Charakter

Charakter

  • 0

ホリゾンタル・グレイズ【第3話】

Öffentlich
エルのいる酒場の店内では既に乱闘騒ぎが起きていた。

大柄なルガディンは、まずは酒の出てくるのが遅いことを理由に店員につっかかり、そして周りにいた客の酒を勝手に取り上げ飲み始めたが、当然その酒を飲んでいた客達も黙ってなどいない。

なにせここは、ウルダハでも余り治安が良いとは言いがたい歓楽街。

ここを訪れる客の質なども知れいているというものだ。

それほど広くない酒場内では暴れ足らず、店の外に客を引きずりだして、大柄なルガディンは一方的に暴れまわっている。

そこいらのヒューランやミコッテ、エレゼンではとてもではないが、太刀打ちが出来るレベルの強さではなかった。

一人、また一人と、ケンカ相手となった客をなぎ倒し、放り投げ、そして酒をかっくらっていた。


「こまったわね~、早く来てくれないかしら~」


エルが本当は困っていないような雰囲気でそんなことを呟いていたが、ちょうどそこにゾロゾロと数名の男女が店の少し先の路地から現れるのがエルの目に写った。



「凄いことになってるやないかい」


シタールは店の方を見るやいなや、つぶやいた。

それもそのはずである。

店の窓ガラスはことごとく砕け散り、店外の路上にはテーブルや椅子が道端に散乱している。

おまけにそのまわりには人が数名倒れているが、その中央に馬鹿でかい図体のルガディンが座りながら、ガバガバと酒を飲んでいた。


「アイツがお相手ってわけやな」


どこか楽しそうにシタールは笑った。

エルはシタール達に向かって、待ったました!とばかりに手を大きく優雅に振ったあと、こいつこいつ!と大柄なルガディンを指さした。
Kommentare (0)
Kommentar verfassen

Community-Pinnwand

Neueste Aktivitäten

Die Anzahl der anzuzeigenden Einträge kann verringert werden.
※ Aktivitäten, die Ranglisten betreffen, werden auf allen Welten geteilt.
※ Aktivitäten zur Grüdung von PvP-Teams können nicht nach Sprache gefiltert werden.
※ Aktivitäten deiner Freien Gesellschaft können nicht nach Sprache gefiltert werden.

Nach Art des Eintrags sortiert
Datenzentrum / Stammwelt
Sprache
Anzahl