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光り輝く者達【第11話 狂気】

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ミリィが炎の壁に焼かれ、ヒーラーを一人失ったこのパーティーにおいては、現実的に勝てる見込みはなかった

それは誰しもが感じていたが、ルドルフが一人で二人分の働きを見せていた。

フェアリー・エオスを活用した、学者独特の回復方法により、スラッシュもツインタニアの攻撃をギリギリで耐えいる。

その他のものも攻撃を繰り返すが、頑強な甲殻に守られており、決定的なダメージを与えられていない。


このままでは、スラッシュが耐え切れるのも時間の問題であることは誰の目にも明らかであった。




「ピタゴラ!」


ルドルフが魔導書にサラサラと術を記載しながらこういった。



「メテオを使え!」



黒魔道の禁忌の術「メテオ」


宇宙(そら)に存在するという、巨大な岩石を呼び寄せ、相手に激突させる魔導術。

術者の肉体、精神の保証ができず禁忌の術となっていたが、すでに使用は解禁されている。


この術を使うには相応の詠唱時間が必要であり、そしてツインタニアに直撃させるには動きを止めておかねばならない。


周りにいた、ワラビィ、ドフィ、シタール、ブランドもその言葉の意味を理解した


つまり、全員でツインタニアの動きを止め、メテオで決着をつける。


それ以外に、ここから逃れる方法は、スラッシュを犠牲にして逃げる以外、存在していなかった。


各自が動き出した。


シタール、ブランドは各両翼に張り付き、翼の動きを抑制。


ドフィはツインタニアの目玉や首という急所を狙いすまし、攻撃を続けた。


そんな中、ワラビィだけは立ちすくんで動いていなかった

ルドルフはそんなワラビィをどうしたのかと、ちらと横目でみた。


ワラビィは笑っていた。


ぞっとするほどの笑顔だった。


その瞬間「えええぇぃ!」と叫ぶような声を出しながら、ワラビィはツインタニアに突撃していった。

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