻撃的で問題あるって。
積まれた資料を調べた。
ソクレスの筆跡とは違う。
カルミオンの所へ戻った。
使命の記録見て来たよ。
ソクレスはここの生物全ての記録を付けている。
自分の目で見た事、感じた事を自分の言葉で書いてる。
カルミオンはソクレスの仕事を引き継ぐ為にここに来た。……それってソクレスが死ぬって事……。
彼らの使命は天測園をつつがなく運営していく事。
カルミオンはまだソクレスほどの事が出来るか自信が無いからあそこにいると落ち着かない。
だから私の使命を聞きたかったけどそれは不安の裏返しだから無理に聞き出そうとしてごめんと謝られた。
「君は、君ができることをすればいい」
ソクレスが来た。
カルミオンが私をちゃんと案内してたから、それだけここの仕事について理解してると彼は言った。
自分の仕事を模倣して欲しいのなら自分で続ける。
カルミオンに園長職を引き継ぐのは彼女なら天測園をよりよく出来ると見込んでるから。
「君を一人前の後継者にする事が私の最後の使命だ。私を星に還す為にどうか頑張っておくれ」
これ、ヘルメスの立場とも同じなのね。ファダニエルを引き継ぎたくないヘルメスと……。
カルミオンは精一杯頑張ると頷いた。
まだまだ教えてもらいたい事があるから星に還るのはもう少し待ってほしいと付け加えた。
私のお陰で自信がついたとカルミオンは礼を言った。
ソクレスにも若手の育成に付き合った礼を言われた。
いつでも遊びにおいでと言われた。
2023年6月17日~30日