やっと若葉とお別れする決心ついたので、メインストーリーを進めました。
以前からちょっと気になっていたヨツユ。
(キャラ的に濃いのはアサヒだけど、典型的な小物の悪党感が否めないので特に考察はしない。)
ヨツユに何が起こっていたのか。と言う勝手な考察です。(長いです。最近これ多いな。)
ヨツユは養父母に虐待されて育っている。
また、嫁ぎ先では夫からのDVを受けていたようでもある。
その後、妓楼勤めを経て、ドマ代理総督まで登り詰める。
ヒエンに斬られ、流されてゴウセツと流れ着いた後には「ツユ」なる童女となっており、ヨツユの記憶を失っている。
周りは「記憶を失った」と説明しており、ユウギリも「芝居とは思えない」と評価している。
私も当初は外傷性の記憶喪失(交通事故などで一時的に記憶の混乱が生じること)もしくは高次脳機能障害(脳挫傷により脳の機能に障害を起こし、認知機能や感情のコントロールが出来なくなる障害)を疑った。
(よくドラマである交通事故の後記憶喪失、というやつ。経験のある方もいるとは思うが、事故の前後が思い出せないということは臨床的にもよくある。)
しかし、その後ゴウセツが「童のよう」と評する言動を見ると、心因性の健忘及び退行である可能性が高いと判断を改めた。人の心は不思議なものであまりにも強いストレスに晒された時に「忘れたい」と強く願うことにより、本当に思い出せなくなることがある。結果、判断力や言動が年齢よりも幼くみえる場合がある。
(乱暴に言えば酔っ払いが子どものような言動をとったり、自分の行動を思い出せなくなったりする感じ。酔っ払いはアルコールのせいでそうなっているので酔いが覚めれば元に戻るけど、強いストレスのせいでそうなっている場合はなかなか元には戻らない。)
その後、アサヒがヨツユを養父母に面会させ、ヨツユが養父母を刺すシーンで、また考えを改めることになる。
そこにいたのは、まごうことなく、「ヨツユ」であったから。
あれだけ強いストレス下で病状が回復するとは思えず、寧ろ、解離症状(その場から逃げ出すまたは失神するなどの病的反応)を起こしてしかるべき状況で「ヨツユ」が顔を出す。
これは解離性同一障害と判断すべきケースかな、と。
物語の中ではよく登場する「解離性同一障害」所謂、多重人格だ。
センセーショナルが故にフィクションの世界ではよく登場するが、いまいちその病状や背景については理解されていない。
解離性同一障害の背景にあるのは、心的外傷(いわゆるトラウマ)だ。それも幼児期の虐待によるものが一番多い。その多くは性的虐待であるために、日本においては女性の発症率が高い。
ヨツユが美しい少女であったことを考えると何があったのかは容易に推察できる。
二重人格という表現をされることが多いが、実際には統合されない人格が数多く存在する。
非常に多く見られる「弱くて守られるべき幼い私」である幼児の人格が発現するのも特徴的である。
また、冷酷で共感性に乏しく、反社会的な人格が出現することも多い。そのため凶悪事件の犯人にこの障害を当てはめる専門家がいる。必要以上にセンセーショナルに語られることもある。
つまりヨツユは記憶喪失ではなく「解離性同一障害」であった。
と考えると、ツクヨミの半分白、半分黒の蛮神姿は象徴的である。(アシュラ男爵…と思った人、同年代なので仲良くしましょう。)
とすると「ツユ」はどこに行ったのか。
「ツユ」はヨツユの数多い人格の一部であり、ゴウセツに出会って「愛される家族」になるために「ヨツユ」に代わって出現したとみるべきか。
最後にヒエンが「ツユという娘は存在した」と語るとおり、ヨツユの中にずっと「ツユ」は存在していた、と言うことではないか。
正直、解離性同一障害が完治することは現実にはほぼない。
後はどうやって社会と折り合いをつけて行くか、という支援の問題になる。
しかしながら、フィクションの世界。私としては最後にヨツユの中の「ツユ」(他にもいるであろう多くの人格)が統合され、最後には完全なるヨツユとしてエオルゼアに帰っていったと信じたい。
という所見です。
異論は認める。
こんなことをマジメに考えている私ってw
結構ハマってるように見えるんだろうなあw
追記.障害名が古かったので現状に訂正しました。申し訳ありません。