パッチ7.05で公開された
「至天の座アルカディア零式:ライトヘビー級」(略称:アルカディアLH級)は、諸々の事情で
控えめな難易度とされていることもあり、ふだん零式をやらなくても気になっている人が多いのではないでしょうか。
この連載では
「これから零式を始めてみたい!」という人を対象に、
零式に取り組む際の準備や考え方について基礎から分かりやすく説明します。
連載全体の目次は
こちらです。
目次:- レイド零式とは?
- なぜ零式は難しいか?
- どこから始めるか?
- 木人を叩く
- スキル回しを研究する
- 次回予告
レイド零式とは?MMORPG である FF14 では、メインクエスト以外にもサイドストーリーで様々な物語が語られますが、中でもシリーズ物である
「クロニクルクエスト」では比較的大きな物語が展開されます。その中心となる8人制 PvE バトルコンテンツが
「レイド」であり、その高難易度版が
「レイド零式」です。黄金のレガシーでは
「至天の座アルカディア」とその零式が該当します。
零式の魅力は、難しいコンテンツをみんなでクリアする
達成感はもちろん、何より
強力な装備が手に入ることです。以下の図は、7.0でのガンブレイカーの美学、新式、零式装備のダメージ量をそれぞれ比較したものですが、ざっと
1.25倍の性能差があることが分かります。これは、現行のバトルコンテンツをやる際はもちろん、過去のコンテンツを制限解除でクリアする際も大いに役立ちます。
FF14の8人制高難易度コンテンツは、他にも
極討滅戦や
絶レイドなどがありますが、基本的に
「極よりは難しく、絶よりは簡単」という位置付けです。並べると以下の通り:
絶レイド > レイド零式 > 極討滅戦 > ノーマルレイドまた、レイド自体が
一層~四層の4ステージに分かれていて、上の層になるほど難しくなります。しかし、見事四層まで到達すれば、パッチ内最高性能の
零式武器や
零式限定マウントが手に入ります。
いずれにせよ、その位置付けから、零式攻略を目指すのなら
極討滅戦をある程度スムーズにクリアできる程度の腕前は前提になります。とはいえ、これから極周回を始めるにせよ「零式」という目標があった方がいいでしょう。そのため、この記事では
これから極を始めていく方も対象にします。
なぜ零式は難しいか?零式はそれなりに難しいです。少なくとも、メインクエストの一部として出会うバトルのように、誰でも簡単にクリアできるようには作られていません。その理由は大きく分けると以下の二つです:
1.
時間制限がある2.
ギミック処理の失敗に対するペナルティが大きいまず
時間制限があるので、制限時間内にボスの HP をゼロにするのに十分な
DPS(ダメージ効率)を出す必要があります。もし出せなければ、たとえギミック処理が完璧でも
クリアできません。逆に、削りが早ければ後半の厄介なギミックをスキップできる可能性も高まるので、あなたを含めたパーティメンバーの
火力が高ければ高いほど攻略が簡単になります。
次に、
ギミック処理を失敗するとたいてい
即死します。これが個人ギミックならまだ良いのですが、零式では8人揃っていないと処理できないギミックがあり、そのタイミングで
誰かが死んでいるとワイプ(全滅→やり直し)になります。
零式の難しさはワイプギミックの多さが原因、といってもいいでしょう。
(ただし、LH級は恒例よりもワイプギミックが少なめです。ワイプギミックが少なければ、半壊しても練習を続けられるので比較的取り組みやすいです。これが「簡単」だと言われる大きな原因の一つでしょう。)
また、仮にワイプしなくても、自分が死んでしまうと
その間はダメージを出せないですし、起き上がっても
衰弱デバフで攻撃力にペナルティを与えられます。あるいは、即死しないギミックでも
与ダメージ低下デバフを与えられる場合があります。そうすると必要な DPS を出せずに
時間切れになる可能性が高まります。
つまり、
制限時間内になるべく大きなダメージを出し、ダメージを出すために死なない、というのが零式攻略の基本と言えます。
どこから始めるか?少し脅かすようなことを書きましたが、つまり、零式をクリアするために必要なのは
たったの二つです:
1.
ボスに対して安定して高いダメージを出す2.
ギミック処理法を覚えるでは、これらをどうやって達成するかを一つずつ考えていきましょう。
まず、
零式一層クリアを目標にしましょう。身の回りで「零式四層初週クリア!」みたいな成果を自慢している人のことが気になるかもしれませんが、別に、このゲームでは
早くクリアしたところで特典は何もありません。
むしろ一か月もすれば、零式一層報酬のアクセサリは早期攻略組にだいたい行き渡っているので、フリーロット(フリロ)の消化パーティに参加すれば、
一度に複数部位を手に入れることも夢ではありません。
後発で零式への挑戦を始めるには良い時期だと言えるでしょう。
では、零式一層という目標を決めたところで、具体的に以下の順番で準備していくといいでしょう:
1.
木人を叩く2.
スキル回しを研究する3.
装備と飯薬を調える4.
攻略動画でギミック処理を研究する木人を叩く最初に、
制限時間内に一定の DPS を出すことが必要だと言いました。では、自分の DPS が足りているかはどうやって確認すればいいのでしょう。
実は、FF14にはそのための専用コンテンツとして
「木人討滅戦」が用意されています。これは、
レイド零式の各層ボスを想定したHPの木人が用意されて、それを
制限時間内に倒せるかチャレンジするというものです(挑戦には木人と零式、両方の解放が必要です)。
木人のHPは
ジョブごとの想定必要 DPS に基づいて設定されているので、DPSジョブなら簡単にクリアできるということはありません。逆に言うと
タンクやヒーラーも一定のダメージ貢献が求められるので「ダメージを出すのは DPS の仕事だから……」というわけにはいきません。
つまり、これをクリアできるかが、全てのジョブにとって
零式挑戦に向けた最初のハードルとなります。さっそくやってみましょう!
スキル回しを研究するさて、零式一層の木人を倒せたでしょうか? 倒せた人はおめでとう!制限時間まで
何秒残しだったか書き留めておきましょう。倒せなかった人は残念。さて、どうすればいいでしょうか?
基本的に
DPS を上げる方法はたったの二つ。
「スキル回しを改善する」か
「装備を調える」の二つです。まずは、無料でできる
スキル回しの研究からやっていきましょう。
よく世の中で
スキル回しと言っているのは、自分が使っているジョブで
DPS を最大化できるスキル使用順の組み合わせです。基本的に
2分で1ループするようになっており、自分を強化するバフと組み合わせつつ、2分ごと(※)に最も攻撃力の高いスキルが撃てるように設計されています。特に、この2分ごとのタイミングを
バーストと呼びます。
※: 一部のジョブは、自分だけでなくパーティ全体の攻撃力を強化する2分バフを持っており、バーストがそれにかみ合うようにしたいからです。このようなバフを
シナジー技といいます。
具体的には
game8 を見るか
「〇〇 スキル回し」で検索すれば色々な記事や動画が出てくるので参考にしましょう。また、これらの記事に出てくる
GCDや
挟み込みといった謎の単語の意味については
Rami Chrysanthe さんの記事が分かりやすいです。
最初は、スキル回しの通りに攻撃するのはかなり苦労すると思います。しかし、零式は
ジョブの性能をなるべく大きく引き出すことが前提のコンテンツです。まずは2分間、書いてある通りのスキル回しができるように木人で練習してみましょう(※)。
※: スキル回しのみ研究したい時は、零式木人よりも、装備の影響を排除できる
「レベル???級」で練習するのがおススメです。この木人を安定して壊すには、感覚的には90点以上の完成度の回しを要求されます。零式木人を倒せた人もぜひ練習してみましょう。
また、実際にはこれを
ギミック処理しながらこなすことになるので、
手癖でスキルが回せると言える程度には習熟する必要があります。そこで、ある程度自信がついたら
極討滅戦で実践してみましょう。例えば、今パッチなら
極ヴァルガリマンダ討滅戦が手ごろでしょう。
ギミックを避けながらスキルを回し続けるのは大変だと思いますが、
ボスの攻撃を見ながらスキル回しを止めない、というのは零式攻略で最低限求められるキャラコンです。逆にこれがスムーズにできるようになってくれば、零式木人も自然と倒せるようになってくるはずです。うまくいけば
人気の羽マウントというご褒美もあります。頑張ってみましょう!
(ちなみに、現行パッチではジョブごとの有利不利というのはさほど大きくありません。どのジョブでもクリアできます。モチベーションを保つ意味でも、自分の好きなジョブで練習するのがおすすめです)
次回予告長くなってきたのでここで一区切り。次は
装備と飯薬の調え方を紹介します。よく
「零式は新式フル禁断がスタートライン」という言い方をしますが、とはいえ
「そんなお金はない、だけど興味がある」という方も多いはず。実際、新式フル禁断はあくまで
早期攻略勢が零式に挑む際に必要な投資というだけで、実装から一か月も経てば、最低限の装備ステータスを満たすにあたって色々と代わりの選択肢があります。
次回の「装備編」では、そのあたりの考え方を含めてご紹介します。
公開しました → 装備編