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【RP二次創作記事】郷愁の勇者 【親友の想い王女の願い 後編】エピソード13

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エピソード12からの続き



今までのあらすじ

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昭和初期の東京下町生まれの霧島あやかは軍人の父と髪結い師匠の母を持つ比較的裕福な家庭に育つ。尋常小学校時代に自宅の庭でモーグリ族のモグポンと出会い、彼をエオルゼアに返すためのお使いクエストに巻き込まれる。ギルを得たので夢ではないと思うものの時代の流れは急速に変化。二十歳で大東亜戦争に従軍看護員として出征。同期の紀ノ国屋優子という親友を得てマレーからビルマに転戦し、英印連合軍との戦闘や抗日ゲリラの破壊工作でたくさんの同胞の死を目撃する。親友おゆうと司令部の営庭に畑と花壇をコッソリ作っていた。帝国陸軍の理解は得られたが、英空軍の日課であった威力偵察の銃撃により、おゆう共々命を落とした。かに見えたが、西ザナラーンのクレセントコーヴの漁場で浮いているのを住民によって発見され、メリルダ姉弟や伝説の彫金師モモロトの助けにより、エオルゼアの生活に慣れていく、クレセントコーヴの波打ち際で天草を見付けた事から、甘味料を求めてベスパーベイへ向かう。初めての冒険で一匹狼の冒険者タラハシーと出会い辛くも足跡の谷を踏破。道中で盗賊団の事件に巻き込まれメリルダ姉弟とモモロトの命が狙われるが、開花した光の戦士の戦闘力とラウバーン局長の直轄である不滅隊のヘクター少闘士率いる討伐部隊により間一髪で3人を救出。汚職銅刃団員と盗賊団の相談役だった村長ヘイロ一派の捕縛に成功した。その後、不滅隊の女性剣士ミルズの勧めでウルダハのギルドマスターモモディを紹介され、王都に向かう。護身術を体得するため剣術士ギルドに入門し、ミラ団長やアルディス、不思議な存在感のある男シロウと出会う。ウルダハのヤクザとの戦いで貴族令嬢リリラの目にとまり隠密冒険の護衛をすることになった。大王樹での上位妖魔との死闘の最中、リリラの正体が明らかになり、彼女の願いを実現させるため授かった力を武器に前に進もうと決意した。リリラ嬢との旅の最中、アラミゴの難民問題にふれたり、鉱山の魔物退治の際、賢人ヤ・シュトラとの出会い等、冒険者としての見識を広げていていた時、モモディを通じてウルダハ王宮直属の騎士団に呼び出されメリルダ姉弟と再会を果たすが王宮を巻き込んだ陰謀との対峙に関わっていくことになった。


ホライズンの居酒屋で奇妙な組み合わせの男二人がカウンターに座っていた。

ヒューラン族の冒険者とララフェル族の銅刃団員。
「一杯くらい大丈夫だろう?」とシロウはフフルパに酒のメニューを見せる。「いえいえ^^自分はこれから夜勤でありますので!」と紅茶を注文していた。
「おいおい。密輸団を逮捕したのにご褒美もなく通常勤務なのか?」
シロウは憐みの表情を見せる。
「この件はシロウ殿の活躍で解決できたのであります。。。まさか銅刃団の連隊長バルドウィンがサー・キヴロンの残党と関わっていたとは。。。本当に申し訳ないであります。」ティーカップを両手で持ちフフルパは俯く。

「お前のせいじゃないだろ?(あいつらが襲ってきたのは俺のせいだ。('ω')焼いちまったからな。)レオフリックの奴もおまえを褒めていたじゃないか。(俺はまた巻き込みやがったと脛蹴られたけどな)」柄にもないことを言ってしまったとシロウはエールのジョッキを飲み干す。フフルパは少し表情をやわらげた。「レオフリック連隊長と旧知の仲だったとは驚きでありました。。。神のお導きでありましょうか。」(いや。腐れ縁だろうな!)
シロウは苦笑しつつも考える。この手の事件は今に始まったことじゃない。王都から距離が有り、住民は教育を受ける機会の少ない貧民が大半だ。数の計算はおろか読み書きだって出来るのか怪しい連中ばっかりだ。騙して手駒にするのはチョロい。リムサロミンサからの流通はあるがその利権を仕切っているのは欲に目のくらんだ砂蠍衆の魑魅魍魎共。雑草は刈れても根っこの方は知らないところで暗躍してるんだろうな。それよりこの事件。鉱物の横流しは判る。俺も権力者だったらちょろまかす自信がある。だがあの大量のクリスタルをいったい何に使うんだか?生活には確かに欠かすことのできないものだが。。。庶民でも簡単にさばける物に誰が大金を注ぎ込んでいるんだ?ホライズンとベスパーベイの状況をかんがえると不意に口に出てしまった。「ご苦労さん。護身刀大事にな。正道のフフルパ。」

ドカン!と居酒屋の扉が開き大男が漫勉の笑みで近づいてきた。「こんなところでくすぶってやがったのか?シロウ!」「またお前か・・・トラブル運搬人め」アルディスは横に腰掛けてシロウの予想の斜め上を行く。「お前また今度は銅刃団とやらかしたらしいじゃねぇか!なぁクガネに行かねえか?あそこならミラに見つからねぇぞ!」嫌な予感しかしなかったがシロウはどんな街なのか思いを巡らせた。アルディスのテンションからすると恐らく、サケ、メシ、オンナ、だろうなと。。。リムサの海賊衆がクガネという東の海を越えた街に行く予定があるらしい。人脈は作っておくかと少し乗り気な態度をみせた。


人の身長くらいある大剣を二刀流で軽々と操り素早い斬撃を繰り出してくる。以前、ササガン大王樹で現れた妖魔は飛行に苦戦したが、今回は圧倒的な戦力差だ。とてもソロで太刀打ちできる相手じゃない。モモロトに譲ってもらった光の戦士が霊災前に使っていたとされる可変型の剣。これだけが今私の命を繋いでいる。もし、前回の様に市販のバスタードソードだったら一撃で折られていただろう。盾もそろそろ限界だった。

ランダムに黒法衣から繰り出される無属性魔法攻撃は盾で受けるしかない。あと2~3発食らったらもう立っていられなくなる。自分の斬撃が妖魔に通用しない。。。剣筋ばかりに気を取られ、重大なことに今気が付いた。紫色の空。これは結界内。どこかにエーテルの球体があるはず。一瞬、周囲に気が向いたとき、妖魔はそれを見逃さなかった。斬撃ではなく回し蹴りがきた。。。ロウブロウ。剣術の稽古でも習った相手の連続技を中断させる牽制だ。威力はそう高くないが構え直すときに隙が生まれる。脇腹に激痛が走り後方に飛ばされた。盾を前に起き上がると容赦なく斬撃が振り下ろされる。しかし、妖魔は間合いを詰め過ぎた。懐にもぐるようにさらに詰め妖魔の顎を狙い、真上にメイルブレイカーを突き立てた。妖魔が悲鳴をあげるが、ダメージは浅い。怒り狂っている妖魔の頭上から炎の一閃が降り注いだ。
漆黒の竜騎士ロックハートさん?すると3人の騎士が双剣の妖魔を取り囲んでいた。戦士のグレイ、吟遊詩人のライル、白魔導士のフェイ。ドラゴン族と1000年以上戦っているエレゼンの騎士たち。ケアルラが飛んできた。ハイエリクサーを飲んだ時と似ている。

「間に合って良かったですね。あちらの方からあなたの援護を依頼されましてね。」ロックハートが指さした先から水しぶきを上げサンクレットが走ってきた。
「エーテル球は破壊した!結界が解けるぞ!反撃開始だ!」カン!カン!サンクレットが術を発動する。「痺れさせてやるよ!くらえ!忍術!雷遁!」黒法衣がはじめて悲鳴を上げた。効いてる。
グレイが叫ぶ。「このデカ物のヘイトは俺が引き受けた!黒法衣は頼んだぞ!」ディフェンダーというスキルを発動。双剣の妖魔はグレイと対面した。
綺麗な音色が辺りを包む。ライルの調べは周りの味方に身体能力の底上げを行うようだ。
「紳士淑女の皆さん。今宵一曲目は賢人のバラードをお楽しみください。Let's sing for you!」
周囲が淡青色の光の包まれる。これも結界のようだが黒法衣の物と違い体が軽い装備の重さも感じない。「アサイラム・・・」フェイが小さく呟く。この結界は継続的に回復させる効果があるようだ。

双剣の妖魔にも自己回復のスキルがあるようだが回復が間に合っていない。グレイを執拗に攻撃しているが倍以上の反撃を受けている。ライルの放つ矢にはまるで目が付いているようだ。どの方向から射撃しても正確に妖魔を捉えていた。ロックハートの3連撃を見ていたらアルディスの人間離れした戦闘力を思い出した。その力は私にも授かることが出来るだろうか。。。

黒法衣のヘイトを取り冷静に攻撃予兆を確認する。やはり手強い格上の強敵だ。魔法を操る相手がこんなに厄介だとは思わなかった。しかし、サンクレットによる後方側方からの攻撃が確実に効いているようだった。これならいつものようにゴリ押しで!と考えたらサンクレットが口元で手をグー、パー、の仕草をしきりに私に見せていた。
その意味は?相手をよく観察してみるとグー、パーに合わせ黒法衣は何かを呟いている。魔法には詠唱が必要!理解した。インタージェクト!敵の範囲攻撃の詠唱に合わせて、剣術士ギルドで習ったが使いどころがよく分からなかったスキルを試してみた。サンクレットが不敵に笑う。
カン!カン!カン!「朽ち果てろ!忍術!土遁!」円形範囲攻撃の詠唱を強制終了させられ黒法衣はあわてて次の詠唱を始めたがもう遅い、弱体化がはじまり物理攻撃のレジストも隙だらけになった、母に聞かれたら怒られるであろう雄叫びをあげ、ボロボロの盾を捨て一気に間合いを詰め、黒法衣の顔面に剣を突き立てた。
チェストー!!」鹿児島人同士の剣道の試合でみんなこれを怒鳴っていた。赤く光る面が砕け断末魔の悲鳴を上げる。黒法衣は黒い霧となり霧散した。

回復魔法の援護は有ったが今回もギリギリだった。_| ̄|〇こんな姿勢になった。
サンクレットが笑いながら言う。「わかってもらってよかったよ。タンクとは言えガンガンまともに食らってるからさぁ」もっと分かりやすくアドバイスが欲しかったけど声に出したら黒法衣に対策取られちゃうからね。。。と自己完結した。

ロックハートのパーティーに目をやるとやはりとっくに倒していた。
「相談なのですが?この双剣と魔物の素材は私たちが頂いていいのでしょうか?」
考えるまでもない命の恩人だ。。。それにPARTY戦を勉強させてもらった。

この人たちにとっては当たり前の戦い方であっても駆け出しの冒険者にとっては何よりの教材になる。
パパジャン殿に追加ボーナスをお願いしておこう。

「これあげる。。。」白魔導士のフェイが宝石のような結晶石を手渡してきた。
これは?と聞く前に「ブラックブラッシュ停留所の北東に狼煙の丘が。。。気が向いたら行ってみて。。。装備につけてもらえるから・・・」と。

パパジャン殿の一隊と再度合流して黒法衣の報告をした。その後、一行はブラックブラッシュ停留所で夜を明かすことになった。白魔法について聞いていると「フェイ。今日はよくしゃべりますね。」ロックハートがお酒で赤くなった顔をほころばせ言った。もう一つ気になっていたので聞いてみた。パーティー名のBOHとはどおいう意味ですか?グレイが得意げに言う。
「Bond of harmonyだ。この世界には無きゃいけないものだ。」彼らがなぜこれを命名したのか私が知るのはもっと先になる。ライルの歌声が心地よく、夜は更けていった。


ここは荒野の王都ウルダハ。また一つ詩人が語る英雄譚が乾いた風に乗り人々に届く。


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Shyne Bonds
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